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森友問題:財務省側が1億3千万円にしたいといっている録音が公開された

2016年5月下旬(から6月初め)ごろの会話記録

池田靖・国有財産統括官が籠池夫婦と地土地の価格交渉をしている録音が「グッディ」で流された。 この情報は以前少し新聞で出たが、音声そのものが出されて動かしがたい事実となった。

池田靖・国有財産統括官の発言

「できるだけ早く価格提示させていただいて、ちょっとずつ土地も処分しているけど ですのでそこそこの撤去費を見込んで価格計上させてもらおうと思ったんですよ。だから我々の見込んでいる金額よりも(撤去費が)少なくても我々は何も文句は言わない。」

「籠池理事長がおしゃっている「ゼロ円に近い(価格で売ってほしい)」がどういう風にお考えになられているのか(おしえていただきたい。)売却価格が0円ということかと思うが、私どもが以前から申し上げているのは有益費(国が出したごみの撤去費用)の1億3千万円という数字を国費として払っているので、(国が土地のごみ撤去に使った1億3千万円くらい)その分の金額ぐらいは少なくとも売却価格は出てくると、そこはなんとかご理解いただきたい」

籠池「(池田氏が言っている)1億3千万円が云々、というよりも、ぐーんとさげていかなあかんよ」 f:id:hiroponkun:20170801163529j:plain

つまり財務省・官僚側が価格で「形式的にごみ撤去費用を大きくして特別にこれぐらい安くしておきます」と言っている。まったく適切な価格設定ではなかったことが明らかとなった。

なぜこんなに官僚側が籠池のような怪しい人物に特別に配慮してこの価格でいいでしょうかと超安値で伺いを立てるのか。

それは籠池の裏に首相や右翼政治家などがあると思ってのこと以外には理由はあり得ない。

財務省理財局長の佐川は「先方にあらかじめ不動産鑑定というかその価格について申し上げることはない」と国会で答弁している。

ここには2つのウソがある。土地価格をあらかじめ伝えていたので伝えていないというのが嘘だったことと、不動産鑑定を正しく行って土地の売却価格を決めたといっている点が嘘だという、2つだ。

犯罪を示すような物証、うそを言っていることが明白な物証がでてきているので、幕引きは許されない。 麻生財務大臣は無視して逃げようとしている。

安倍政権の本質が浮き彫りになっている。

1年前の参院選と比べて、森友問題以降、大きく潮目が変わった。いいことだ。