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朝鮮高級学校 修学旅行おみやげ取り上げ事件

朝鮮高級学校へのいやがらせ  修学旅行おみやげ取り上げ事件

 

 

以下の嫌がらせ事件、すでに紹介しましたが、それについて、寺島栄宏さんが書かれたものを知りましたので、紹介しておきます。

 

事件


神戸朝鮮高級学校(神戸市)の生徒62人が6月28日、「祖国訪問」を終えて関西空港に到着した際、約半数の生徒が、税関職員に北朝鮮の国旗などが描かれた化粧品や薬などの土産品を、経済制裁で持ち込みが禁止された輸入品だとして押収された。押収品には親族や友人からの贈り物も含まれていた。
これに対して、在日本朝鮮人総連合会朝鮮総連)は29日、日本政府に抗議する会見を開いた。徐忠彦・国際統一局長は「日本政府が対話を望むならば、非人間的な措置をやめるべきだ」と主張した。

*****


修学旅行おみやげ取り上げ事件
| 「朝鮮人としての尊厳」に傷をつけた担当官
| 当局への朝鮮高校生の怒りと涙

 

└──── 寺島栄宏(ジャーナリスト、メールマガジン読者)

 

 

6.14~28にかけ朝鮮高校生の修学旅行に引率として朝鮮に行ってきました。米
朝共同宣言の平和と繁栄の流れの中で行く修学旅行は、また格別な思いがありま
した。
なによりも楽しく、なによりも感動的な15日間が…、最後は最悪な修学旅行に。

お土産、没収の嵐。泣きわめく女子生徒、悔しくて悔しくて怒りの抗議をする
男子生徒。地獄絵図でした。関西空港税関の対応は「上の指示で輸入が禁止され
ているから」のみ。


若干18歳の高校生に「任意放棄書」なるものを「強制的に」書かせる当局の方々
には人の心がないのでしょうか。


あまりの悔しさに、せめてクッションなどのお土産の紙だけでもと、一枚一枚
回収する男子生徒。ゲートを出た瞬間に泣き崩れていました。


しかも飛行機の遅れもありゲートを出たのは0:00過ぎていました。悔しさに今
も眠れません。

 

××す。
もちろん、お土産を奪われたショックも大きいです。これからはそんな事が無
いように、どうにか無事に持ってくる手段も考えないといけないとは思います。
でも生徒たちが何に泣き、何に怒ったか。


自分たちの「朝鮮人としての尊厳」に傷をつけた担当官、当局への涙、怒りで
あり、「モノ」への執着ではなかったのでしょう。


結果はわかっていても、怒りに震え、私の手を何度も振り払いながら抗議する
生徒たちを見ながら、心の底からそう思いました。