去年のよい判例もありますし、もっと摘発が進めばいいと思います。ネットには人権感覚ゼロの発言が目立ちますが。
2016年6月、派遣形態でAV出演強要していたAVプロダクションの関係者逮捕
経営していた芸能事務所に所属していた20代女性を、実際の性行為を含むアダルトビデオ(AV)の撮影に派遣したとして、警視庁が2016年㋅、労働者派遣法違反容疑で、大手AVプロダクション「マークスジャパン」(東京都渋谷区)の40代の元社長・村山典秀容疑者ら同社の男3人を逮捕した。
女性が「AV出演を強いられた」と警視庁に相談して発覚した。女性は、いやだとことわったが「違約金が発生する。親に請求書を送る」などと脅され、5年間で100本以上のアダルトビデオに無理やり出演させられていた。 村山容疑者らは女性に契約内容を確認させないため、契約書の写しを渡していなかった。
労働者派遣法は「公衆道徳上有害な業務」に対して派遣してはならないとしており、実際の性行為を含むAVへの出演がこれにあたると判断された。メーカー側も女性が嫌がっていることを知った上で撮影していた。
◆2007年にも同類の逮捕があった。
AVビデオでわいせつな行為をすると知りながら、AV製作会社に女優を派遣したとして、芸能プロダクション「エルエムジージャパン」の社長ら3人が、労働者派遣法違反の疑いで逮捕された。現在のAV界は、女優が専門プロダクションに所属し、作品ごとに制作現場へ派遣されるのが慣例。女性は05年4月から2007年11月までの約2年半に、少なくとも45本の作品に出演していた。
労働者派遣法違反でAVプロダクションの関係者逮捕
映像ニュース
https://drive.google.com/file/d/0BxU6Ipk0hiAPQVhMXzRiMTM2YU0/view
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経営していた芸能事務所に所属していた女性を、実際の性行為を含むアダルトビデオ(AV)の撮影に派遣したとして、警視庁が㋅11日、労働者派遣法違反容疑で、大手AVプロダクション「マークスジャパン」(東京都渋谷区)の40代の元社長ら同社の男3人を逮捕したことが、捜査関係者への取材で分かった。
女性が「AV出演を強いられた」と警視庁に相談して発覚した。
労働者派遣法は実際の行為を含むAVへの出演を「公衆道徳上有害な業務」として規制している。捜査当局が同法を適用して強制捜査に踏み切るのは異例。
逮捕容疑は平成25年9月ごろ、マークス社に所属する女性を、みだらな行為を含む撮影のためAVメーカーに派遣したとしている。複数の女性が類似の相談をしており、メーカー側も女性が嫌がっていることを知った上で撮影していたとみられる。
警視庁はマークス社やグループの「ファイブプロモーション」(同)を家宅捜索。メーカーの「CA」(港区)、「ピエロ」(練馬区)も捜索した。
実際の行為の撮影は、同法をはじめ複数の法令に抵触する可能性があり、AVは演技を撮影することが前提とされている。業界関係者によると、過激な内容をうたう海外発のインターネット上の動画配信サイトが拡大していることなどから、既存の大手メーカーでも同様の撮影が横行しているという。警視庁は、業界内で違法な撮影が常態化していたとみて実態解明を進める。
AVの撮影が労働者派遣法の有害業務にあたるかどうかについては、判例上、「撮影時の行為の内容で判断すべきだ」とされており、製品の内容とは関係がない
経営していた芸能事務所に所属していた女性を、実際の性行為を含むアダルトビデオ(AV)の撮影に派遣したとして、警視庁が11日、労働者派遣法違反容疑 で、大手AVプロダクションの元社長ら同社の男3人を逮捕したことが、捜査関係者への取材で分かった。
労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の保護等に関する法律
第五十八条 公衆衛生又は公衆道徳上有害な業務に就かせる目的で労働者派遣をした者は、一年以上十年以下の懲役又は二十万円以上三百万円以下の罰金に処する。
◆2007年にもこういう事件があった。
AVビデオでわいせつな行為をすると知りながら、AV製作会社に女優を派遣したとして、芸能プロダクションの社長ら3人が、労働者派遣法違反の疑いで逮捕された。現在のAV界は、女優が専門プロダクションに所属し、作品ごとに制作現場へ派遣されるのが慣例。 警視庁に逮捕されたのは、芸能プロダクション「エルエムジージャパン」社長(32)ら3人。2004年に専属契約した女性(21)を、AV制作と知りながら、女優として撮影現場に派遣した疑い。女性は05年4月から2007年11月までの約2年半に、少なくとも45本の作品に出演していた。女優派遣が労働者派遣法で摘発されるのは極めて異例だ。