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ソウルヨガ

主流秩序、DV,スピシン主義、フェミ、あれこれ

「二度目の二十歳」

 

チェ・ジウ主演の≪二度目の二十歳≫。
19歳で子供の母親となって、大学教授という夫の言いなりになり、自信が全くなく、自分の意見も言えなくなっていた、専業主婦となって生きてきたハ・ノラが、病気や夫の浮気や離婚要求の前で動き出し、考え始め、自立していく物語。38歳になって生まれて初めてキャンパスライフを経験し、成長していく。

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人形の家をモチーフにしており、一種のフェミ的自立物語。
韓国ラブコメなので甘いところも多いが、楽しく見ていられるし、特に、ノラが、守られる、愛される、という受け身の存在を苦しいと思い、恋愛や依存に逃げるのでなく、カップル単位でなく、一人で生きていきたいと思う点で、シングル単位的なところがある。

それにしても韓国の男(多くの物語の霊威アイ・愛情表現、コミュニケーションの仕方方)は、DV 的なところが多い。日本も、韓国も、ゆがんだ愛情の在り方は、今後徐々に改革されていくと思う。
いまはまだ過渡期。

でもまあ、そこを除けば、楽しく見ていられる。

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以下、HP情報
離婚通告、夫の浮気、病気宣告…それまでの波乱の人生を、キャンパスでリセット!?
38歳で大学生になったノラの、新たな青春が始まる!

女性なら誰もが共感できる、ハートウォーミング・ラブコメディー!
19歳でできちゃった結婚し、夫と息子のためだけに生きてきたハ・ノラ。しかし、大学教授の夫ウチョルは教養のないノラをわずらわしがり、ノラに離婚を言い渡す。ウチョルとレベルを合わられたら、ウチョルに離婚を考え直してもらえるかもしれないと考えたノラは、内緒で大学受験を準備する。
何とか補欠合格したノラだったが、ウチョルから「浅はかだ」と批難されてしまう。失意に暮れる中、病院のミスで深刻な病と宣告されたノラは、死ぬ前にこれまでやれなかったことをかなえようと、家族に内緒で大学に通い始めることに。


しかし、“晩学の徒”ノラに周囲の目は冷たく、キャンパスライフは困難続き…。さらに、演劇学科の兼任教授となった高校の同級生ヒョンソクと、教授と生徒として遭遇! ノラに対し初恋の苦い思い出があるヒョンソクは、ノラに冷たく当たるが気になって仕方なく…。

 

韓国を代表する女優チェ・ジウが、母親役に初挑戦! 若くしてママになり、家庭という世界しか知らずに生きてきたヒロイン・ノラの遅れてきた“青春”と“トキメキ”が、キャンパスを舞台に描かれていく。まさに“2度目の青春”を謳歌(おうか)する38歳のヒロイン・ノラの前向きな生き方は、同世代の女性を中心に多くの共感を得た。
そんなノラを高校時代から思い続ける同級生ヒョンソクを演じるのは、イ・サンユン。30代の“大人ツンデレ”という新たな胸キュンキャラを演じ切り、少しずつ接近していく歯がゆい大人の恋を見事に表現した。本国では、2015年に放送がスタート。チェ・ジウの新たな魅力満載のハートウォーミング・ラブコメディー!

 

 

私たちの食べる卵を産む鶏を苦しい檻に閉じ込めないでください

 


アニマルライツセンターからの署名のお願いです。

 

 


アニマルライツセンター


私たちが毎日のように食べている卵を産む鶏が、どんな環境で飼育されているか皆さんご存知ですか?


実は日本ではほとんどの鶏は、20センチ四方の身動きが取れないワイヤーの檻に閉じ込められています。


これは写真のように、ワイヤーでできたケージの中に鶏を入れて飼育する方法で、バタリーケージ飼育と呼ばれています。周りをすべて金網で囲まれ、ケージの中には、巣も止まり木も砂浴び場も、たった一本の藁すらもありません。卵が転がりやすいよう、ケージは傾斜しています。 鶏1羽あたりの面積は20cm×20cm程しかありません。
2014年時点で、日本の採卵養鶏場の92%以上(*)が、このバタリーケージ飼育をおこなっています。


生産効率を優先し、過密状態で鶏を大量に飼育する「工場」の中で、鶏たちは苦しみ、絶望の中で短い一生を過ごします。この工場の中で鶏たちは感受性のある生物としてではなく、製品に近い扱いを受けているという実態があります。
「物価の優等生」と言われ1960年代からその価格の変わらない卵の安さの裏で鶏たちは多大な犠牲を強いられています。


わたしたちは、こういった残酷な飼育方法はなくしていかなければならないと考えています。
実は海外ではこの飼育方法は見直されており、ヨーロッパではすでにこのバタリーケージは禁止、アメリカでも6つの州で禁止が決まっています。
マクドナルド、スターバックス、ウォルマートなど誰もが知る大手企業もケージ卵の使用廃止を発表し、年を追うごとに、この動きは加速しています。アメリカでは、トップ25の小売店がすべて10年以内にケージ卵の廃止を約束しています。


世界で5番目に大きいレストラングループAlsea、カナダ、ラテンアメリカ、中国などに企業展開しているメキシコ最大手の製パン企業であるグルポ・ビンボ、世界最大手のクルーズ客船運航会社カーニバル・コーポレーション、世界最大級のホテル企業ヒルトン・ワールドワイドなど、さまざまな分野で多くの企業がケージ卵の廃止を発表しています。


いっぽうの日本ではこういった動きはほぼ皆無と言ってもよい状況です。
そこでこの署名は、バタリーケージ飼育の卵を扱う企業やスーパー、飲食店に提出します。


また、国や自治体の政策を司る機関へ、国民の意見として届けます。
この状況を打開し、拘束下で苦痛に耐えている鶏を助けるために、「ケージ飼育を止めてほしい」という皆さんの声が必要です。
賛同と、署名周知のご協力を、よろしくお願いします。


■バタリーケージの卵を食べたくない!キャンペーン
http://save-niwatori.jimdo.com/
■卵の裏側 ニワトリの苦しみが明らかに-ケージ飼育された鶏の身体状況を診察しました
http://www.hopeforanimals.org/tamago/
*2014年畜産技術協会 飼養実態アンケート調査報告書http://jlta.lin.gr.jp/report/animalwelfare/index.html
(写真は2016年の日本の養鶏場)

『人生フルーツ』

 

 

期待せずに見たら、意外に、とてもとてもよかったドキュメント映画。
『人生フルーツ』 Aレベル

東海テレビで放送されたものを再編集したという。
名古屋近郊のベッドタウン、高蔵寺ニュータウンに暮らす老夫婦を描いているのだが、その生き方が、小さなことからちゃくちゃくと全部自分でする、しぜんが大事、ひょうひょうと生きるってもの。ニュータウンを設計した建築家だが、しぜんを入れないとといって土地を買って雑木林を作って生きる。


社会は、その建築家を大事にしなかったが、彼とその妻は自由に生きていった。
いま、90歳の夫・修一さんと87歳の妻・英子さん。育てた野菜や果物を食べて何でも自分でしていく体を使う生活。

 

いまの建築の在り方に疑問を持つようになっていく人の生き方として。
むかしの友を台湾に尋ねていく、その人とのつながりを大切にする、丁寧な生き方をする人として。
Partnerと、ひょうひょうと生きあう姿勢において。
まともなインテリの生き方、権力や名声から離れる生き方として。
参考になった。

 

生きるとは、本当の豊かさとは何かの答えに近いものの一つがここにある。
僕の今のことばでいえば、主流秩序から離れるヒントがここにもあった。


ネタバレにならないように言うが、僕ならがっくり来るのに、又体力もなく、邪魔臭いのに、この年になってもこの生き方、すごい、というのが、感想。

自分も小さなことをこつこつしていこうと思った。
過去の関係を簡単にすてていく人も多いが、修一さんがある友の「判子」を大事に持ち続け、使い続け、そして・・・。これは泣けた。丁寧に生きていきたい。


2017年1月から全国で順次公開される。

おすすめ。

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◆予告動画
http://eiga.com/movie/85594/video/

◆映画紹介
ニュータウンの一角にある平屋で暮らす建築家夫婦を追ったドキュメンタリー。さまざまな社会問題を取り上げたドキュメンタリー作品を世に送り出している東海テレビによる劇場公開ドキュメンタリーの第10弾。自身が設計を任された名古屋近郊のベッドタウン、高蔵寺ニュータウンに夫婦で50年間暮らす90歳の夫・修一さんと、敷地内の雑木林で育てた野菜や果物で得意の料理を手がける87歳の妻・英子さんの津端夫婦。敗戦から高度成長期を経て、現在に至るまでの津端夫婦の生活から、日本人があきらめてしまった、本当の豊かさを見つめなおす。ナレーションを樹木希林が担当。2016年3月に放送され、第42回放送文化基金賞番組部門最優秀賞受賞したドキュメンタリー番組を劇場版として再編集した。


監督 伏原健之

 

[映画.com ニュース] 
日本のモダニズム建築の巨匠アントニン・レーモンドに師事し、日本住宅公団のエースと呼ばれた建築家の津端修一さんと妻・英子さんの、丁寧な暮らしを映したドキュメンタリー「人生フルーツ」の公開が2017年1月2日に決定し、樹木希林がナレーションを務める予告編が公開された。

 

本作は東海テレビが制作したドキュメンタリーを劇場公開する企画の第10弾。「死刑弁護人」「ヤクザと憲法」などを手がけた阿武野勝彦プロデューサーと、「神宮希林わたしの神様」の伏原健之監督が、敗戦から高度経済成長期を経て、信念を持って丁寧に生きる、90歳と87歳の建築家夫婦の暮らしぶりを映し出す。

 

愛知県春日井市高蔵寺ニュータウンの一隅。かつて日本住宅公団のエースだった修一さんは、阿佐ヶ谷住宅や多摩平団地などの都市計画に携わってきた。1960年代、風の通り道となる雑木林を残し、自然との共生を目指したニュータウンを計画。


しかし、当時の日本は高度経済成長期。結局、完成したニュータウンは理想とは程遠い無機質な大規模団地だった。修一さんは、それまでの仕事から次第に距離を置き、そして70年、自ら手がけたニュータウンに土地を買い、家を建て、雑木林を育て、ふたりは、ゆっくりと50年の時を生きてきた。
「人生フルーツ」は、17年1月2日から、ポレポレ東中野で公開。

 

映画評『ヒトラー暗殺、13分の誤算』

 

ヒトラー暗殺、13分の誤算」を見た。前から見たかったが見れた。


とてもとてもよかった。
素晴らしい。
A+ 評価。


1939年11月に、音楽好きでノンポリで家具職人のゲオルク・エルザーが、爆発物によるヒトラー暗殺未遂事件を起こしたが13分ずれて失敗した話。
とてもいろいろなことがよくわかる映画だった。

だが、分かりづらいとかという評価をネットで見て、

http://movie.maeda-y.com/movie/02040.htm

自分との大きな感覚の差を感じ、いくつかのことが見えてきた。

 

僕は、まあ、おじさんになったし、学生のころから少しはファシズムとかナチスとか全体主義のことにも触れてきて、多くの映画も見てきて、ナチスヒトラーについてかなりの知識を持っている。

 

で、自分が左翼的スタンスであること、戦争反対であること、反ファシズムであることは明確だから、
この映画を見ていても、とてもいろんなことがよくわかる。ヒトラーナチスたちが権力を握る前から、共産党もかなり強くて、その中でまさかナチスガ強大な党になるとは思われておらず、最初はおかしなことを言う極端な新興勢力で、愚かな少数派だったが徐々に、その勢力が増し、共産党などと互角になり、そして権力をとる中で共産党を弾圧していく。


ということは僕がナチスゲシュタポに逮捕される側になるということだ。

 

だから戦争が始まる前で、この映画に描かれていることだけでも、ナチスが怖いし、ひどいと思うし、だから、主人公の男(ノンポリの音楽屋、平凡な家具職人のゲオルク・エルザー)が違和感を感じ、これはおかしいと思い、許せないと思い、まわりがどんどん熱狂していく様に違和感を感じ、そしてヒトラーを暗殺しないとと思うようになっていくのはよくわかる。


だから「わかりにくい」とは全く感じなかった。

 

でもそれは当然ではないのだろう。日本人で今、この映画を見て、背景があまりわからない人がいるのだというのが事実なのだろう。なんで暗殺まで考えたのか、拷問されているのになんですぐに吐かないのか、何に抵抗してるのかがわからない人がいるのだ。

友人で共産党員の男の立場に立てばまた違って見えるだろうが、そのように見る人が少ないのだろう。当時なら自分は共産党員だったと思えない人には、分かりにくいことがあるのだ。

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もちろん当時、まだNazisとは何者か、はわからなかったから、「まさか」と思う人が多かったのに対し、歴史を知っている僕が今、見えることには大きな差があるのは当然だろう。

 

それでも、気持わるいことを言い、ハイル・ヒトラーといい、熱狂していく様は、当時でもおかしいと思う人は当然いた。その暴力性は明らかだった。

だから共産党員には、ナチスのおかしさは明白だった。
その彼らが逮捕されていく。それだけで絶対におかしいと感じて当然だ。


主人公の男ゲオルグは、友人たちがそうなるのを見ていた。
だから僕には、彼の気持ちがよくわかる。

ユダヤ人が捕まっていく。ユダヤ人と付き合っていた女性がさらし者にされていく。
当時だっておかしいとわかるはずだ。


共産党員になるほどではなかった。何か、暴力的なことではだめだと思い、音楽や女性との恋などに興味を持つタイプだった。

 

そして当時は、共産党も元気だった。暴力革命も含めて夢、夢想、希望を持っていた。政治的にも一大勢力だった。だから、「物理的に戦わない音楽屋」は、共産主義者からは腰抜けに見えただろう。

 

だが当時の未熟な運動はナチスの組織された暴力に簡単に排除されていく。いくつかの抵抗を経て、謀略事件も起こされ、解体させられていく。

そして大衆は、プロパガンダ映画を見せられて簡単に洗脳されていく。維新の橋下の言葉に希望を感じた人たちがいたように、当時のドイツでも、簡単に人々はナチスの宣伝に騙された。踊らされた。彼なら何かしてくれる。科学の技術で強い国になれる。経済も政治もうまくいく。そういわれてそう信じた。
トランプに投票した人たちと同じ心性だ。、


もちろん、違和感を感じ、ナチスのやり方を嫌った人も大勢いた。だが、
ゲシュタボに捕まるのが怖いから口をつぐんでいった。
それは当時の日本も同じ。
いまだって同じ。

 

**
そして逮捕された主人公の男は、拷問にかけられる。これもいつの権力も同じ。
権力に都合のいいように、必要な筋書きを語らせねばならない。
だから単独犯であることにはできない。

 

今回の映画でむしろ、簡単にでっち上げをせず、いちおう「告白」させようとしたという点がおもしろかった。それは、ある意味リアルなことだったろう。皆が皆、確信犯的に簡単にでっち上げをするわけではないのだ。Nazisを、ヒトラーを信じきっている善良な人たちだからこそ、あからさまなでっち上げはできないということもある。過渡期にはそういうことも多かっただろう。

 

実際、家具職人・ゲオルクを取り調べ拷問し続けた男が、のちに、ヒトラー暗殺未遂事件や反ヒトラーのクーデター、ワルキューレ作戦にかかわって処刑されるというようなことも出てくる。ある種、本気でドイツ国家のために動いていたのだ。そこにリアリティもあった。

 

なお、ワルキューレ作戦とかを知らなくても、Nazis体制では、簡単に「こいつが悪い」「こいつに責任を取らせよう」と決めつけられれば殺されるということとしても理解できるので、多くの知識がなくても映画の本質はつかめる。

 

それは演説中のヒトラーが「飛行機が天候が悪くて飛びません」とメモを見せられるシーンも、単に13分のずれが生じる理由だなと理解すれば詳しく知らなくてもいいので、別に問題ない。

 

つまりこの映画、特に細かい知識がなくても大筋掴めると思う。ナチスの大枠を知っていれば。

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で、ナチス的なものって本当に嫌だなと思える映画だった。
拷問も嫌い。拷問するやつが許せない。
拷問をやる権力というもの、その実行役の末端の人物、皆許せない。

だが、幻日世界には多くの拷問がある。おぞましい世界だ。


其れに無関心な人が多いのもおぞましい。
でっち上げをする人もおぞましい。でっち上げを平気でする人を支持する大衆もおぞましい。

 

で、そんな状況において、自分はどうするか、どう生きるかを問いかける映画だった。

主流秩序にどうムカウカという話です、今回も。

 

 

校閲ガール 見えない仕事

 

『地味にスゴイ!校閲ガール』、よかった。

 

公園の遊具の点検をしている人。
橋の点検をしている人。
電車の枕木・レール、電気の電線、・・・
知らないうちに点検してくれている。

遊具で遊べて事故がなくて、橋を渡れて、電車に乗れて、電気が使えて・・あたりまえにおもえることだから、誰が点検しているとか考えない。

 

無名の人たちが当たり前を作っている。


でそれは校閲という仕事にも通じる。
日の当たらない場所で輝いている人たち。

 

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地上の星はどこにいるのか。にも通じる話。

 

『重版出来』で、編集といったクリエイティブな仕事をしたいのに営業に回されてくさっていた青年が、新たな角度から営業の仕事に意義を見出す話とも通じる話。

 

最後の授業で流そうかな。

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2016年11月、日経社員がタレントなどのメールや写真や連絡先などを盗み見て逮捕

 

 

また情報を盗み見られた事件があったので、纏めておきました。

 

日本経済新聞社デジタル編成局所属の寺井淳容疑者(29)がタレントの押切もえさん(36)らのスマートフォンに不正にアクセスしたとして、不正アクセス禁止法違反などの容疑で2016年11月に逮捕された。


寺井容疑者は、⒛14年12月に、入手した押切もえさんの携帯電話番号と、SNSから得た情報や個人情報からパスワードを類推し、スマートフォンポータルサイトクラウドサービス「Gメール」に不正にアクセスし、メールアドレスを取得し、メールや写真や連絡先などを盗み見た。パスワードを勝手に変更したりもした。


また2015年10月~2016年4月には、米アップル社の「iCloud」にも不正ログインし、元NMB48渡辺美優紀さん(23)や都内在住の20代女性2人ら3人にも同様の行為をした。


容疑者は、「出来心でパスワードを突破することに喜びを感じ、ゲーム感覚でしてしまった」と述べた。


警視庁サイバー犯罪対策課が容疑者の携帯電話を解析した結果、女優やモデル、アナウンサーなど百数十人分の電話番号やメールアドレスが保存されていた。


携帯電話サーバーにログインするには携帯電話番号とパスワードが必要。寺井容疑者は何らかの手段で押切さんの携帯電話の番号を入手し、パスワードは生年月日やニックネームから類推していたとみられる。
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『老子』無為而無不為(無為にして為さざる無し)

 

友人に「無為而無不為」という言葉が面白いと教えてもらった。
それで少し調べたら、以下の様な流れの中の話だった。なかなか深い話だと思った。

 

 

老子』第48章

学を為せば日に益し
道を為せば日に損す

之を損して又損し
以って無為に至る

無為にして為さざる無し

天下を取るは常に無事を以ってす
その有事に及びては
以って天下を取るに足らず
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<解釈>
 学びを為せば、日に日に(知識・作為技巧)は増加し、
道を為せば、日に日に(知識・作為技巧)は減少していく。

これを次第に減らしに減らして無為に至る。
無為に至れば、総てが自然に為されていく。

天下を取る(治める)には、常に無事(戦の無い)を以ってする。
有事(戦の有る)に及んでそれで以って天下を取ろう(治めよう)
としても、充分に果たせるものではない。

http://www.eonet.ne.jp/~chaos-noah/tao/tao_48.htm
より
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「無為にして為さざる無し」ということは、無為こそできないことはない、何でもできるということだろう。何か技巧的なことをしないような極地こそ最も徳が高いということでもある。「道」を学べば、分かれば、身に着ければ、知識的なこと(作為技巧)からどんどん離れていく、ということにつながっている。

 

あえてここから僕の浅い理解を書いてみると・・、主流秩序を上昇(適応)するような力をつけるのでなく、逆に、名声とか目立つとか、口がうまいとか、目に見える知識とか成果とか、巧言令色とか、家などの所有物とか、攻撃的行動とか、そういうものから離れていくほど、「道」を進める。もっとも静かに、無名に、無為になるほど、主流秩序のなかの弱者になるほど、それは物が見えるということであり、何かスピリチュアルなことをなすことができるということ。周辺、端っこから見えるものを大切にできるかってこと。

 

それを応用して国の統治で言えば、力(軍事、謀略)でなすのではなく、もっとも静かに「戦の逆」で行くことで、まともな統治に至れるということ。

 

ぼくにとっては統治は遠い話なので、口角泡を飛ばしたり勢いよく話したりして相手を説き伏せるようなことではなく、論争的なことではなく、
ただ自分の道を静かに進むだけで、あるいは存在するだけで、何かを伝えられるようになることだろう。
だがそれには程遠い。


自分が非暴力の存在になること。これもむつかしい。
少しは近づいていると思うが道は遠い。

 

主流秩序に対して、無為とは、物質的なことをなすことから離れること、主流秩序から離れるということであると思う。だがその具体化と実践はむつかしい。

まずは小さな、できることから。