主流秩序の授業をしていて、レポートで教えてもらった、主流秩序関連の歌が、
高橋優「裸の王国」
http://www.uta-net.com/movie/167761/
https://www.youtube.com/watch?v=5D1MYdDxKVA
という曲。前へならえ、流行の服を着ろ、あの人の話し方をまねろという社会を、童話の「裸の王様」のような状態だと批判する歌だ。
つくられる流行に洗脳される人々。
主流にまたがる裸の列島。
踊らされてることには触れずに、踊れ!
その紹介してくれた学生も、「「右へならえ」をするその右が本当に正しい方向なのか、なにが正しいのかを考えられる人になりたい」という。
いいのを紹介してもらった。
もう一つ、主流秩序の授業をしていて、学生さんに教えてもらったのが、
amazarashiの歌う「ラブソング」だ。
https://www.youtube.com/watch?v=0RGTxwV--C8
「急いで買いに行かなきゃ 誰よりも多く買わなきゃ 奪ってでも手に入れなきゃ」「愛を買わなくちゃ」「お買い求めはお急ぎを」
恋愛というもの、恋愛の歌というものが消費主義の中でただただ消費される商品となり、またその恋愛の中で、お金、買う、プレゼントということが重要な要素になっている。デートのために服をかわなくっちゃ。貧困の中で消費にあおられる人たち。貧しいものも愛は求めなくっちゃ。その愛って、なにかというと・・・・
浅い、主流秩序に取り込まれる装置としての恋愛や結婚。
愛こそすべて。信じたまえ!
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主流秩序へのこうした違和感は、これまでも部分的には語られてきた。
こうしたものからでもいいから、主流秩序的なものについて考え始めてほしいと思う。但し、すこしの批判で終わらないことが大切。深く考え、ほかとつなげ、対抗的な自分の生き方を具体的にするところまで持っていく人がほんとに少ないから。
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参考情報
amazarashの「アノミー」
https://www.youtube.com/watch?v=jL8UNArX9aA
冷凍睡眠
http://www.uta-net.com/movie/203097/
多数決
http://www.uta-net.com/movie/203097/