中島みゆきさんはやっぱり・・・
大学の講義でのスピリチュアリティの理解の参考に中島みゆきさんの「誕生」
を紹介しようと準備。
その他、シングル単位的感覚で「二隻の舟」
「世情」や「ファイト!」も。
また最近、NHKで中島みゆき特集があって、そこであらためて、弱きものにやさしいなと。
「命の別名」
最後まで覚えられない 言葉もきっとある
何かの足しにもなれずに生きて 何にもなれずに消えて行く
僕がいることを喜ぶ人が どこかにいてほしい
石よ樹よ水よ ささやかな者たちよ 僕と生きてくれ
命につく名前を「心」と呼ぶ 名もなき君にも 名もなき僕にも
けれどもひとには 笑顔のままで泣いてるときもある
石よ樹よ水よ 僕よりも誰も傷つけぬ者たちよ
繰り返すあやまちを 照らす灯をかざせ
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「空と君とのあいだに」
君が涙のときには 僕はポプラの枝になる 孤独な人につけこむようなことは言えなくて
君を泣かせたあいつの正体を僕は知ってた ひきとめた僕を君は振りはらった遠い夜
ここにいるよ 愛はまだ ここにいるよ いつまでも
空と君とのあいだには今日も冷たい雨が降る
君が笑ってくれるなら僕は悪にでもなる
憎むことでいつまでもあいつに縛られないで
ここにいるよ 愛はまだ ここにいるよ うつむかないで
空と君とのあいだには今日も冷たい雨が降る
君が笑ってくれるなら僕は悪にでもなる
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で、「誕生」
ひとりでも私は生きられるけど でもだれかとならば人生ははるかに違う
強気で強気で生きてる人ほど 些細な寂しさでつまずくものよ
呼んでも呼んでもとどかぬ恋でも むなしい恋なんて ある筈がないと言ってよ
待っても待っても戻らぬ恋でも 無駄な月日なんてないと言ってよ
めぐり来る季節をかぞえながら めぐり逢う命をかぞえながら・・・
けれどもしも思い出せないなら
私いつでもあなたに言う 生まれてくれて welcome
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「二隻の舟」
時よ最後に残してくれるなら
寂しさの分だけ愚かさをください
おまえとわたしは たとえば二隻の舟
暗い海を渡ってゆくひとつひとつの舟
風は強く 波は高く 闇は深く 星も見えない
風は強く 波は高く 闇は深く 暗い海は果てるともなく
風の中で 闇の中で たかが愛は木の葉のように
わたしたちは二隻の舟
ひとつずつのそしてひとつの”
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