歳をとると1年が早くなるとよく言うが、そうでもないと思うときもあれば、でもふりかえれば、この20年ぐらいは早かった様な気もする。
それに対して数学を使って理屈を言う記事があって、まあ、そんな面もあるかなと思った。大した話ではない。
人生を積分して知る驚きの結果、大学生は早下り坂
ジャネの法則~時の速さはそれまで生きてきた期間の比で表される
2016.5.12(木) profile 桜井 進
私たちは小学生の時より大人の時の方が、1年間を短くなったと感じます。小学生の時の1年間は今よりも長かったと思い出すことができます。
小学校の1年生から4年生までの4年間と、19歳から23歳までの4年間は同じ長さに感じません。青年の4年間はあっという間です。
ジャネの法則
人間にとって現在という時間の感じ方は、これまで生きてきた時間との比として感じている。
例えば、10歳の少年の1年間は、それまで生きてきた10年に対しての1年つまり10分の1と感じているということで、60歳の大人の1年間は、それまで生きてきた60年に対しての1年つまり60分の1と感じているということです。
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私の感想
それを毎年足していく(積分する)と人生の時間は、20歳ごろで半分になるという計算になるということです。(始まりの年齢を物心つく年齢として4歳として計算)
やったことはそうはならないけれど、あの豊かな希望がある、未来がある、明るい感じは、若い時の特権だとは思います。
過去の自分と比べることは、しんどい人には時には有効なことがあります。
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上記の記事は以下のような付け足しでわかったような浅いことを言っています。これくらいいっておけばいいだろうという典型で、計算式のことをたくさん言ってきた自分との矛盾を考えない人だとわかります。
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「そもそもこのモデルは、人生の瞬間瞬間で、それまでの人生と対比し続けることが前提になっています。
私たちは知っています。何かに打ち込んでいる時には時間を忘れてしまっていることを。そうです、瞬間だけを感じて、いや瞬間という時間さえも忘れてしまう時があります。
それまでの人生と比較しない瞬間をたくさん生きるならば、この計算結果は成り立たないということです。
これまでの3回の講演・授業で最後に私が言ったことをここでも言って終わりにしたいと思います。
「くらべない」こと。自分を他人と比べないことはもちろん、自分の過去とさえ比べないこと。そして、「瞬間を生きる」こと。
私は学生や聴衆に訴えるつもりはさらさらありません。人生は一人ひとりのものです。すべては、これからの自分の時間を大切に生きたいと願う私自身に向けての叫びです。」
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