ソウルヨガ

主流秩序、DV,加害者プログラム、スピシン主義、フェミ、あれこれ

いじめ問題  事なかれ主義  主体が闘わないとだめ

 

いじめで自殺した子がうつっている写真がコンテストで賞を取ったが、主催者が、勝手に辞退させている事件があった。
 写真コンテストを実施した青森県黒石市の団体が、市長賞に内定していた作品の応募者に対し、賞の辞退を求めていた。親が訴えて、批判が出て、その後受賞となった事件。

 

じさつとかいじめとかややこしい人の写真を優勝させられないと単純に考えたのだろう。事なかれ主義で愚かしい。

労働問題でも同じだが、当事者が主体的に戦う、その力を支援するというのが大事だが日本では決定的に弱い点。

でも、マスクを取れない人が多いように、いま、とても、繊細に、傷つきやすくなっている。戦うどころか、普通の主張さえ出来ない。主流秩序的なものにとても弱くなっている。
そこが難しい。

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過去最多15年度22万件 学校間で認知に差
毎日新聞2016年10月27日 22時01分(最終更新 10月27日 23時26分)

いじめの認知件数

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 全国の小中高校と特別支援学校が2015年度に認知したいじめは22万4540件(前年度比10.4%増)で過去最多となったことが、文部科学省が27日公表した問題行動調査で分かった。全校種で増加していた。文科省は学校が積極的にいじめを見つけた結果とみている。
 一方、各都道府県の児童生徒1000人当たりの認知件数の差は最大26倍あり、1年間で1件も認知しなかった学校も36.9%あった。文科省はいじめのとらえ方に差があるとみて指導を強化する。
 調査は全国の国公私立の小中高校と特別支援学校が対象。昨年度に認知したいじめ件数や内容などを聞いた。校種別は小学校15万1190件(同23.2%増)▽中学校5万9422件(同12.2%増)▽高校1万2654件(同11.0%増)▽特別支援学校1274件(同32.3%増)。
 いじめの内容(複数回答)は「からかいや悪口」が63.5%で最も多く、「遊ぶふりをしてたたく、蹴る」22.6%、「仲間はずれ、集団による無視」17.6%--の順。高校は「パソコンやスマートフォンで誹謗(ひぼう)中傷される」が18.7%と目立った。
 いじめで心身や財産に重大な被害が生じたり、長期欠席したりする「重大事態」は313件(同30.3%減)。自殺した子供は214人(同7.8%減)で、うちいじめの問題を抱えていたのは9人(前年度5人)。進路の悩みや家庭不和などが目立った。


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いじめに苦悩していた青森市立浪岡中学校2年の葛西りまさん(当時13歳)。2016年8月25日に列車に飛び込んで自ら命を絶った。

葛西りまさんは、亡くなる10日前に、青森県黒石市の日本三大流し踊り「黒石よされ」で津軽手踊りを披露。偶然、その姿を目にした人物が、葛西りまさんが放つ表情の明るさに惹かれ写真を撮影。

一般社団法人黒石観光協会が主催する「黒石よされ写真コンテスト」に応募したところ、コンテスト最高の賞である「黒石市長賞」に内定した。

しかしその後、葛西りまさんの写真は市長賞取り消しとなった。TBSが報じたところによると、祭りの主催者と黒石市長が「祭りの写真としてふさわしくない」と判断したためだという。この件に関して、日本中から怒りの声が噴出。特にインターネット上では強く憤慨する声があがっており、炎上状態となっている。


いじめ苦に中2女子自殺か 青森で列車にはねられ死亡
 青森市立浪岡中2年の女子生徒が25日、列車にはねられて死亡していたことが28日、学校への取材で分かった。自殺とみられる。学校はいじめなどがなかったか、経緯を調べている。学校などによると、25日午前10時ごろ、青森県藤崎町のJR奥羽線北常盤駅で、普通列車が線路上にいた女子生徒をはねた。生徒が線路上に飛び降りたとの目撃情報がある。

 学校によると、女子生徒は24日に登校し、始業式に出て、その後の授業を受けた。斎藤実校長は取材に「現在は(いじめの有無を含め)何も分かっていない」と話した。学校は、生徒や保護者への聞き取り調査などを検討している。