その「芸能界の常識」がおかしい
去年の話ですが、おもしろいので、以下の記事を紹介しておきます。
会社(事務所)を批判してはいけないのは芸能界の常識といって解雇していますが、それは法的な根拠はないですね。その常識がまちがっています。
ユニオンに相談して団交して、解雇撤回しましょう。みんなでこんな酷い会社では仕事しないとストをしましょう。
そういう人が増えれば、すこしはよくなるのにね。
被害者が闘うということを教え、立ち上がった人を支援していくことこそ突破口ですが、その肝を教えません。それが日本社会。
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運営批判でアイドルが諭旨脱退「公の批判いけないのは芸能界の常識」
[ 2014年9月18日
東京・赤羽発のアイドルグループ「Nゼロ(元AKBN0)」の14期生見習い・守屋美玖(14)が18日、運営会社を批判する内容のブログを書いたとの理由で諭旨脱退の処分を受けた。同グループのオフィシャルブログで発表された。
守屋は10日、自身のブログで「社長がNゼロをどーしたいのかが全然わからないです!面と向かってだと誰も恐くて言えないし」などと運営会社の社長を批判。
運営側はこれを受け「弊社では、メンバーがブログやツイッターで会社を批判する記事、批判していると取られかねない記事を書くことは禁止にしております。タレントが会社を批判する記事を公に発信してはいけないことは、弊社に限らず、芸能界の常識です」と問題視し、処分を決めた。
オフィシャルブログの説明によると、守屋は2週間前にも会社を批判する書き込みを行い、口頭で注意を受けていた。2度に渡る会社批判について本人に確認すると、「書いたら良くない内容だとは思わなかった。会社の方針と社長の言動に不信感をもったので、Nゼロの活動を辞退したい」と話したという。
「本来であれば強制脱退になる事案ですが、今回は諭旨(ゆし)脱退になります」と、“温情処分”だったことも明かした。
「Nゼロ」は8月に14期生見習い・石原麻衣子(15)が「アイドル活動が嫌だ」という理由で脱退。運営側は「開いた口がふさがらないという印象です」などとつづっていた。 Nゼロは「AKBN0」(アカバネ・ゼロの略)として2010年5月にデビュー。資金0であることを強調し、握手券や2ショット写真券などの販売で活動費を稼ぐ“自給自足アイドル”として活動する。