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岸田政権の人権感覚のおかしさーー杉田議員を「総務政務官」に任命

岸田政権の人権感覚のおかしさーー杉田議員を「総務政務官」に任命

 

2022年8月18日 

 

岸田政権の人権感覚のおかしさが杉田議員を「総務政務官」に任命したこと、簗和生氏を文部科学副大臣にしたことであらわになった。

特に、杉田議員、この自民党内でも最も極右で差別主義者の議員を自民党から除名すべきであるのに、しないどころかいっていの評価を与え仕事を与えるとはとんでもない。岸田首相は、なぜこのような人物をあえて登用したのか、説明すべきである。

 

以下のように、平気で「統一教会と関係ない」とのべているが、そのうち問題がいろいろばれて馬脚を現してしまうであろう。岸田首相は、こんな人物を任命した責任を問われるべきである。

 

杉田議員がこれまでいかにひどく差別的なことを積み重ねてきたかは、他の記事でも示されているので省略。

 

ここでは安倍氏のお抱えであったことを再確認しておく。

 

自民党杉田水脈議員は、LGBTの人は生産性がないから、行政として特に何かする必要はないと言って、LGBTQの権利を認めていくこと、同性婚などに反対している。その発言が問題になったあとも、新潮社「新潮45」は保守派論客を集めて杉田議員をさらに擁護した。そのため廃刊に追い込まれた。

杉田議員がどういう人かについては、ネットでもさまざまにまとめられているが、彼女は明確な極右的思想の持ち主で、安倍首相が議員にした人物である。その思想に沿って、慰安婦問題などでもヘイトスピーチ的スタンスを取り、2020年には「女はいくらでも嘘をつく」といって性暴力被害への無知も支援した人である。

このような人物であり批判も多いのに、2021年御選挙においても、安倍氏は彼女を中国地方比例1位にしたため、なんなく当選した。つまり自民党はこうした明確な差別主義者を、まともな政治家として選挙リストに挙げて仲間として迎え入れているのである。この行動のどこに、多様性への理解が見えるであろうか。

 

以下、関連記事3つだけ紹介

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杉田水脈議員 総務政務官就任で早くも過去発言が続々問題視「統一教会の支援問題ない」

2022 8/15(月) 18:36配信 女性自身

総務大臣政務官を拝命いたしました。身が引き締まる思いです。担当する業務は行政管理、行政評価、統計等となります。18年の地方公務員としての現場の経験を活かし、国の諸課題に対応して参ります》 【写真あり】国会開会式に和服姿で登場した杉田議員 8月13日、Twitterにこうつづったのは自民党杉田水脈議員(55)だ。その前日、岸田文雄総理大臣(65)が臨時閣議副大臣政務官を決定。そこで杉田議員は総務大臣政務官に任命されることとなった。 しかし、この“要職就任”が早くも波紋を呼ぶことにーー。これまで杉田議員が、数々の“問題発言”で波紋を呼んできたためだ。 「杉田議員は’15年6月に配信されたネット番組で『生産性がない同性愛の人たちに、皆さんの税金を使って支援をする。どこにそういう大義名分があるんですか』とコメントしていました。 その3年後には、“新潮45騒動”が社会問題に。雑誌『新潮45』’18年8月号で、LGBTに対して《彼ら彼女らは子供を作らない、つまり『生産性』がないのです》として、《LGBTだからといって、実際そんなに差別されているものでしょうか》と書きました。 人間を生産性ではかることは優生思想につながるものだとして、LGBTの当事者だけでなく障害者支援団体からも非難が殺到。杉田議員の寄稿は国外からも非難されることとなり、『新潮45』は休刊に追い込まれることとなりました。 そのいっぽう安部晋三元首相(享年67)は当時、『まだ若いから』との理由で杉田議員を擁護。また自民党の対応も“指導のみ”にとどまっています」(前出・全国紙記者)

 

■「女として落ち度がある」「女性はいくらでもうそをつく」 また元TBS記者の山口敬之氏から性行為を強要されたというジャーナリストの伊藤詩織氏に対しての“暴言”も、物議を醸してきた。 「杉田議員はBBCの番組で、伊藤氏に対して『男性の前で記憶がなくなるまでお酒を飲んだのは、女として落ち度がある』などと発言。この発言は『セカンドレイプだ』と批判されました。 さらに‘20年9月、女性への性暴力などに関連して『女性はいくらでもうそをつけますから』と自民党の部会の合同会議で発言していました」(前出・全国紙記者)

 

■旧統一教会からの支援は「何の問題ない」 杉田議員の“問題”はこれだけではない。安倍元首相の銃撃事件以降、世間から厳しい視線が注がれている旧統一教会について’16年8月、Twitterで《幸福の科学統一教会の信者の方にご支援、ご協力いただくのは何の問題もない》と投稿しているのだ。そのツイートが、今回の“要職就任”を受けて改めて波紋を呼んでいる。 「現在、旧統一教会と関係をもつことで、政治家が教団の広告塔になっているとの指摘が相次いでいます。そこで松野博一官房長官(59)は、今回の内閣改造の人事は『旧統一教会との今後の関係を見直すことを求め了承した人のみ任命した』と強調しました。しかし、『問題ない』とまで言い切っている杉田議員がどこまで“見直し”できるのかと、懐疑的な声が上がっています」(スポーツ紙記者) 数々の問題発言をしてきた杉田議員。

 

そのため、Twitterでは「#杉田水脈氏の総務政務官起用に抗議します」というハッシュタグがトレンド入り。さらに、こんな厳しい声が上がっている。 《女性や性的マイノリティを貶め、差別を助長する発言を連発してきた杉田氏が、これまで何ら処分も受けずに国会議員をつづけていること自体が異常なのだが、挙げ句、政務官にまで抜擢するとは》 《杉田を政務官にするという事は、岸田政権も差別を容認するという事、あり得ません》 《岸田総理はもっと市民の声を聞いて下さい》 《「幸福の科学統一教会の信者の方にご支援、ご協力いただくのは何の問題もない。」この様な方を総務大臣政務官に就任させて大丈夫なんですかね・・・??》

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同性カップル「生産性ない」、杉田水脈氏が政務官 抗議や批判広がる

朝日 塩入彩2022年8月16日 5時00分

 

 第2次岸田改造内閣で、過去に性的少数者をめぐる発言などが問題となった杉田水脈氏が総務政務官に、簗和生氏が文部科学副大臣にそれぞれ起用され、ネット上などで抗議の声が上がっている。当事者は政策への影響を懸念し、「差別を許さない姿勢を明確にしてほしい」と話している。

同性カップルは「生産性なし」 杉田水脈氏の寄稿に批判

杉田水脈政務官、旧統一協会との関わりを否定 「誰が定義するのか」

 政府は12日、副大臣26人と政務官28人の人事を発表した。杉田氏は2018年7月発売の月刊誌「新潮45」で、同性カップルを念頭に「彼ら彼女らは子供を作らない、つまり『生産性』がない。そこに税金を投入することが果たしていいのかどうか」と行政による支援を疑問視する寄稿をし、批判を浴びた。

 

過去の発言へ「コメントは差し控えたい」

 杉田氏は15日、朝日新聞の取材に対し、記事について「当事者を差し置いてLGBTを政治利用すべきでないという思いや、政策の優先順位について私見を述べる目的であった」と釈明しつつ、「不用意に『生産性』という表現を用いたことで誤解や論争を招き、結果として不快と感じ、傷付いた方々がいらっしゃることを重く受け止めております」と回答。今後は、「当事者の方々の声もお聞きしながら、LGBTの方々への理解増進はもとより、差別やいじめのない社会の実現に向けて努力する所存です」とコメントした。

 

「種の保存にあらがう」 自民議員のLGBT差別相次ぐ

 一方、簗氏は昨年5月の自民党の会合で、「生物学的に自然に備わっている『種の保存』にあらがってやっている感じだ」と述べたと報じられている。簗氏は15日の事務引き継ぎの後、報道陣に対し、「いまは副大臣で行政に身を置く立場なので、コメントは差し控えたい」と述べた。今後について、「啓発資料や支援事例の提供などの取り組みを引き続き進めていきたい」とした。

 両氏の起用に、ゲイであると公表し、性的少数者の情報を発信する一般社団法人「fair」代表理事の松岡宗嗣さんは「過去に具体的に差別的な発言をした議員が起用されたことは、非常に残念で、憤りを覚える。政権が『問題ではない』と判断したと評価せざるを得ない」と話す。

 松岡さんは公教育など政策への影響も懸念する。「ジェンダーセクシュアリティーに関する権利保障は、安倍・菅政権下ではほとんど進まなかった。岸田政権は、旧統一教会(世界平和統一家庭連合)との接点を含め、性に関する差別や偏見が放置されている状況を一刻も早く改善してほしい」と語った。「岸田首相には、両氏の登用をやめてほしいし、差別を許さない姿勢を明確に示してほしい」と訴えた。(塩入彩)

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杉田水脈氏、旧統一教会関連団体「定義が分からない」

8/15(月) 20:24配信 毎日

 

 杉田水脈総務政務官は15日の就任記者会見で、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)との関係について「統一教会と知った上で関係を持ったことは一切ない」と改めて否定し、教団関連団体との関係については「(関連団体の)定義が分からない」と述べるにとどめた。  杉田氏を巡っては、2016年8月に米ニューヨークの教団施設で講演し、19年4月に熊本県内であった関連団体主催のシンポジウムでも講演したとの指摘がある。  杉田氏は会見で、19年の講演について「主催団体が関連団体とは知らず、現在も確認できていない。(主催団体の)役員の1人が教団関係者との指摘はあるが、講演当時は知らなかった」と説明。「(役員がいることで)関連団体というのかどうかは誰も確認できない。(関連団体の)定義が分からないので、これ以上のことは申し上げられない」と述べた。  会見では、18年にLGBTなど性的少数者は「生産性がない」と月刊誌に寄稿したことについても問われ、「私は過去に多様性を否定したこともなく、性的マイノリティーを差別したこともない」と釈明した。その上で「寄稿を読んで、私の支援者になったLGBT当事者もたくさんいる。(個性や多様性を尊重するという)岸田政権が目指す方向性と何一つずれている部分はない」と語った。【源馬のぞみ】