橋下徹が本音:日本が軍事力強化・核兵器もつために北朝鮮に核をもってほしい
橋下だけでなく自民党の右派もそうだが、核兵器を持ちたいと思っている人がたくさんいる。
私は前から言っているが、実は中国や韓国の右派(民族主義者、好戦主義者)と日本の右派(軍国主義者)は、対立しているようで実はお互いが相手の「活躍を」期待している関係だ。あいてが「無茶」を言ったえりやったりしてくれれば、自分の願望をかなえやすいからだ。
この延長に「相手が攻撃してきた/被害を受けたという偽事件づくり」という謀略もある。
とにかくあいてが無茶をしてほしいのだ。
領土問題で対立するのは、日本を右傾化させたり軍事化させるのに好都合。だから中国、もっと無茶してくれと願っている。
向こうが領海を越えたとか、攻撃してきたとか、日本人が殺されたとか、でっち上げさえすることがありうる。
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それでその本性を普通は隠すのだが、愚かな橋下さんは本音を言っちまった。
橋下徹が、北朝鮮問題で、ツイッターやブログで以下のようなことを繰り返し発言している。
「北朝鮮に核保有をいったん認めてやってもいいじゃないか。その上できっちりと核の均衡を保つ。」
「臆病者の日本は核兵器保有の検討も俎上に載せざるを得なくなる」
「PRESIDENT Online(プレジデントオンライン)」のブログ「橋下徹通信」
北朝鮮を叩くのはリスクが大きすぎるとの判断から、代わりに「日本の自衛力を高める」として、その方策として(1)敵基地攻撃能力を高める(2)非核三原則「核兵器を持たず、作らず、持ち込ませず」のうち「持ち込ませず」を削除して米国との核シェアを検討(3)集団的自衛権のレベルアップ-を掲げた。
「日本は核武装なんかしたくない。NPT(核拡散防止条約)体制を守りたい。しかし北朝鮮が核兵器を保有するなら臆病者の日本は核兵器保有の検討も俎上に載せざるを得ない」
「潜在的に核兵器保有能力があることを示唆する」という核ヘッジング論。これは「かなりのハレーションも起きる超剛速球だけど、やってみる価値がある」。
北朝鮮の核兵器の保有がもたらす力のバランスの変化は、日本や周辺国が自衛力を強化することで「十分に是正できる」
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これらの主張の裏には、日本が軍事力をたかめ、核兵器も持って核の均衡関係を作りたいというのが透けて見える。
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