2015-12-08 溝口健二監督『祇園囃子』 溝口健二監督『祇園囃子』 (ぎおんばやし、1953年)をみた。言葉もその状況も人の在り方も面白かったが、いつの時代もひどいもんだ。金や性の権力構造は今も昔も同じ。 その時代状況、現実も、それを作品にするまなざしも(上から目線で同情の中に、二人の女性のきずなを美化する視点)。これを「人間ドラマ」というやな言い方。 ジェンダー的にもその鈍感さは見ていられない。 「強引に迫る」というが、レイプであり、それを「お客をうまくあしらうべき」といって容認しろという文化だった。 こうして歴史は進んできた。現実はうざい。