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主流秩序、DV,加害者プログラム、スピシン主義、フェミ、あれこれ

2016 DV/ストーカー/リベンジポルノ被害件数


拙著『デートDV/ストーカー蔓延の実態と背景――― ストップ!デートDV 2』 (電子書籍Kindle版、アマゾンで購入可能)で毎年の被害状況を書き加えているのですが、その最新の数字をここでも紹介しておきます。
なお具体的事件については、『続 デートDV・ストーカー対策のネクストステージ』(電子書籍)で出来るだけフォローしています。

 


◆2016 DV被害件数  警察庁
警察庁によると、DVの被害は前年より10.7%多い6万9908件で13年続けて増え、01年の配偶者暴力防止法施行以降で最多。
●被害者は女性が85%。被害者のうち男性の割合は年々増えており2016年は15・0%。
●被害者の年齢は、30代、29.4%、40代、24.8%、20代、22.8%、など


●関係性は、婚姻関係が69.2%、婚姻関係解消後が7.3%、内縁関係が7.3%、内縁解消後が0.9%、同居している交際関係が13.3%、同居している交際関係の関係解消後が2.0%。


●摘発は前年より381件多い8387件。刑法・特別法に基づく検挙は過去最高の8291件であるが、DV法の保護命令違反は104件で、過去5年ほぼ横ばいで漸減傾向。

 

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◆2016 ストーカー被害件数  警察庁
● 警察が2016年の1年間に把握したストーカー被害は2万2737件で、前年より769件(3・5%)増え、4年連続で2万件を超えた。被害件数は2014年の2万2823件に次いで、過去2番目。

 

 


●被害者の9割近く(88・8%)が女性。男性が11.2%。
●被害者の年代別では、20代36・0%、30代25・5%、40代18・8%、10代9・3%の順
●加害者は交際相手や元交際相手が46・9%を占め、知人・友人13・2%、同僚・職場関係11・8%、配偶者や元配偶者7・5%。面識がなかったり相手が分からなかったりするケースが13・3%。恋人と結婚相手を合わせると、54%。


●動機では、「好意の感情」が15738件、「好意が満たされず怨恨の感情」が4506件。
●行為形態では、「付きまとい・待ち伏せ」が11643件、「面会・高裁の要求」が10946件、「電話・メール」が6321件など。


● 加害者摘発は2605件(前年比190件増)で、2000年にストーカー規制法が施行されて以降最多。
●容疑別では、つきまといなどのストーカー規制法違反が769件(前年比13・6%増)。脅迫363件、住居侵入345件、傷害180件、暴行165件、殺人未遂は11件、殺人は1件など。


ストーカー規制法の警告は過去最高の3562件。同法の禁止命令は173件でこれも過去最高。


●被害者への防犯指導が22097件。加害者への指導警告は11598件。パトロールが6871件。

 

◆2016 リベンジポルノ被害件数  警察庁

●リベンジポルノの警察への相談が2016年は1063件(前年比7・0%減)にのぼり、2年続けて1千件を超えた。リベンジポルノ防止法が2014年11月に施行されて以降、年間の統計は2回目。


●「画像を公表すると脅された」451件、「画像を所持されている・撮影された」297件、「画像を送りつけられた」229件、「画像を公表された」196件、「画像の購入要求など」20件など。


●被害者のうち92・1%が女性。
●被害者の年代別では20代以下が6割。20代が41・6%、未成年が22・2%、30代が18・3%、40代が13・2%、50代以上が4・5%。


●加害者の性別は、89.3%が男性、5.4%が女性
●加害者の年齢は、20代、24.1%、30代、23.4%、40代、17.6%、10代、11.0%など。


●加害者との関係は、交際相手や元交際相手が69・2%を占め、ネット上だけの知人・友人が11・1%、知人・友人9・9%、配偶者や元配偶者3・0%、職場関係者1・2%など。


●相談内容は、多い順に「画像を公表すると脅された」、「画像を所有れている、撮影された」、「画像を送りつけられた」「画像を公表された」など。
●加害者を摘発したのは268件(前年比8件減)


●容疑別では、裸や性交の画像をネット上でばらまいたりする行為を禁じたリベンジポルノ被害防止法違反が48件、脅迫69件、児童買春・児童ポルノ禁止法違反35件、強要33件、ストーカー規制法違反27件など

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