ソウルヨガ

主流秩序、DV,加害者プログラム、スピシン主義、フェミ、あれこれ

主流秩序論を使ったジェンダー論緒紹介 その3(26年9月段階)

主流秩序論を使ったジェンダー論の内容の一部をNOTEに書いていって公表しています。

今まで2回まとめて紹介した続きです。

今までの紹介

「主流秩序論を使ったジェンダー論」の紹介(6月9日段階) - ソウルヨガ

https://hiroponkun.hatenablog.com/entry/2026/06/10/003050

主流秩序論を使ってのジェンダー論の紹介、続き - ソウルヨガ

https://hiroponkun.hatenablog.com/entry/2026/07/28/113804

 

 

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その続き

 

●67 レポート紹介で講義の《感じ》を知る

学生のレポートの紹介を通じて、講義の《感じ》を伝える|へのる

https://note.com/joyous_dahlia908/n/n7c744be724e5?app_launch=false

 

●68 人権・ジェンダー問題を自分事にする課題、メディア、NHK事件

社会問題(人権、ジェンダー平等)を「自分ごと」にするという課題とメディア、NHK事件|へのる

https://note.com/joyous_dahlia908/n/nc58156fe150e

 

●69 女性アナウンサーの声の高さ

「女性アナウンサーの声の高さ」問題|へのる

https://note.com/joyous_dahlia908/n/n0462852f1f5c?app_launch=false

 

70●AED問題 ネットのだまし

AED問題も怪しい――ネットでの「だまし」(対立を煽るフェイク的分断策)に操られないように|へのる

https://note.com/joyous_dahlia908/n/nb0d6710d0f40?app_launch=false

 

 

71●学生の感想、生の声(8)

学生の体験談、生の声とこの講義への感想とコメント (学生の感想8)|へのる

https://note.com/joyous_dahlia908/n/n8ae1e2c5244b?app_launch=false

 

72●推し活と主流秩序

推し活について--主流秩序論の観点から|へのる

https://note.com/joyous_dahlia908/n/n833f8db5b524?app_launch=false

 

73●結婚制度批判、専業主婦批判の必要性 

結婚制度批判・専業主婦批判とシングル単位、DV論|へのる

https://note.com/joyous_dahlia908/n/n5a61872a76a9?app_launch=false

 

74● シングル単位の大事さ

ジェンダー平等において重要なシングル単位論の理解|へのる

https://note.com/joyous_dahlia908/n/n44167eb0e8bc?app_launch=false

 

75●トロッコ問題と主流秩序とAI

「トロッコ問題」と主流秩序とAI|へのる

https://note.com/joyous_dahlia908/n/nce1b1fd1f4ee?app_launch=false

 

76● 親子心中という表現の問題

虐待関係で「心中」という表現が使われていることへの批判|へのる

https://note.com/joyous_dahlia908/n/n09b78add10ba?app_launch=false

 

77●グロリアステイネム

グロリア・ステイネムさんの最後のインタビュー と映画紹介|へのる

https://note.com/joyous_dahlia908/n/nb76358a6f779

78●田中みなみさんの意見とジェンダー

田中みなみさんの面白い意見を考える――「恋愛の話をすること」と「おごる/おごられる」問題|へのる

https://note.com/joyous_dahlia908/n/n34624ac64708?app_launch=false

 

79●トランプ政治―-第7巻講義録の増補版で加筆

トランプ政治とはーージェンダー論講義録(第7回)の増補版をまとめました|へのる

https://note.com/joyous_dahlia908/n/n85a54f66b82d?app_launch=false

 

80●学生への応答

講義への感想等に対する応答の一例|へのる

https://note.com/joyous_dahlia908/n/na0facd3985cc?app_launch=false

 

81●「しごでき」になりたい学生

「しごでき」になりたいという学生を扱った記事|へのる

https://note.com/joyous_dahlia908/n/n8519f0ebc96f?app_launch=false

82●チョ・ナムジュ「彼女の名前は」

チョ・ナムジュ『彼女の名前は』|へのる

https://note.com/joyous_dahlia908/n/n603026ba000b?app_launch=false

 

83●2022年段階での世界の見方

陰謀論などに吸い寄せられる個人――2022年段階での世界の見方|へのる

https://note.com/joyous_dahlia908/n/n642927b13a98?app_launch=false

 

 

9月26日 にジェンダーについて話をします。

 

9月26日 にジェンダーについて話をします。

 

 

Community College for Women 

CCWの楽学習会が9月26日に行われます。どなたでも参加できます。(無料オンライン(Zoom)

26年9月26⽇(⼟) PM 7:00ー9:00

◆「戦争はどこからくるの」―― 憲法9条 戦争は差別や排除など、私たちの気づかぬ 日常からやってきます

講師 金⾕千慧⼦ (NPO法人女性と仕事研究所相談役・元大学教員)

◆「ジェンダー論概論 - フェミニズム、特権と暴力性」――ジェンダー平等やフェミニズムを「マジョリティ/マイノリティ、特権、暴力」の観点から学ぶ

講師 伊⽥広⾏ (社会学者・大学教員/DV加害者プログラムNOVO運営)

 

●申し込み

2026年9月18日(金)までにQRコード、 または下記リンクより申し込みくださ い。 https://forms.gle/XM7HeTP3LFmDu GY47

 問合せはこちらへ CCW部会事務局 [ ccwoffice2026@gmail.com ]

大阪公⽴⼤学⼈権問題研究センター内 (⼤阪 3-3-138)

 大阪市立大学共生社会研究会CCW部会 https://coexisting1.wixsite.com/academy

 

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CCWについてCCWは、共生社会研究会の部会 として2025年12月発足しまし た。CCWは「学び直しは未来を 創る力をモットーに、従来の日 本にはなかった「社会課題を深 く学び、対話し、市民一人ひと りが社会を変える力を育むこと」を目的として活動していま す。行政や企業、大学、NPO等 の第一線で活躍してきた講師陣 が集い、経験と知見を共有しま す。 ジェンダー平等や市民社会 づくりに関心を持つ女性・男性 の皆様の積極的参加をお待ちしております。

 

10月以降も講座は続きます。

第2回10⽉ 熊野以素 [女性が働く権利 とジェンダー] /

 ⾦⾕千慧⼦ [パート労 働、⽇欧⽐較、ILO175条約]

第3回11月  伊⽥広⾏ [失われた35年と ジェンダー] /

熊野以素 [介護保険制度 と女性]

 第4回12月トークセッション [フェー ズフリーで考える地域社会 - ジェン ダー平等・多様性の視点から] 沢⽥ 薫/増⽥裕⼦/笠井あゆみ

第5回2027年1⽉  古⼭陽一 [アンコン シャスバイヤスと⼈権] /

 荻野令⼦ [ス テップハウスでのキャリア⽀援から の考察]

第6回2027年2月  山極清子 [企業の女 性活躍の課題]

 無料オンライン(Zoom)

 

主流秩序論を使ってのジェンダー論の紹介、続き

主流秩序論の紹介をNOTE に書いていってますが、その紹介の続きをまとめておきます。

前回のまとめは以下です。

「主流秩序論を使ったジェンダー論」の紹介(6月9日段階) - ソウルヨガ

https://hiroponkun.hatenablog.com/entry/2026/06/10/003050

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その続きで最近書いたものの一覧です。

 

55●反知性主義とトランプとメディアの中立主義

トランプ政権の悪影響――「国際報道」まで批判を恐れて中立主義|へのる

https://note.com/joyous_dahlia908/n/n721f2770ee4b?app_launch=false

 

56●トランプのレッドカード

トランプのレッドカード無視問題と主流秩序論|へのる

https://note.com/joyous_dahlia908/n/n15a6a4ee3849?app_launch=false

 

57●ネタニヤフ

ネタニヤフのレトリック「反ユダヤ主義」ーー「弱者の権利の乱用」の一例|へのる

https://note.com/joyous_dahlia908/n/n126e39ff8143?app_launch=false

 

58●DVと虐待

「DVと虐待」対策・改善提言2020」の紹介|へのる

https://note.com/joyous_dahlia908/n/nd5cd9665766e?app_launch=false

 

59●ジャニーズ事務所問題

主流秩序とジャニーズ事務所の問題|へのる

https://note.com/joyous_dahlia908/n/ncfede4f7429f

 

60●レポート課題の紹介

最終レポート課題 紹介|へのる

https://note.com/joyous_dahlia908/n/n4ef2342d7d8a?app_launch=false

 

  • 61 4つのみちを考えることの意義

「4つの道」を考えるということの意義|へのる

https://note.com/joyous_dahlia908/n/n6bb5baecaad4?app_launch=false

 

  • 62 トランプ時代についての考えの整理

トランプ時代・トランプ支持者的状況についての考え方の整理|へのる

https://note.com/joyous_dahlia908/n/nf6e70796dcad?app_launch=false

 

  • 63 ナショナリズムと「反日」

ナショナリズムと「反日」|へのる

https://note.com/joyous_dahlia908/n/n3f2c18825202?app_launch=false

 

  • 64  石丸人気を振り返る

石丸人気を振り返る|へのる

https://note.com/joyous_dahlia908/n/n6dd38a3caada?app_launch=false

  •  
  • 65 参政党を批判するのはエリート主義か  くらたまの玉川批判

 

倉田真由美が玉川徹批判――参政党の躍進を批判するのはエリート主義か|へのる

https://note.com/joyous_dahlia908/n/n9fecea9e35e6?app_launch=false

  •  
  • 66 主流秩序論とは何か――ジェンダー論への意義

主流秩序論とは ――ジェンダー論への意義の入り口|へのる

https://note.com/joyous_dahlia908/n/ne116abec9da6?app_launch=false

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「主流秩序論を使ったジェンダー論」の紹介(6月9日段階)

「主流秩序論を使ったジェンダー論」の紹介として最近書いたものをまとめてお知らせしておきます。(26年6月9日段階)

 

  • 講義録のURL

ジェンダー論講義録、まとめました(URL紹介)|へのる

https://note.com/joyous_dahlia908/n/nf7f3bc112d63

 

  • 講義録の案内――目次など

「ジェンダー論講義録」の内容案内|へのる

https://note.com/joyous_dahlia908/n/n5b4d9f9eadb9?app_launch=false

 

  • アメリカの極右インフルエンサーから考える、「若者の右傾化」と「ネット社会」への対抗策

 

【5万字論考】アメリカの極右インフルエンサーから考える、「若者の右傾化」と「ネット社会」への対抗策(イダヒロユキ)|人民新聞

https://note.com/jinminshinbun/n/n2adf54cbdfb5

 

  • 主流秩序入門:その1

https://note.com/joyous_dahlia908/n/n7a68a069786d?app_launch=false

主流秩序論とは…入門(その1)|へのる

 

  • 主流秩序入門 その2

主流秩序論の入門(その2)|へのる

https://note.com/joyous_dahlia908/n/n7915f455d8cc?app_launch=false

 

  • 主流秩序論緒展開―― 連立方程式と4つの道

「主流秩序論をどう使うか」の簡単な説明|へのる

https://note.com/joyous_dahlia908/n/n2c71a26db298

 

  • 講義概要:どんな講義かの説明

この「主流秩序論を使ったジェンダー論」の「講義概要」に書いたこと|へのる

https://note.com/joyous_dahlia908/n/n2dcb43d4a280?app_launch=false

 

  • エビデンス主義批判

エビデンス主義、「専門家は正しい」主義、知識、科学、アカデミズム、実証至上主義、「研究と教育」、ナラティブと「エモい記事」論についての一考察|へのる

https://note.com/joyous_dahlia908/n/n036757feba7d?app_launch=false

 

  • トランスジェンダーの権利と「女性の安全」の対立の整理

トランスジェンダーの権利と「女性の安全」との対立の整理|へのる

https://note.com/joyous_dahlia908/n/n5237319bf312?app_launch=false

 

  • まとめ

「主流秩序論を使ったジェンダー論」の紹介として最近書いたもの|へのる

 

  • ウーマン・トーキング

おすすめ 『ウーマン・トーキング 私たちの選択』|へのる

https://note.com/joyous_dahlia908/n/nfb6739928e48?app_launch=false

 

  • 脱コルセットと主流秩序

脱コルセット運動と主流秩序 について|へのる

https://note.com/joyous_dahlia908/n/nc5aabe55fd6b?app_launch=false

 

  • 講義への感想とコメントの紹介

講義への感想とコメントの一例|へのる

https://note.com/joyous_dahlia908/n/n5af518774755?app_launch=false

 

  • 講義の学びの体系、そして文学的哲学的なアプローチの必要性

この講義の学びの体系、そして「文学的なアプローチ」も大事という話|へのる

https://note.com/joyous_dahlia908/n/ned650810336f?app_launch=false

  • 講義の感想(その1)

「この講義を受けえた感想」の紹介|へのる

https://note.com/joyous_dahlia908/n/n1209284568c2?app_launch=false

 

https://note.com/joyous_dahlia908/n/nc71e90c91176

 

  • キム・スヒョンと主流秩序

キム・スヒョンと主流秩序|へのる

https://note.com/joyous_dahlia908/n/n013f65786fcf?app_launch=false

 

  • エキストリーム・センター

「エキストリームセンター」論――主流秩序論と絡めて、右傾化や「左派」や「中立」を考える|へのる

https://note.com/joyous_dahlia908/n/n5e3dca1460a0

 

  • 中居性暴力問題、その1

中居氏性暴力疑惑問題について主流秩序論から考える|へのる  

https://note.com/joyous_dahlia908/n/nc88fed762221?app_launch=false

 

  • 中居問題、その2

中居問題(その2)――「性暴力ではない」という中居氏側反論は正しいか|へのる

https://note.com/joyous_dahlia908/n/n847821041d39?app_launch=false

 

  • ルッキズムの実態と感想

学生のルッキズムの実態と学んだ後の感想|へのる

https://note.com/joyous_dahlia908/n/n5022e75b4e26?app_launch=false

 

  • スローの視点――タイパ・コスパ

スローとファストーータイパ・コスパなんていっていていいのか、主流秩序に煽られているよ|へのる

https://note.com/joyous_dahlia908/n/n54e9ec8c7ccb?app_launch=false

 

  • この講義の問いかけーー第4回の初め

この講義での問いかけーー主流秩序に加担していないか |へのる

https://note.com/joyous_dahlia908/n/n342da87ac004?app_launch=false

 

  • 包摂/支援のうさん臭さ

包摂/救援のうさん臭さ――主流秩序論の意義|へのる

https://note.com/joyous_dahlia908/n/n1d9aff816f0e?app_launch=false

 

  • 講義録の「終わりにあたって」

「『ジェンダー論講義録』の発行のおわりにあたって」の紹介|へのる

https://note.com/joyous_dahlia908/n/nfa784f99e07b?app_launch=false

 

  • 主流秩序とアリストテレス

主流秩序論とアリストテレス|へのる

https://note.com/joyous_dahlia908/n/n8d70c96e14e4?app_launch=false

 

  • シングル単位と共同体主義 その1

「シングル単位論」の一側面――共同体(単位)主義の批判(その1)|へのる

https://note.com/joyous_dahlia908/n/n674cc6ff56aa?app_launch=false

  • シングル単位と共同体主義 その2

「シングル単位論」の一側面(その2)ーー健全な共同体への愛と、そうでないものを分けるものは何か|へのる

https://note.com/joyous_dahlia908/n/n618d06f708cb?app_launch=false

 

  • 受講生の感想(その2)

講義を受けた受講生の感想(その2)|へのる

https://note.com/joyous_dahlia908/n/naa2861f0e6f8

 

  • ジェンダーフリー概念

ジェンダーとジェンダーフリー概念の理解に関して|へのる

https://note.com/joyous_dahlia908/n/ne4fcf1b35643?app_launch=false

 

  • 受講生の感想(その3)

 講義を受けた受講生の感想(その3)|へのる

https://note.com/joyous_dahlia908/n/nead4486bbcba?app_launch=false

 

26●いざというときうごけるために

いざというとき、うごけるか どう動くか|へのる

https://note.com/joyous_dahlia908/n/n3d3383013191?app_launch=false

 

27●ネットと群衆、公益通報、兵庫県知事選

公益通報制度、兵庫県知事、ネットと群衆|へのる

https://note.com/joyous_dahlia908/n/nff1b81dbc50f?app_launch=false

 

  • ホワイトハラスメント 若者の働き方 玉川と常見の論争

https://note.com/joyous_dahlia908/n/nc7b090ada50d?app_launch=false

若者の働き方に対する、玉川徹氏と常見陽平氏の対立問題|へのる

 

  • 小学館・性暴力隠蔽

小学館・性暴力隠蔽問題|へのる

https://note.com/joyous_dahlia908/n/n1fb2cdc7280e?app_launch=false

 

  • 「議論がかみ合わない」というメディア

「議論がかみ合わない」というメディアの逃げ|へのる

https://note.com/joyous_dahlia908/n/n457b25f29a0e?app_launch=false

 

  • フェミへの批判に関して――アファーマティブアクション

フェミニズムへの批判や誤解に関して学ぶべきことの一つ――積極的差別是正策|へのる

https://note.com/joyous_dahlia908/n/n7100d1a7110d?app_launch=false

 

  • 夫婦別姓と政治

選択的夫婦別姓について|へのる

https://note.com/joyous_dahlia908/n/n9b2393a32a0f?app_launch=false

 

33●分断と抵抗

人権擁護の進展を言うことは社会の分断になるのか|へのる

https://note.com/joyous_dahlia908/n/n030cb889c338?app_launch=false

 

34●同性婚

同性婚に関する最近の裁判の流れ|へのる

https://note.com/joyous_dahlia908/n/n81125dcfb8bb?app_launch=false

 

35●落合さんの夫婦別姓論考

落合恵美子さんの夫婦別姓の歴史的論考の評価について|へのる

https://note.com/joyous_dahlia908/n/n92e40deefc0a?app_launch=false

 

36●平和教育のありかた

私の講義の中の「戦争と平和」にかかわる部分--平和教育のありかたのひとつ|へのる

https://note.com/joyous_dahlia908/n/nb73de77861ab?app_launch=false

37

  •  子供向け番組の化粧

美の秩序と子供向け番組の化粧|へのる

https://note.com/joyous_dahlia908/n/n3d0b72570b9c?app_launch=false

38

  • スポーツとトランスジェンダ― :公平性と人権の対立か?

スポーツとトランスジェンダーに関する議論|へのる

https://note.com/joyous_dahlia908/n/nccd11b7c9316?app_launch=false

 

39●ミスコン肯定論批判

ミスコン、ルッキズムの検討の一部紹介|へのる

https://note.com/joyous_dahlia908/n/n32638765f38f?app_launch=false

40●ジェエンダーフリー攻撃への伊田のスタンス

2004~2005年に書いた「ジェンダーフリー攻撃」への私のスタンス|へのる

https://note.com/joyous_dahlia908/n/n976e7417c1ef?app_launch=false

41●リアリティショーとルッキズム

リアリティショー:ルッキズムに無批判なままのだまし番組|へのる

https://note.com/joyous_dahlia908/n/ncb83a3077cfb

42●学生の感想(その4)

この講義を受けた学生の感想(その4)|へのる

https://note.com/joyous_dahlia908/n/n4329e92964ac

43●学生の感想【その5】

学生のこの講義への感想、および、質問や意見への伊田の応答(その5)|へのる

https://note.com/joyous_dahlia908/n/n05535afa4570?app_launch=false

44●学生の感想(6)

講義を受けた学生の感想(6)|へのる

https://note.com/joyous_dahlia908/n/n6ebbaaeee34b?app_launch=false

45●学生の感想(全体を終えて)(7)

講義を受けた学生さんの感想(7)|へのる

https://note.com/joyous_dahlia908/n/n07ad269600d4?app_launch=false

 

46●魅力あるフェミを知ってほしい

色々魅力的なフェミニズムをしってほしい|へのる

https://note.com/joyous_dahlia908/n/naf736de38717?app_launch=false

47●コメントへの応答

私へのコメントにたいして一言お返事・応答します|へのる

私へのコメントにたいして一言お返事・応答します|へのる

 

48●非宗教者による宗教論

非宗教者による、宗教応援とそのための条件|へのる

https://note.com/joyous_dahlia908/n/n4501b78cea6a?app_launch=false

 

49●阿部関東暴行事件

DV/虐待の意識を高めるべき時代――部監督暴行事件との関係で|へのる

https://note.com/joyous_dahlia908/n/nf327a01319b4

 

 

50●メディアの影響――簡単にひどい感覚になっている学生

「権力目線の報道」に簡単に洗脳される鈍感さ|へのる

https://note.com/joyous_dahlia908/n/n8dcfe4deef5c?app_launch=false

 

51●リベラルが急進的すぎるというのは正しいか

リベラルが「過激すぎる 急進的すぎる」というのは正しいか|へのる

https://note.com/joyous_dahlia908/n/n6a466434e688

 

 

52●シングル単位・社民主義でとらえることの意義

「カップル単位/シングル単位」「主流秩序/ジェンダー秩序」でとらえることの意義|へのる

https://note.com/joyous_dahlia908/n/n76bf3f14690b?app_launch=false

 

53●主流秩序からの『悪の凡庸さ』の理解

主流秩序論からの「悪の凡庸さ」の意味するところ|へのる

https://note.com/joyous_dahlia908/n/n9522224235de

54●恋愛と結婚のとらえ方

主流秩序論・シングル単位論による「恋愛と結婚」のとらえ方|へのる

https://note.com/joyous_dahlia908/n/nf6a81843bd88

 

 

阿部監督暴行逮捕問題に対して(その2) (26年5月26日深夜 記)

阿部監督暴行逮捕問題に対して(その2) (26年5月26日深夜 記)

 

夜のニュース番組等で、長女の手紙を、そのまま紹介していた。

私は手紙の内容が怪しいと感じている。表現にばらつきがあり、長女自身の言葉や自分で書いた部分と、それに対して弁護士などが介入して微修正・加筆したと思われる部分があるように思われる。

 

最も問題であるのは、「過度な状況説明が事実と異なってしまった」という記述である。こんな言い方を普通の人(高校3年生)は言わない。弁護士などの介入の結果の可能性が極めて高い。

 

「殴る、蹴るといった事実はない」というのは、長女さん本人の言葉かもしれないが、これをいうことで、酷い暴力ではない、というニュアンスを出して、胸ぐらをつかみ投げ倒すという行為をまるで「暴力ではない」かの印象操作をすることになってしまっている。これも周りの大人の介入の結果の合成物的表現の可能性がある。「襟元をつかみ、投げ飛ばして倒す」というのは、軽く肩をつかんだとか、小突いたというようなものではない。殴るのと同じような暴力なのに、「殴る蹴るという事実はない」というのはごはん論法であり、これも弁護士が入った可能性を感じさせる。

 

されたことを書くなら、「胸ぐらをつかみ投げ倒すということはされましたが、グーで殴られてはいません」などというように書けばいいが、そうはなっていない。

 

また「これは私の意思で書いております。父には“このような声明はいらない”と言われましたが、事実と異なる点がSNSでの憶測や報道でなされている」から書いたという説明がなされている。

これも、半分は本当かもしれないが、周りの大人が「こんな大事になるとは思っていなかったんだよね」「自分の意思で書いているということも示しといたらどうかな」と微妙にうまく誘導されて本人に書かせた面があるとも考えられる表現である。

 

また長女さんが何度も謝罪しているのも問題がある。長女がどうして反省したり謝らないといけないのか。周りは謝罪する必要ないよ、反省する必要ないよと言わなければならないのに、だれもそれをちゃんと伝えていないのか。

「皆様をお騒がせしてしまい、このような大事になってしまったことにつきましては深く反省しております。大変申し訳ございません」というのは、巨人軍・球団などへの謝罪のようにも見える。「父に腹が立ったが、逮捕までされるとは思わなかった」というようなことなら、より自分の気持ちの表現と思えるが、お父さんへの感情(怒りやしたことの問題)は全く書かれず、むしろ「(通報して大事になったことを)反省している」「もう仲直りしている」という面だけ書き、大人たちが意味不明によく言う「関係者の皆様にご心配とご迷惑をおかけしたことを謝罪致します」という感じに近いものになってしまっている。

 

結果から見れば、球団が望むような「長女の反省と謝罪の手紙」になっている。球団などがまともなら、こういう内容を長女が書いたとしても、説得して、内容を修正したり、発表自体をやめさせるべきであろう。また『阿部監督暴行逮捕問題に対して(その1)』で書いたように、この手紙の発表の後、球団側の「適切なフォロー見解」を出すべきだがそれが全くない。

ということは球団は、この長女の見解を、「まずい」と判断せず、むしろ「これを出そう」「異論はない」と判断したということになる。

***

また長女の見解は出されたが、妻の見解が出されていないのも不可解である。子供への虐待的行為は親にとっては大きな問題であり、妻がどう考えているかは重要な情報である。それを出さないのはなぜなのか。じ次女への精神的虐待でもあるが、そうしあってんはスルーされ、おおむね、「大事になったと長女が反省」という流れになっている。

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以下はメディアの状況に関して。

「羽鳥慎一モーニングショー」では、安倍親子の関係修復が大事という話になっており、これば暴力だという点は強調されていなかった。

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また「news23」では「対話型AIに相談したこと」に焦点を当てていた。若者等が「対話型AIに相談すること」の功罪の判断、依存の問題などは一般的には検討すべき課題であるが、今回の「父親から暴行を受けた時に使ったこと」については何の問題もないのにまるで、安易に使ってまずい結果になった事例のような文脈で扱っているのでおかしいと思った。この扱いでは長女の判断がAI依存でよくなかったと批判しているようなものである。

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なお、フジテレビの「FNNLive News」では、この事件を一切扱っていなかった。多くの人の関心を引く大きなニュースになっているのに全く触れないのは、読売新聞社とフジ上層部が強いつながりがあるので忖度したのかと疑われても仕方なかろう。

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メディアが明確に阿部元監督の暴力・虐待の批判をしないために、テレビ(ネット情報)では以下のような意見も出ている。

関西テレビの情報番組「旬感LIVE とれたてっ!」で、お笑いコンビ「ブラックマヨネーズ」の吉田敬は「原因がどっちにあるかはまだ分からないけど、娘さんも警察を呼んだつもりもなかった、そこに警察が来て連行されている父を見て泣き崩れてしまったみたいなことを考えると、家庭の中のちょっと大きめのけんか。それが出てしまい、僕はこれが辞任までするようなことなのかって思ってますけどね」、「ただ、警察が家に来て、家族と話して『家族けんかやな、気を付けてくださいね』で終わらず、(阿部氏を)逮捕したというのはどういう判断やったのかなというのは気にはなりますね」と話した。

「情報ライブ ミヤネ屋」の総合司会者である宮根誠司氏は、番組で、「監督とご長女の方、仲直りされているので、ご家族の話し合いというのはすでについていると思います。ご家庭のお話ですし、何よりも長女の方のケアというのは、そっとしてあげるということですね」と述べた。

 

その他も色々あろうが、明確にこうしたことも暴力であり「家庭内の喧嘩」で済ましていい問題ではない、逮捕されることだし、刑法で処分されれうる暴力なのだという啓発的報道が必要なのに、そういう面が弱く、「仲直りした」からもういいだろう的な扱いである。記者会見に見られる球団の対応への批判は見当たらない。

メディアの人権意識の低さが表れている。

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以下はネット記事からの関連情報

●アメリカでは「配偶者や恋人など親密な関係にある、またはあった者からの暴力=DV」は深刻な問題行為であり、プロ選手はこれが明らかになれば、出場停止など厳罰を科せられる。MLB選手で言えば、史上最速(170㎞/h)投手のアロルディス・チャプマン、強打の内野手ホセ・レイエスなど有名選手がDVで出場停止処分になっている。今はソフトバンクにいるロベルト・オスナもクローザーとして活躍していたブルージェイズ時代にDVで75試合の出場停止処分になっている。

一度「DVをした」と認定されると、こうした出場停止処分を科せられるだけでなく、その行為の軽重に関わらず、MLB球団は、その選手の獲得に慎重になる傾向がある。

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昨年までDeNAでプレーしたトレバー・バウアーは・・・・・、女性への性暴力疑惑を受け、MLBの調査対象となり、出場停止処分を受けた。バウアーは刑事訴追はされず、民事訴訟は和解した。一方でMLBからは規定違反として出場停止処分を受け、処分は最終的に194試合に短縮された。その事件以降、バウアーがMLBで投げることはなくなった。

実力は十分だったが、イメージダウンを恐れてMLB球団は、バウアーにオファーを出さなくなったのだ。DVなど暴力行為そのものもさることながら、その選手を獲得することによるチームのイメージダウンを恐れて、アメリカのプロスポーツは極めてセンシティブになっているのだ。

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阿部慎之助は「オラオラ体質の指導者」だとみなされている。2012年の日本シリーズで、投手澤村拓一がサイン違いをしたときに、捕手の阿部がマウンドへ行って澤村の頭を軽くはたいたシーンは生中継中でもあり、大きな反響を呼んだ。それは「暴力」というようなものではないが、先輩選手の阿部が後輩を雑に扱っていると見えなくもなかった。

また阿部は巨人二軍監督時代の2020年、巨人が早稲田大学とのプロアマ交流戦で敗戦した際には「試合内容が悪すぎる」として全選手に「罰走」を命じた。また打ち込まれて降板した投手にその場で「罰走」を命じることもあった。「罰走=失敗した罰として走らせる」こと自体が旧弊で、効果に乏しい指導であるとされるなか、阿部は、今の野球界では「古いタイプの指導者」という評価があったのも事実だ。

・・・巨人は、2012年、週刊文春が報じた原辰徳監督の現役時代の女性関係をめぐるトラブルとそれによる「1億円恐喝」について文春を提訴したが敗訴している。また、2022年に同じく週刊文春が報じた坂本勇人の「女性トラブル」問題については坂本に何らペナルティを与えなかった。

(出所:巨人・阿部監督「娘に暴行容疑で逮捕→電撃辞任」の衝撃…球団がかばわず即座に全面謝罪した"深い意味"(広尾 晃 の意見  東洋経済on-line 26年5月26日)

 

阿部監督暴行逮捕問題に対して 

阿部監督暴行逮捕問題に対して (26年5月26日14時すぎ記)

 

 

プロ野球巨人の阿部監督が、2026年05月、娘への暴行容疑で逮捕された。これをめぐって、記者会見が開かれたが、本人にも球団にもメディアにも、暴力問題への無知・意識の低さが見て取れたので、メモっておく。

 

 児童相談所から連絡を受けた警視庁渋谷署がプロ野球・巨人監督の阿部慎之助監督の家へ行き、渋谷区にある自宅で長女(18)に暴行したとして、暴行容疑で、阿部慎之助容疑者(47)を現行犯逮捕した。同署は26日未明、釈放した。阿部前監督と長女との間で過去にトラブルはなかった。今後任意で捜査を続け、書類送検する方針。

 同署によると、事件は25日午後7時ごろ発生。自宅には阿部監督と長女のほか、妻と次女(15)もいた。娘同士のけんかを止めようとして、阿部監督は「うるさい」「やめなさい」などと注意したが、口論となり、長女から言い返されたことに腹を立て、長女の襟元(胸ぐら)をつかみ、投げ飛ばして倒すなどの暴行を加えた。阿部監督は酒を飲んでいた。

長女にけがはなかった。 逮捕直後、「『静かにしろ』と言ったら言い返してきたのでカッとなった」と説明し、容疑を認めている。反省する様子もあったという。次女への暴行はなかった。

 

 長女は『チャットGPT』に、父親から暴行を受けた状況を相談したという趣旨の説明をしており、自ら児童相談所に通報したという。午後7時10分ごろ、児相から110番があり発覚した。

 これまでに同庁に相談歴はなく、長女は「仲直りして家族関係が元通りになれば」とも話しているという。

 国松徹・球団社長は25日夜、「暴力は許されないことで極めて深刻に受け止めている。すべてのプロ野球関係者とファンの皆さまに謝罪する。(阿部監督について)進退を含め処分を検討する」とのコメントを発表した。

 

そして翌日、阿部監督の辞任が発表され、メディア向けの謝罪会見が開かれた。会見内では、代理人を通じて長女の手紙が公表され「殴る、蹴るといった事実はない」と報道内容を否定。拡散された情報については「私の過度な状況説明が事実と異なってしまった」と経緯を説明した。 

阿部監督は、東京・大手町の球団事務所で会見に臨み、「私の家族のトラブルで多くの野球ファンの方、会社に多大なご迷惑をおかけしました。伝統ある巨人軍という監督の名も汚してしまって、とても深く謝罪したい気持ちでいっぱいでございます」などと話した。

 

 長女は「家庭内のことにもかかわらず、大々的な報道になってしまったこと、大変申し訳ございません」と謝罪。「これは私の意思で書いております。父には“このような声明はいらない”と言われましたが、事実と異なる点がSNSでの憶測や報道でなされている」と、手紙を記すに至った経緯を説明した。

 報道については「殴る、蹴るといった事実はございませんでした」と明かし「報道では“殴られた”とありますが、私の過度な状況説明が事実と異なってしまったことについては、明確にお伝えさせていただければと思います」と告白。長女は対話型の生成人工知能(AI)に相談したところ、児童相談所への通報を勧められたことから通報、児童相談所から連絡を受けた警視庁渋谷署が阿部前監督を現行犯逮捕したと経緯を明かし「警察が来て一番驚いているのは自分自身ですし、父が警察に連行された姿を見て、私は泣き崩れてしまいました」と告白。自身にけがはないといい「皆様をお騒がせしてしまい、このような大事になってしまったことにつきましては深く反省しております。大変申し訳ございません」と重ねて謝罪した。

 

****

本当のところ、どういうことがあったのかは詳しく聞かないとわからない。しかし球団が確認した状況などから、娘同士のけんかを止めようとして、阿部監督は「うるさい」「やめなさい」などと注意したが、口論となり、長女から言い返されたことに腹を立て、長女の襟元(胸ぐら)をつかみ、投げ飛ばして倒すなどの暴行を加えたことはおおむね事実であろう。

 

しかし、真の状況をつかむためには、長女や次女、妻、からも個別にききとりをし、かつ阿部監督からも聞き取りをしつつ、「暴力(DVや虐待)」についての正しい認識の情報をも伝えていくことが必要である。

またこれまでの関係、日ごろの関係、今回の流れの詳しい状況、具体的にやったこと、声量、言い方、加えて、力(暴行)の程度、などを聞いて総合的に判断しないといけない。

また主観・気持ちを聞きつつ、同時に、主観がどうあろうと、客観的に胸ぐらをつかんだり、大声を出したり、倒したり投げ飛ばしたりしたら、結果責任を取らないといけないこと、殴る・ける・ケガをしなくてもグレーゾーンも含めて暴力であること、判断基準が「安全、自信、自由。成長」を侵害しているかどうかであること、したがって、今回したことは、暴力/虐待と言えることを、阿部監督にわかるように伝える必要がある。

そして、刑法にかかる犯罪的行為であることも認識してもらう必要がある。

「これくらい普通にあることだ、しつけレベルだ、どこの親子でもある単なる親子喧嘩だ、家庭内の問題で外部の人に大事に伝えるべきではない、口答えした長女にも問題がある」、というような認識がが誤りで時代遅れだということも伝えていかねばならない。

逮捕するということは、逮捕するだけの状況が認められたということであり、時代が変わり、社会・法律が変わり、阿部監督の感覚が古臭いものだということを教育的に先ず指導すべきであった。

***

 

ところが今回の記者会見を見てみると、そういう阿部監督の「暴力についての学びを通じた反省と謝罪」が示されず、無知なままであることが露呈したといえる。この段階でそういうことをさせた球団や代理人自体に、人権レベルの認識の低さがあったということの反映と思われる。

以下、記者会見を見た感想。

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まず、阿部監督は、自分が暴力を働いたということを明確に認識し、それについて反省し謝罪したか、それを示したかというとそれがなかった。娘への謝罪がなかった。やってはいけないことをした、暴力・虐待であって、前はこれを軽視していたが、いま学んだ結果、けがをさせなくとも重大な暴力であったとわかったという反省と総括の言葉が必要であった。娘や家族に恐怖をあたえてしまったことを申し訳なく思うというべきであった。心から謝り反省するというべきであった。

だがそうしたことは全くなかった。

何を言ったかというと、(個人的な)家庭内のことで、皆様・チームに迷惑をかけたという謝罪なのであった。「私の家族のトラブルで多くの野球ファンの方、会社に多大なご迷惑をおかけしました。伝統ある巨人軍という監督の名も汚してしまって、とても深く謝罪したい気持ちでいっぱいでございます」と言ったのである。

これは、暴力がわかっていないことの告白のようなものである。

その後も、一切、暴力の認識についての話は全くなかった。自分の行いが妻や娘たちにどういう影響を与えたかの想像も謝罪もなかった。むしろ、長女の手紙の公表も使って、「娘がよくわからず、大事にしてしまったが、年頃の子なので批判せず、温かく見守ってやってほしい」というようなニュアンスを言っていた。まるで長女への批判も一定あっていいかのような隠れたメッセージがあった。

記者会見でのほかのやり取りを通じてにじみ出ていたのは、つまり、チームに迷惑をかける、こんなことで監督をやめないといけないのが苦しい、つらい、後悔しているという自己憐憫的な感覚であった。実際、涙を流していた。暴力自体への反省ではないことを示す涙であった。チーム・巨人軍に対してすみません、自分もつらいという涙であった。

 

それは、記者から「チームの闘いが今後続くことについてどう思うか」といった趣旨の質問について、感極まって、すみませんと言い、「こういう形で去るということは本当にご迷惑をかけているなと思います」というだけであった。泣いているので、会場にも同情の空気が流れている雰囲気で、メディアなのにまともな質問が一切出てこなかった。

阿部監督は、「なんて言っていいかわからない」ということで、「悔しい思い」ということを伝える会見で終わった。暴力自体についてではなく、やったことの影響としてチームに迷惑をかけ、自分が監督をやめることを悔しく思うということを伝える会見で、「暴力自体でなく迷惑」の反省でしかなかった。

 

それにして、私がおかしいなと思ったのは、娘の手紙の公表による、「この問題に対する世間のとらえ方への操作・誘導」を球団側がしたということである。

長女さんがこの手紙を本気で書いたことは想像できる。微妙な誘導はあったかもしれないが、本人が「大事になってしまった、お父さんが監督をやめないといけなくなってしまった」という「影響・結果」におののいているのは想像できる。

 

しかし周りがすべきは、長女さんに対して「あなたが悪いのではない、児相に通報したのも間違いではない、お父さんが逮捕されたり監督をやめるのもお父さんが責任をとるべきだからでありそれは必要なことで、あなたが悪いのではない」「殴る・蹴る・ケガをするだけが暴力ではないよ」「日ごろ仲が良くても、今回お父さんがしたのは間違いだよ」ということのはずである。だがそういう支援・寄り添いがあるようには見えない。

死して長女さんが自己決定であの手紙を書いたとしても、その公表だけで終わるのは、まったく阿部監督と球団としては間違いである。ここが一番大事である。

長女さんの主観を利用して自己弁護・暴力の正当化・矮小化をしてはならないのである。だが本当には反省していないから(正しく虐待に対して認識できていないから)、こうした長女の手紙を公表し、「これが真実なんですよ」「大した暴力ではなく、親子は仲いいし、犯罪的なことでないんです」と言い訳的なことを流してしまったのである。

「長女はこういってますが、これによって、少しでも私のしたことを弁明しようとは思いません、私がしたことは逮捕され監督をやめるに値することです」といわねばならなかった。だがまったく阿部監督にも代理人という人物にもそれがなく、人権意識の低さを垂れ流すだけであった。

 

とすれば、当然、記者会見であるから、安美錦の阿部監督などに、以下のような質問が矢継ぎ早に出されて、真実が追及されなくてはならなかった。

例えば

「胸ぐらをつかんで投げ飛ばしたというが、その詳しい状況を説明してください」「どういう名紙の喧嘩があって、それに対して何を言って、そのあと何が起こったのか」

「過去も手をあげたことはあったのか」「過去、身体に触れるような形で怒ったことはあったのか」

「今回、長女さんにしたことを暴力・虐待と考えているか」「逮捕起訴されるに値すること・監督をいぇめるに相対することと考えているか」

「長女さんが児相に通報しなくても、球団に暴力をふるったことを自己申告していたか」

これまで家族に対して怒鳴ったことやものを投げたこと、壁を叩くとかものを蹴るとかなどはあったのか」

「これまで、野球の指導において、自分の言動が問題だと思ったことはあるのか」

「家族へのかかわりにおいて、どこからが暴力で、どこまでなら暴力でないと考えているのか」

「監督・コーチなどの指導において、暴力的でないようにどういうことに気を付けているのか」

「これまで、暴力・虐待・パワハラなどについて研修をうけたことはあるのか」

「過去、自分の言動に対して、注意などをうけたことはあるのか」

といったことを記者なら聞くべきであった。

 

だが驚くことにそこに集まっている記者たちは、追加質問を聞かれても誰も手を上げず、すぐに記者会見は終わったのである。

つまり、記者からまともな質問が出ず、暴力についての今の認識、過去どういうことがあったのか、今回どういうことがあったのか、そういったことを全く追求せず、むしろ「長女さんの通報で大事に練ってしまい、こんなことでやめるのは無念であろう」という記者たちの同情があるような雰囲気であった。報道陣、メディアとして失格・無能と言わざるを得ない。

 

スポーツ担当記者だけが集まり、日ごろから監督などと仲良くしているからなのか? まともな取材も質問もできない者を送るだけというなら、テレビや新聞社の対応自体に問題があるといえる。

監督自身や球団だけでなく、日本のメディアの人権意識の低さを感じた。

自分の暴力への反省を示せず、それを問題とも認識できない本人と球団。そして長女の手紙を利用して、ネット等に流れているようなことはないという、「暴力否定」に重点を置いたものとなった。

 

だからそのあと別のテレビ番組で、長女がこう言っているのに逮捕なのか、監督をやめないといけないのかというようなことを言うものがいた。DVや虐待の専門家を出演させず、素人的な感想をいわせ、球団側の「イメージ作戦」に加担するような状況が見て取れた。世間の「暴力や虐待・体罰への認識を高めるよい機会」なのに、逆に間違った情報を垂れ流していた。

 

だからネット記事でも、代理人を通じて長女の手紙が公表され「殴る、蹴るといった事実はない」と報道内容が否定されたとか、拡散された情報については長女が「私の過度な状況説明が事実と異なってしまった」といっているというように報道された。暴力的ということを小さく見せようという動きを追認するような報道になっており、批判性がなかった。

 

長女さんが「私の過度な状況説明だった」と思ったとしても、球団や阿部監督はそういう認識を修正すべきであった。だが長女への謝罪もなく、手紙を利用して言い訳の会見にしてしまっていた。

根本的には、阿部監督の個人だけの問題ではなく、社会やスポーツ界の古いい体質の改革が求められているのであり、社会に対しても新しい模範を示していかねばならない時代なのである。

 

 

「主流秩序論を使ったジェンダー論」の紹介として最近書いたもの (4月21日段階)

「主流秩序論を使ったジェンダー論」の紹介として最近書いたものをまとめてお知らせしておきます。(26年4月21日段階)

前にお知らせしたものに加えて新しく色々紹介しました。

今後も、講義録の一部を紹介していきます。

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  • 講義概要:どんな講義かの説明

この「主流秩序論を使ったジェンダー論」の「講義概要」に書いたこと|へのる

https://note.com/joyous_dahlia908/n/n2dcb43d4a280?app_launch=false

 

  • この講義の問いかけーー第4回の初め

この講義での問いかけーー主流秩序に加担していないか |へのる

https://note.com/joyous_dahlia908/n/n342da87ac004?app_launch=false

 

  • 講義録の「終わりにあたって」

「『ジェンダー論講義録』の発行のおわりにあたって」の紹介|へのる

https://note.com/joyous_dahlia908/n/nfa784f99e07b?app_launch=false

 

  • 講義への感想とコメントの紹介

講義への感想とコメントの一例|へのる

https://note.com/joyous_dahlia908/n/n5af518774755?app_launch=false

 

  • 講義の感想(その1)

「この講義を受けえた感想」の紹介|へのる

https://note.com/joyous_dahlia908/n/n1209284568c2?app_launch=false

 

  • ルッキズムの実態と感想

学生のルッキズムの実態と学んだ後の感想|へのる

https://note.com/joyous_dahlia908/n/n5022e75b4e26?app_launch=false

 

  • 脱コルセットと主流秩序

脱コルセット運動と主流秩序 について|へのる

https://note.com/joyous_dahlia908/n/nc5aabe55fd6b?app_launch=false

 

  • トランスジェンダーの権利と「女性の安全」の対立の整理

トランスジェンダーの権利と「女性の安全」との対立の整理|へのる

https://note.com/joyous_dahlia908/n/n5237319bf312?app_launch=false

 

  • エキストリーム・センター

「エキストリームセンター」論――主流秩序論と絡めて、右傾化や「左派」や「中立」を考える|へのる

https://note.com/joyous_dahlia908/n/n5e3dca1460a0

 

  • 講義録のURL

ジェンダー論講義録、まとめました(URL紹介)|へのる

https://note.com/joyous_dahlia908/n/nf7f3bc112d63

 

  • 講義録の案内――目次など

「ジェンダー論講義録」の内容案内|へのる

https://note.com/joyous_dahlia908/n/n5b4d9f9eadb9?app_launch=false

 

  • アメリカの極右インフルエンサーから考える、「若者の右傾化」と「ネット社会」への対抗策

 

【5万字論考】アメリカの極右インフルエンサーから考える、「若者の右傾化」と「ネット社会」への対抗策(イダヒロユキ)|人民新聞

https://note.com/jinminshinbun/n/n2adf54cbdfb5

 

  • 主流秩序入門:その1

https://note.com/joyous_dahlia908/n/n7a68a069786d?app_launch=false

主流秩序論とは…入門(その1)|へのる

 

  • 主流秩序入門 その2

主流秩序論の入門(その2)|へのる

https://note.com/joyous_dahlia908/n/n7915f455d8cc?app_launch=false

 

  • 主流秩序論緒展開―― 連立方程式と4つの道

「主流秩序論をどう使うか」の簡単な説明|へのる

https://note.com/joyous_dahlia908/n/n2c71a26db298

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  • エビデンス主義批判

エビデンス主義、「専門家は正しい」主義、知識、科学、アカデミズム、実証至上主義、「研究と教育」、ナラティブと「エモい記事」論についての一考察|へのる

https://note.com/joyous_dahlia908/n/n036757feba7d?app_launch=false

 

 

  • まとめ

「主流秩序論を使ったジェンダー論」の紹介として最近書いたもの|へのる

 

  • ウーマン・トーキング

おすすめ 『ウーマン・トーキング 私たちの選択』|へのる

https://note.com/joyous_dahlia908/n/nfb6739928e48?app_launch=false

 

 

  • 講義の学びの体系、そして文学的哲学的なアプローチの必要性

この講義の学びの体系、そして「文学的なアプローチ」も大事という話|へのる

https://note.com/joyous_dahlia908/n/ned650810336f?app_launch=false

 

https://note.com/joyous_dahlia908/n/nc71e90c91176

 

  • キム・スヒョンと主流秩序

キム・スヒョンと主流秩序|へのる

https://note.com/joyous_dahlia908/n/n013f65786fcf?app_launch=false

 

 

  • 中居性暴力問題、その1

中居氏性暴力疑惑問題について主流秩序論から考える|へのる  

https://note.com/joyous_dahlia908/n/nc88fed762221?app_launch=false

 

  • 中居問題、その2

中居問題(その2)――「性暴力ではない」という中居氏側反論は正しいか|へのる

https://note.com/joyous_dahlia908/n/n847821041d39?app_launch=false

 

  • スローの視点――タイパ・コスパ

スローとファストーータイパ・コスパなんていっていていいのか、主流秩序に煽られているよ|へのる

https://note.com/joyous_dahlia908/n/n54e9ec8c7ccb?app_launch=false

 

 

  • 包摂/支援のうさん臭さ

包摂/救援のうさん臭さ――主流秩序論の意義|へのる

https://note.com/joyous_dahlia908/n/n1d9aff816f0e?app_launch=false

 

 

  • 主流秩序とアリストテレス

主流秩序論とアリストテレス|へのる

https://note.com/joyous_dahlia908/n/n8d70c96e14e4?app_launch=false

 

  • シングル単位と共同体主義 その1

「シングル単位論」の一側面――共同体(単位)主義の批判(その1)|へのる

https://note.com/joyous_dahlia908/n/n674cc6ff56aa?app_launch=false

  • シングル単位と共同体主義 その2

「シングル単位論」の一側面(その2)ーー健全な共同体への愛と、そうでないものを分けるものは何か|へのる

https://note.com/joyous_dahlia908/n/n618d06f708cb?app_launch=false

 

 

 

 

「主流秩序論を使ってジェンダー論」講義録の紹介に関する、最近書いた記事 第2弾

「主流秩序論を使ってジェンダー論」講義録の紹介に関する、最近書いた記事

第2弾

 

 

 

  • 講義概要:どんな講義かの説明

この「主流秩序論を使ったジェンダー論」の「講義概要」に書いたこと|へのる

https://note.com/joyous_dahlia908/n/n2dcb43d4a280?app_launch=false

 

  • エビデンス主義批判

エビデンス主義、「専門家は正しい」主義、知識、科学、アカデミズム、実証至上主義、「研究と教育」、ナラティブと「エモい記事」論についての一考察|へのる

https://note.com/joyous_dahlia908/n/n036757feba7d?app_launch=false

 

  • トランスジェンダーの権利と「女性の安全」の対立の整理

トランスジェンダーの権利と「女性の安全」との対立の整理|へのる

https://note.com/joyous_dahlia908/n/n5237319bf312?app_launch=false

 

  • まとめ

「主流秩序論を使ったジェンダー論」の紹介として最近書いたもの|へのる

 

  • ウーマン・トーキング

おすすめ 『ウーマン・トーキング 私たちの選択』|へのる

https://note.com/joyous_dahlia908/n/nfb6739928e48?app_launch=false

 

  • 脱コルセットと主流秩序

脱コルセット運動と主流秩序 について|へのる

https://note.com/joyous_dahlia908/n/nc5aabe55fd6b?app_launch=false

 

  • 講義への感想とコメントの紹介

講義への感想とコメントの一例|へのる

https://note.com/joyous_dahlia908/n/n5af518774755?app_launch=false

 

  • 講義の学びの体系、そして文学的哲学的なアプローチの必要性

この講義の学びの体系、そして「文学的なアプローチ」も大事という話|へのる

https://note.com/joyous_dahlia908/n/ned650810336f?app_launch=false

  • 講義の感想(その1)

「この講義を受けえた感想」の紹介|へのる

「この講義を受けえた感想」の紹介|へのる

  •  

この講義で「暴力と非暴力について考える」ということ |へのる

https://note.com/joyous_dahlia908/n/nc71e90c91176

 

■

「主流秩序論を使ったジェンダー論」の紹介として最近書いたもの 追加

 

 
 
 

「主流秩序論を使ったジェンダー論講義録」に関するいくつかの紹介ページ

講義録を完成させたので、以下、その紹介を書いたものです。

 

参考にしてただ蹴ればと思います。

***

  • 講義録のURL

ジェンダー論講義録、まとめました(URL紹介)|へのる

https://note.com/joyous_dahlia908/n/nf7f3bc112d63

 

  • 講義録の案内――目次など

「ジェンダー論講義録」の内容案内|へのる

https://note.com/joyous_dahlia908/n/n5b4d9f9eadb9?app_launch=false

 

  • アメリカの極右インフルエンサーから考える、「若者の右傾化」と「ネット社会」への対抗策

 

【5万字論考】アメリカの極右インフルエンサーから考える、「若者の右傾化」と「ネット社会」への対抗策(イダヒロユキ)|人民新聞

https://note.com/jinminshinbun/n/n2adf54cbdfb5

 

  • 主流秩序入門:その1

https://note.com/joyous_dahlia908/n/n7a68a069786d?app_launch=false

主流秩序論とは…入門(その1)|へのる

 

  • 主流秩序入門 その2

主流秩序論の入門(その2)|へのる

https://note.com/joyous_dahlia908/n/n7915f455d8cc?app_launch=false

 

  • 主流秩序論緒展開―― 連立方程式と4つの道

「主流秩序論をどう使うか」の簡単な説明|へのる

https://note.com/joyous_dahlia908/n/n2c71a26db298

 

アメリカの極右インフルエンサーから考える、「若者の右傾化」と「ネット社会」への対抗策

ネットの問題について、「人民新聞」に寄稿しました。ご参考までに。

「講義録」に書いたものの一部です。

アメリカの極右インフルエンサーから考える、「若者の右傾化」と「ネット社会」への対抗策

 

https://note.com/jinminshinbun/n/n2adf54cbdfb5

 

 

ジェンダー論講義録が完成しました

「ジェンダー論講義録」(全15冊)を出版しました。

分量が多くて見つけにくいので、各回のURL(印刷書籍、電子書籍)をまとめました。

 

ジェンダー論講義録、まとめました(URL紹介)|へのる

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維新・自民・参政党が「強くてこわい日本」路線とまとめた「よんチャンTVは間違っていない

維新・自民・参政党が「強くてこわい日本」路線とまとめた「よんチャンTVは間違っていない

 

政党の本質を隠す動きーー メディアはもっとわかりやすく本質的対立を報道すべき

 

マスメディアでは、争点がない選挙だの、大義がない解散だ、高市人気依存解散だのという批判はあっても、もっと本質的な対立点を国民に示していない。そこが問題。

これに関して、逆方向からだが、問題が起こった。

MBS「よんチャンTV」の1月21日放送で、自民党、日本維新の会、参政党を「強くてこわい日本」、中道改革連合、国民民主党、共産党、れいわ新選組を「優しくて穏やかな日本」と分類した場面があり、これに、参政党や維新とネトウヨがかみついて偏向報道だと怒っているのだ。

 

番組では、ジャーナリストの武田一顕(かずあき)氏の見解として、「われわれが求める日本(ニッポン)は、優しくて穏やかな日本なのか。そして、強くて、まわりからこわいと思われるような日本を目指しているのか」という軍事力強化の程度で政党の政策を紹介するような説明があった。

ここには、社民党、日本保守党、チームみらいがないことが問題だし、表現も少しあいまいなところがある。皆にわかるようにということで工夫した表現だとおもうが、かえってあいまいになっている面がある。しかし大きな間違いではない。

むっしろ大事な論点を伝えようとしたことには積極性がある。維新や参政党は自分たちの本質が伝えられたこと(正体がばらされることが嫌)で怒っているだけである。

つまり、これは偏向報道というようなものでなく、政党の政策を伝えようとした報道であり、一つの表現で、決して謝罪すべき様なものではない。むしろほかの番組、ほかの局の報道で、明かな対立軸を言わないことが問題である。さらには、多くの政党がポピュリズムに走り、大事な点を隠し、言わないことが問題である。

軍事力を強化し、抑止力を高めるというのは、「周りの国から、あの国の軍事力は大きいので、攻撃したらやられる、だからあの国と戦争しないようにしよう」と思われるようにしようという考えで、それをわかりやすくいったら「強くてこわい日本になろう」ということなのだ。だから間違っていない。

軍事費を9兆円にまで増額した高市政権は、まさに「軍事力を強大にし、集団的自衛権を簡単に口にし、台湾有事で戦争しようとしている国」であり、その路線をもっとやれと言っているのが参政党、維新、保守党である。だからこれらの政党は憲法9条を目の敵にして自衛隊を軍隊と認めろと改憲(憲法改悪)に熱心なのである。これらは一言でいうと「軍事力強化派」「軍事大国派」である。

そして立憲と公明が合体した中道改革連合も、国民民主党も、現状追認的だから、自民党ほどではないが、この番組の分類では、「優しくて穏やか」と「強くて怖い」の真ん中で、かなり「軍事力強化派」に近い。けっして左側の「優しくて穏やか」というようなものではない。特に国民民主は、自民党と一緒になってもっと軍事力強化に動く意向なので、自民により近い。

ところで、「優しくて穏やか」というのは、曖昧過ぎるが、「強くて怖い国になるの逆」という意味を言いたかったのであろう。私がもっと明確に事実を伝える表現と思うものは「軍事力強化に重点を置かず、抑止論に反対し、他国と対話や交易で平和的に共存する道を追求する考え」である。一言でいうと「平和共存派」である。

それは昔の社会党のような、「非武装中立、憲法9条擁護、自衛隊違憲論」をいうものであるが、今はそこまではっきりいう政党はない。近いのは、今でいえば、共産党や社民党であろう。れいわも、軍事費拡大に賛成ではないので、この平和共存派にいれられる。(「チーム未来」は不明である。)

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まとめると、「よんチャンTV」の選挙の争点を伝えようとしたことはおおむね正しいもので、謝罪すべき様なものではない。ただできればもっと明確に、以下の対立があると伝えるべきであった。

「A 軍事力強化派」=「軍事費を大幅に増やし軍事力を強大にし、周りの国から、あの国の軍事力は怖いと思われるようにして戦争を抑止する考え、集団的自衛権肯定で、台湾有事で戦争に参加する考え」・・おおむね日本の右翼勢力のスタンス・・今は、外国人差別促進、引き輸出解禁、非核三原則の意見直し、スパイ防止法などを進める、軍事大国・ナショナリズム強化路線・反DEI路線ともいえる。

と「B 平和共存派」=「軍事力強化に重点を置かず、抑止論に反対し、他国と対話や交易で平和的に共存する道を追求する考え」・・この泳力はおおむね、ジェンダー平等、外国人差別反対など人権重視路線・・これはリベラル・左派路線であるが日本では非常に弱い

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今回の選挙は財政悪化を容認するバラマキというポピュリズム政策の乱立で無責任であるが、この「(A)戦争準備・軍事大国化路線を許すのか」というのは大きな論点である。これで自民党や参政党、維新、国民が勢力を伸ばせば、移民政策やフェミニズム(夫婦別姓やLGBTQ政策)においても反動化が進むであろう。

だからそこ(A)が伸びないように、中道改革連合、共産党や社民党、れいわ、チーム未来などに投票する人が増えてほしいと思う。

だが今のメディアは、記者などのレベルが低く、政局を追うばかりで、短期的視点で、本質を報道する力がおおむねない(AかBかをわかりやすく伝えていない。財政バラマキもまともに批判しない)ので、大きくは「国民の意識を高めずに、ネットや週刊誌と連動して同レベルでの群衆化・ポピュリズム政治化へ加担」している状態と思う。

「責任ある積極財政」「複数年度のPBへ」などという嘘っぱちを批判しないでばらまいているのは、権力チェック性と知性の完全なる欠如の一例である。

ということで、今言うべきは、「よんチャンTV」批判でなく、「軍事大国化などAの路線を大きくするのか、それに歯止めをかけるのかの選挙である」ということを報道しないメディアの問題である。

 

開高健の番組

次の日曜の夜中、以下の番組があります。

信頼できる知人が作成しました。

 

見る価値あると思います。

ドキュメント20min.の最新情報 - NHK

https://www.nhk.jp/g/ts/YN5YRJ9KP6/

 

これからのエピソード

1月19日(月)午前0:00ほか 放送予定へ

戦争の魅惑 開高健からの手紙

平和のための戦争とは?自由になるための死とは?昭和を代表する作家・開高健(1930-1989)。没後36年がたった去年、開高の考察や葛藤をうかがい知る貴重な資料が見つかった。家族や知人などに宛てた手紙だ。戦争、食、釣り・・・。幅広いテーマを題材に人間の本質を探究し続けた開高。ベトナム戦争の従軍取材中の手紙には、戦場のリアルと矛盾についての自問が綴られていた。未発表の手紙から開高の思索をたどる。

 

 

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