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主流秩序、DV,加害者プログラム、スピシン主義、フェミ、あれこれ

北田暁大氏の上野千鶴子批判

 

上野千鶴子さんが中日新聞に述べた移民反対論に対して、北田暁大さんが批判してます。
http://synodos.jp/politics/19136

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当たっている当然の批判もありますが、脱成長派批判まで広げて、まちがった批判までされている状況です。貧困や社会問題・移民問題に対しては経済成長しないとだめという成長主義の擁護になっていて、それが常識と一面的に言ったものですが、リアルな政治や経済の問題とともに、脱物質主義的なスタイルの大事さもあるので、兎に角「『敵』を低く見下して」偉そうに言う姿勢はあらためたほうがいいという面が、この北田さんの批判にも見受けられます。

 


上野さんを脱成長派の典型のよう利用する必要はないでしょう。
ほんとうに現場で運動していない学者のことばには、簡単にきれいごと言っているよなというものがあります。上野批判はまあ多くの人がしているように当然の面があるのですが、そう批判している人が自分をどこまで顧みているかです。

 

昨晩、京都の夜回り・野宿者支援・日雇い労働者運動を長年している方のお話を聞きましたが、その生き方には尊敬すべき点が多々ありました。それとの対比を感じます。