ソウルヨガ

主流秩序、DV,スピシン主義、フェミ、あれこれ

「帝国の慰安婦」起訴問題

 


朴裕河(パク・ユハ)世宗大教授の「帝国の慰安婦」が、元慰安婦の女性の名誉を毀損したとして、韓国の検察に在宅起訴された問題について。
「帝国の慰安婦」には問題がある。

運動の不十分を批判するのには配慮がいるのに、そこが不十分だ。誰に利用されるかの観点も不足している。右も左もダメというのは受け入れられやすい。自分の意見が問題を解決するかのような上から目線の解決視点提示という、インテリの陥りやすいスタンスになっている問題がある。

強制連行の議論で、日本の右翼が言うのと同じになっている間違いの側面がある。「日本で過分な評価を受け」たことの現実的な意味を取り間違えている。

何より韓国や日本の慰安婦支援団体・フェミニストの多くが「帝国の慰安婦」を批判している事実に謙虚に目を向けなくてはならない。

私の言葉で言えば、主流秩序との関係でのセンシティブさに欠けたところがある。

 


しかしにもかかわらず、まともな主張部分も多く、ひとつの見解であり、全体としては良心的な著作といえる。

批判されることはあってもいいが、そして私は「帝国の慰安婦」を一部批判する立場だが、しかし彼女の著作が国家権力によって否定されること(出版禁止、人格否定、犯罪者扱い)はあってはならない、と考える。

「元慰安婦の女性の名誉を毀損した」「戦争犯罪をたたえ、公共に反する本だ」ということを法的に確定して処罰する類のものではない。言論において議論されるべきで、法的な場で有罪化することは非常に危険な動きといえる。

 

また実際は、これ(名誉棄損という法的訴え)によってかえって慰安婦支援運動全体の足を引っ張ることになる。日本の右翼に悪用される。愚かしい動きといえる。