ソウルヨガ

主流秩序、DV,加害者プログラム、スピシン主義、フェミ、あれこれ

日本人がヘイト発言したのに、的外れな被害者批判

 

 

韓国人旅行者ユ・ミンソン氏(37)が、京都市内のラーメン店に入ろうとした時に 「居酒屋ですか?」「食堂?」と訪ねると店内から「ファッキン・コリア」とヘイト差別発言が返ってきた。入り口付近にいた客と思われる男性がユさんに近づき、「ファッキン・コリアやねん。ゴーアウト」と言い放った。これにミンソンが苦笑いを浮かべると「ハハちゃうねん、アホ!」と店内から聞こえてきた。 ミンソン氏がこれをネットにアップすると、批判も当然あるが、一部、日本のネットやテレビ番組では見当違いの反応が見られた。

それは、これをアップするのがおかしい、撮影の許可なくとっている、お店の人が被害者、ミンソンはたんなるナンパ男だ、といったもの。

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バカじゃないかと思う。この地球上で相手を差別する人がいたら、そいつがおかしいというのが基本だろう。どうして被害者を批判するのか。ミンソン氏がいい加減な奴だとか言って、論点をずらして、問題の中心が見えない人が多い。旅行者が生中継で動画を撮っていることはよくある。今回のように店の外から声をかけるときの撮影には何も問題はないと思う。そしてこの動画を流すのは、差別を減らす意識を拡大するためにも意義あると思う。

 

だが「サンデージャポン」でも一人を除いて、馬鹿発言—――事実上のヘイト発言に寛容―――ばかりだった。弁護士も人権感覚ゼロ。

 

韓国では当然、韓国の主要紙も問題として報じているのに日本がちゃんと対応できないから、そりゃ、「日本人って、おかしい」と言われても当然だ。だから今回、店の客たちがヘイト発言したが、テレビやネットの反応によって、この問題を適切に感じる能力のない、人権感覚が非常に低い、ナショナリ有無的で差別的な人が日本には数多くいるということが浮き彫りにもなった。

もちろん、まともな日本人も多くるし、そううひとは差別発言をしたやつを批判している。

 

SNS上では店への批判があって、同店は公式ツイッターで「当店は差別を認めません」「その場ですぐに店の者が直接謝罪するべきでした。」などと謝罪した。適切な対応だろう。

 

其れに対して「店が被害者」という声もあるが、その客に対してちゃんと言えなかったんだから一定の責任はある。しかし当日、直ぐに対応できなかったんだから今からでも謝罪したのは当然のまともな対応で、「かわいそう」というような問題ではない。

 

 差別的発言を行ったのは当時店内にいた客たちだが、店の謝罪が客に責任を転嫁しているとの批判があったという。

だがそれはおかしい。差別的なことを吐いた人間が悪い。あの店では笑い声が聞こえたから複数の人間があの差別行動にかかわったということ。恥ずかしい奴らだ。店が直接差別行動をとっていたのではない。

 

僕がその店に居たら何ができたかと思う。あいてが多いと何も言えなかったかもしれない。

ももし今度、そういう場面に出くわしたら、その場で「貴方のことばは差別発言だ。同じ人間として恥ずかしい。」と言おうと思う。「俺は嫌な気分になったなあ」ともいう。「そういうこと、こんどから辞めたほうがいいで」「なんで、そんなことしたんや?」とも聴こうと思う。

もし食って掛かられたら周りの人や店に「警察を呼んでください」という。

 

こういうことはシミュレーションしておくとできる。

そういうことがもっとあちこちで起こればいいなと思う。

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なお、今回の問題を受けミンソン氏は、日本の観光地を訪問し生放送している番組を「日韓関係が良くなって欲しいと願って進めている番組なのです」とした上で、「この映像一つで万が一、 お互いの感情が悪化し日本のことをよく知らない韓国人が誤解するのではないか心配です」といっている。

 

「私は日本文化と日本人が好きです。私が行なっているネットの生放送では、日本の観光地やおいしいものを紹介したり、韓国に来た日本人観光客に良い思い出をプレゼントできるよう努めています。その仕事をしながら、多くの親切な日本人と出会いました」

「なので、今回の京都の件は、偶然起きてしまった悪い出来事の一つでしかないと考えております。 日本に対する良いイメージが変わることはありません」

「もちろん差別は存在してはいけません。たとえこの件で多くの韓国人が衝撃を受けたとしても、この件を機に日本での差別に対する警戒心を呼び覚ます契機になるように願っています。 私は今後も、韓国と日本がさらに友好関係を築けるように民間交流に努めていきます。 『一個人の言動が自国のイメージを変えてしまう』ということをみなさんに知ってほしいです」

「ですが、日本の方々には、私に悪口を言った人物を許していただきたいと思っております。また、ラーメン店のオーナーさんの謝罪のお言葉はBuzzFeed Newsの記事によってしっかり受け取りました」

「もしも店主さんが再会を希望されるならば、京都を再び訪問した時に必ず寄ってお話したいです。今回の件を紐解いて、友人になることができたらそれ以上良いことはないです。日韓関係のお手本になれるのではないかと考えております」

 

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