ソウルヨガ

主流秩序、DV,加害者プログラム、スピシン主義、フェミ、あれこれ

zeJアラート対応は、全体主義国家レベル

  • 23年11月21日㈫夜、せっかく「マイ・セカンド・アオハル」の録画を見ていたのに、急にテレビが壊れたのかと思った。気持ち悪い黒い画面で、(10時46分に)Jアラートが発表されたということで、「対象の地域の皆さん、落ち着いて出来るかぎり頑丈な建物や地下に避難してください。屋外にいる人は、近くの頑丈な建物や地下に避難してください。建物に入れないなら頭を抱えたり地面に伏せて身を守るように」「窓から離れろ」などと繰り返し言っていた。「沖縄は画面から何か異変が起こっている様子は見られない」と言いながら沖縄から生中継までしていた。11時を越してもうミサイル(偵察衛星)が通過したような時間になってもドラマも放送が中止されル付け臨時ニュース番組で「警戒・まだまだ予断を許さない」を言い続けていた。

非情におかしい。全体主義国家か? 戦時中に大政翼賛会の時に国の言うままに報道したのと同じじゃないか。沖縄以外には、画面の端に少し字幕で出す程度で十分だろう。ドラマ放送を中断するほどの事では全くない。沖縄でもまるで戦争がはじまり、殺傷を目的とした爆弾を積んだミサイルが沖縄基地めがけて飛んでくるような報道の仕方で、完全に事実に反するミスリード情報だ。実際は、予告どおりの人工衛星の打ち上げでしかない。

この様に戦争が始まったかのような扱いは、右翼的な国家主義プロパガンダ的な思想的洗脳行為の一つでしかない。実際は、ミサイルの破片のようなものが沖縄のどこかに落ちるかもしれない、ということで、非常に実際の危険性が低い情報だ。自動車が家の前を通っているとか、ヘリコプターやジェット機が上空を飛んだ時にも、何かが家の中に飛び込んでくるかもしれないと言って緊急ニュースにするか?というような話だ。

こんな不要なことを全国放送で時間をかけて繰り返し同じことを言っていた。そのうえで、途中からニュース番組になった。ドラマは放送されなかった。11時以降のドラマも放送中止となっていた。30分たってもまだ「避難しろ」と言い続けていた。そして発射時間から30分を過ぎたあたりでようやく「20分前の22時55分ごろ、太平洋に落下した。避難の呼びかけを解除する」という情報が流れた。「時をかけるな、恋人たち」のドラマの代わりに流されていた臨時ニュースでは、発射後30分たって、避難解除が言われた後も「ミサイルの燃料には危険な化学物質が含まれています。これが空気中に有害物質として浮遊している可能性もありますので、安全が確実になるまで避難を続けてください」と言っていた。発射後40分たってよううやく防衛省からも危険性がなくなったとの情報がなされた。

おかしすぎる。放送局の異常な主流秩序従属ぶりが目立つ。思考停止状態だ。権力への批判性、チャック性、報道する価値があるかどうかの独自時判断はどこに行ったのか。政府のいいなりか。

Jアラートへのメディアの対応のおかしさについては、前から指摘していることだが、同じことが繰り返されている。