ソウルヨガ

主流秩序、DV,加害者プログラム、スピシン主義、フェミ、あれこれ

「AKB総選挙」での結婚宣言と主流秩序 ――その3 賠償すべき+来年からの総選挙は辞めるべき

 

 

この話題3つ目。昨日の補足説明。

 

  • 須藤さんが何を間違っているか。それは「後悔ない」といって謝罪を正しくしていないことが問題。言うべきだったのは

「隠していてごめんなさい。でもアイドルである以上、言えませんでした。悩んでいました。でも今回、週刊誌に発表されることになったのでここで言わせてもらいます。いま付き合っている人がいて、結婚まで考えています。ですからもうアイドル活動を続けるこっとはできないと思います。今まで隠していて本当にごめんなさい。だから今日、この場にたっている資格なんてないんです。こんな総選挙の場で20位という名誉を受けることなんて出来ないんです。今日を限りにすぐに辞めます。本当にすみませんでした」「総選挙の前に、もっと早く言うべきでした。後悔しています、すみませんでした」

ということ。

 

  • どう考えても早い段階で対処策を練って、総選挙には出ないというべきだった。周りに説明していって、総選挙の時期をひっそりと通り越して秋ごろに、「私は引退します。好きな人ができて結婚するためです。今まで隠していてすみませんでした」というのがまともな発表の仕方だろう。

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  • こうなった以上、「AKBグループを運営している会社」は、責任をまっとうするために当然須藤さんをすぐに処分(辞めさせる)すべきでしょう。今それをしていないのがおかしい。また来年からの「AKB総選挙」というイベントも辞めるしかないと思います。根幹が崩れたのですから。こんなことがあったのに今後も「AKB総選挙」というイベントを続けるのは無責任です。まったく虚偽のひどいことをしてしまってファンに迷惑をかけたのだから。

 

  • また須藤さんのために大量にCDなどを買った人がいるでしょうから、須藤さんに投票した人からの請求があれば賠償すべきでしょう。返金要求に応じるべきです。それは「AKBグループを運営している会社」が支払うべきものです。其のうえで、会社は少しは須藤さん自身に賠償を求めてもいいかと思います。その額は交渉次第でしょう。

またファンから「こんな騙しの総選挙イベント辞めてしまえ」という声が上がって当然で、其れを受けて会社は「来年からの総選挙をやめます」というべきです。

そういう商売をしていたんだという責任がある。身近なアイドルとして握手もして、ひょっとしたら恋愛できるかもと思わせて、少なくとも片思いさせて、そういう幻想を売って、いっぱいCDなど買わせて金をはき出させていた。

あくどい商売をしてきた会社なので、裁判されても素直に会社は払うべき。

 

  • そもそも総選挙の仕組みがあざとい。1人一票にすべきでしょう。1人でも金をかければそれに比例して多くを投票できるなんて、1000万円出す金持ちが一人つけば順位が変わるというおかしなもの。

 

  • 会社が辞めろといっても、もし須藤さんが辞めたくないというとどうなるか。その場合は会社が「じゃあ、あなたがファン、世間に謝って『恋愛も結婚も今すぐ辞めて再出発します』というか『恋愛しながらのアイドルをさせてください。それでいいですか』とちゃんといいなさい」と指導することになるでしょう。そこまで覚悟を決めるならそれならありえる。結婚しながらアイドルを続けられるかというと難しいと思うが、提起する価値はある。

しかしその前提がまず大謝罪である。だから「後悔ない」といっている今の姿勢がおかしいわけ。

 

  • 恋愛してはダメといわれていたのに、結婚になると思考停止になるというところが、この問題が示す面白いところ。会社、スタッフ、秋元が頭が悪すぎる。みなが「結婚」というとその主流秩序的な感覚があって、「めでたい」とか、「けなせない」とかまとわりつく無意識に支配されている。

●今回の問題の責任の所在だが、20歳というと大人だが、まあ、若い子を洗脳して競争させて金もうけしてきた会社、秋元により大きな責任があるという話。