あれこれ 9月その4
●プサン映画祭で、このブログで紹介しているセウォル号沈没事件のからみで、2年前に「ダイビング・ベル」を上映したことから、今年も圧力がかかり、、縮小されることになっている。韓国社会も闇を隠ぺい。
でも何とか抵抗しようとする人もいるということ。日本でもそれはあるが…。
●大分県警が野党支援拠点に監視カメラを付けた事件。めずらしく、あからさまになったが、こんなことは日常茶飯事で行われている。そしてそれをもっと拡大していこうする社会。安倍政権を容認し、共謀罪を進めている状況。画工の先生への告げ口を集めて、政治的中立性調査という名の5人組社会化。ジェンダーフリー教育のときと同じ、ナチス監視社会の手法。
●「スタジオパークからこんにちは」で、黒柳徹子が出て「少し素を出していて、枠をはみ出して」いて、ちょっとおもしろかった。
●トランスジェンダー、性同一性障害の受刑者(MTF)が、男性として刑務所に入れられる恐怖が報道された。
朝日新聞2016年8月2日
いまだ古い対応しかされていない。
●三菱自動車、社員の不正の指摘を幹部は放置したし、「見込みあり」と報告すると「達成」とするなどバカな社風。人材不足で「できない」とは言えないとか言っている。おろかな会社。正に主流秩序への従属人間たち。
●相模原障がい者殺傷事件で、朝日新聞7月28日の見出しで「命の重さ 同じなのに」と書いていた。かけるところが鈍感だった。
●原発再稼働が進んでいる。鹿児島県知事が停止させて安全点検と言っても、当然、政治的対応で、九州電力は応じなかった。
また原発事故の避難指示が相次いで解除されているが、実はそもそも汚染されている状況なので、帰還する人は少ない。
また原発事故のときには屋内退避しろなどといって、現実離れしたことをいっているし、避難訓練もバスを用意して移動などインチキだらけ。欺瞞だらけのお笑い現実。まるで韓国ドラマの悪役権力者たちのやっていることと同じ。
さらに政府は原発コストを「新電力」にも負担させると決めた。事実上の大手救済策で、おかしい。
政府が原発の廃炉や東京電力福島第1原発事故の賠償を進めるため、大手電力会社だけでなく、新電力にも費用負担を求める方向で調整に入ったことが7日、わかった。電力自由化で大手電力から新電力に契約を切り替える消費者が増えた場合、原発の廃炉や原発事故の賠償にかかる巨額の費用を賄えなくなる可能性があるためだ。だが、本来は大手電力が負担すべきコストを国民全体に求めることになり、議論を呼ぶのは必至だ。
▽原発コスト:新電力も負担、政府調整 料金に上乗せ
https://l.mainichi.jp/4M7Q9B
▽原発コスト負担:大手の救済色濃く 利用者の反発必至(有料会員限定)
https://l.mainichi.jp/Z1Ai1c
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