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慰安婦問題 事態が「誤りの修正」の方向に動き出した

2015年末に突如締結された「日韓合意」はひどいものだったが、ここにきてようやくその見直しが始まった。大統領を先頭に韓国全体ががその方向で動きだし、日韓合意に基づく韓国の財団も活動を停止し解散の方向だ。再交渉していかねば「最終的な解決」などありえない。 誤りは修正されねばならない。

なお日本政府は本気で謝罪していなかったので、反動的な対応をとっている。おかしなことだ。「謝ったやろ。蒸し返すな」と言ってまた怒っている。DV加害者の悪いパターンとおなじ。

ネット右翼も、「もう日本は約束を履行したから知らん!」「韓国の内政問題で、日本は関係ない」「いくら泣き付こうが、こっちは「合意履行!。」を、繰り返せば良い、これで突っぱねることができる」などといっている。 「反省したはずの国」の国民がこれだから、何も解決していない。最終的解決など全くしていないことがまた明白になっている。

以下関連情報の確認。

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日韓合意「全て誤り」文大統領、元慰安婦らに謝罪 毎日新聞2018年1月4日 19時59分(最終更新 1月4日 22時43分)

【ソウル米村耕一】韓国大統領府によると、文在寅(ムン・ジェイン)大統領は4日昼、元慰安婦8人や支援団体の関係者と懇談し、2015年の慰安婦問題に関する日韓両政府合意に関し「みなさんの意見を聞かず、意図に反する合意をしたことを大統領として謝罪する」と述べた。また、合意を「真実と正義の原則に反し、内容と手続きの全てが間違っていた」と強い調子で批判した。一方、一部の元慰安婦らが求める破棄や再交渉は、容易でないとの認識も示した。

 合意の取り扱いについて、韓国政府は康京和(カン・ギョンファ)外相直属の作業部会が昨年12月に公表した合意に批判的な検証結果を受け、今月初旬にも決定する。  文氏はこの日、午前中にソウル市内の病院に入院中の元慰安婦を見舞い、昼食会に臨んだ。合意に関しては「慰安婦問題が解決されたとは受け入れられない」と改めて主張した。

 一方、「両国間の公式な合意でもある」とも述べて重要性を指摘。病院を訪問した際にも「両国関係の中で(問題を)解いていくことは簡単ではない」と述べ、再交渉などは現実的には困難との認識も示した。

 昼食会に出席した元慰安婦李容洙(イ・ヨンス)さん(89)は日本の「公式謝罪と法的賠償」を求めた。

 康外相は4日に放送された韓国CBSラジオとのインタビューで、合意の破棄や再交渉について方針は決まっていないと強調した。 日本政府が抗議  日本政府は4日、文氏の発言に対し、ソウルの日本大使館を通じて韓国外務省に「合意を変更するなら日韓関係は管理できなくなる。断じて受け入れられない」と抗議した。

慰安婦検証報告書】日韓当局間の非公開やりとり <慰安婦合意「秘密交渉」 被害者意見「集約せず」> <韓国世論 朴氏罷免が「決定打」に> <河野外相「変更なら関係がマネージ不能に」>

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慰安婦財団理事長が辞意=事実上、活動停止か-韓国 2017年07月23日

日韓両政府の慰安婦問題をめぐる合意に基づいて設立された「和解・癒やし財団」の金兌玄理事長=2016年7月、ソウル(AFP=時事)  【ソウル時事】慰安婦問題をめぐる日韓政府間合意に基づき設立された韓国の「和解・癒やし財団」の金兌玄理事長が辞意を表明した。財団関係者が23日、明らかにした。創立1周年を迎える28日前後に正式発表される見込み。

 今年5月に発足した文在寅政権は日韓合意や財団に批判的で、財団の活動は事実上、停止状態になるとみられる。活動停止や解散を決めれば、財団を通じて慰安婦合意の履行を求める日本政府が反発するのは必至だ

 財団は昨年7月に発足し、金氏を理事長に選出。日本政府は合意に基づき10億円を拠出した。事業では合意の時点で存命していた元慰安婦47人に対し、1人当たり約1億ウォン(約1000万円)の現金支給を実施することになっており、これまでに36人が受け入れる意向を示した。また、死亡者199人には約2000万ウォン(約200万円)を支給することになっている。

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