主流秩序のイメージ
この図は、『閉塞社会の秘密──主流秩序の囚われ』の中の図の一つです。
偏差値的に並んだ人の序列です。
この上に行くのが幸せ。自分はこの上位にいるからいい、この序列は仕方ない、がんばれば上に行けるから努力して上に行かない人は下で不遇でも仕方ない。
そのように言う人がいます。
皆が上位には行けない、必ず不幸になる人が出てくる、自分がその加担者になるといっても、それは仕方ないことという人がいます。
それしかないのか。
あなたは、私は、それでいいのか。
そういうことを考えさせるものがこの主流秩序という概念です。
今の社会の秘密を「見える化」するものです。
この秩序の下位の者にとって、努力して上位に行くということはリアルな展望でしょうか?
私はやはり、当事者が声をあげて戦っていくことがいると思います。
上位に行く努力(戦い)ではなく、こんな秩序、つぶしてやる、そんな序列に負けない、そんなものから離れてやるという精神の人が増えるのが展望です。
もう一つ、これを考えてもらう図です。