ソウルヨガ

主流秩序、DV,スピシン主義、フェミ、あれこれ

大阪市大のひどい対応 大阪市大不当解雇裁判

大阪市大不当解雇の件で、和解を進めるはずだったなかで、それを放置して都市研究プラザの公募が勝手に出されたということです。

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以下、尋問の案内です。

Aさんと被告証人の阿部所長の尋問が、1週間後に迫ってまいりましたので改めてご案内いたします。

2月28日(午後1時半から) 場所は大阪地裁809号法廷です。

この間の動きとして、大学が年明けにならないと復職に向けた具体的な労働条件を示すことができないと言うので和解協議を進めることができていなかったのですが、先日Aさんに全く知らされることなく都市研究プラザの公募が出されていたことが判明しました。 大阪市立大学および阿部所長は人を愚弄するにもほどがあると思います。

労働者として、研究者としての尊厳をかけて闘うAさんをぜひ応援に来て下さい。

関西非正規等労働組合 ユニオンぼちぼち http://rootless.org/botiboti/blog/

その人を想うだけでいい

「anone」第5回

病院の一室を寒空の下、見つめる人。

ここいてもしょうがないから

ここにいなさい。ここ、離れちゃダメ。何もできなくていいの。その人を想うけでいいの。その人、想いながらここにいなさい。

***

彦星君、目、覚ましたよ

++++

ある人のことを想ってお経をあげる、題目を唱えるという行為がある。

細く長く、その人を想うという行為がある。

生きなくたって、暮らせばいい。

しょうがなくても、する。

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前田朗が、「慰安婦」強制連行・証明の本紹介

今田真人『極秘公文書と慰安婦強制連行』(三一書房という本がでたそうで、 それについての前田さんの紹介。

http://maeda-akira.blogspot.jp/2018/02/blog-post_21.html WEDNESDAY, FEBRUARY 21, 2018

慰安婦」強制連行の証明 今田真人『極秘公文書と慰安婦強制連行』(三一書房https://31shobo.com/2017/11/18002/

1章 戦時動員職種に未成年朝鮮人女性の「接客業」 第2章 吉田清治氏が属した労務報国会を追う 第3章 奥野誠亮氏の死去 第4章 「業者」は初めから軍の偽装請負・手先

第5章 国会図書館が「極秘通牒」を内閣官房に提出 第6章 労務調整令の前身、青少年雇入制限令 第7章 発見した1938年当時の外務省関連文書 第8章 公文書が示す「慰安婦」強制連行のルートと人数

第9章 女子動員計画に「民族力強化」の言葉 第10章 婦女売買を禁じた戦前の国際法 【抜き書き】「慰安婦」強制連行関連の公文書(1938年中の外務省関連の公文書12点全文他、全41の資料を書き起こし)

朝日新聞が「吉田証言の検証」と称して歴史修正主義の立場を表明したことに対して、著者は、次の2冊の著書で、吉田証言の意義を明らかにし、一次資料に基づいて「慰安婦」強制連行の実相を追及してきた。

今田真人『吉田証言は生きている』(共栄書房) 前田朗編『「慰安婦」問題の現在―「朴裕河現象」と知識人』(三一書房) *

著者はその後も極秘公文書の調査を続け、今回1冊の著書として送り出した。外交史料館等の重要資料がこれまできちんと検証されてこなかったので、著者は一つひとつ読み込み、比較・検証して、資料の真義を確認している。

一例をあげると、歴史修正主義の典型例の一つである「業者主犯説」に対して、「業者」なる者の実態がそもそも軍関係等の人物であったこと、「業者」と称しているが軍の下部機関と言った方が早いこと、当時の植民地や戦地の交通手段(渡航証明書等)や食事の実際から言って、軍の組織的寛容がなければ、慰安婦を募集することも移動させることも、食事を提供することも不可能であったことなどを次々と明らかにしている。

本書で利用している資料のほとんどの抜き書きが巻末に「資料」として収録されているので、読者は資料に遡って、著者の論述の成否を自分で検討することができる。 「慰安婦」問題に詳しくない一般の世論では、「慰安婦」強制連行の否定という頓珍漢な見解が幅を利かせているが、日本政府・安倍政権が否定しているのは、軍による強制連行や強制連行への軍の関与である。「慰安婦」強制連行の証拠は多数あるが、軍による強制連行や強制連行への軍の関与、特に軍がそのような命令を下した証拠の存在である。ここでは、証拠そのものが争われているのではなく、証拠の「解釈」が争われている。どれだけ証拠があっても、恣意的な「解釈」によって軍の関与を否定するのが安倍流である。

これに対して、著者は、軍でなければ「慰安婦」の募集や連行が不可能であったこと、実際に軍が強制連行に関与したことを論証する。 政府及びマスコミは本書を無視するだろう。本書が注目を集めて議論の対象になることは歴史修正主義者にとっては困りものだからだ。

著者はあとがきで次のように指摘する。

朝日新聞の検証記事は、何度読んでも、学者などの見解(二次資料)を根拠にしたものばかりで、いっこうに、一次資料が明示されない。…(中略)…朝日新聞の検証記事に登場した何人もの学者・研究者からは当然、吉田証言を否定する一次資料を駆使した論文が、すぐに発表されると思ったが、いつまで待ってもそんなものは出てこない。日本の『知識人』は、本当にどうしてしまったのだろうか。」

これを読んで「恥」を知る「知識人」――朝日記者も歴史研究者もいないだろう。元々、歴史修正主義者たちなのだから、恥を恥とも思わないだろう。著者が名指しているのは、秦郁彦だけではない。外村大も名指されている。

ちなみに、外村歴史学のいかがわしさについては下記参照。

http://maeda-akira.blogspot.jp/2017/08/blog-post_20.html

前田朗よる、「帝国の慰安婦」擁護派への批判

http://maeda-akira.blogspot.jp/2017/08/blog-post_20.html

SUNDAY, AUGUST 20, 2017 預言者イエス朴裕河と15人の使徒

浅野豊美・小倉紀蔵西成彦編著『対話のために――「帝国の慰安婦」という問いをひらく』(クレイン) *

1.本書出版の経緯と編集方針 (1)ドグマとの闘い (2)イエスの受難 2.本書の基本的特徴 (1)第1の欠落:「応答しない」 (2)第2の欠落:「批判者を明示しない、引用しない」 (3)第3の欠落:「法を否定する」 (4)第4の欠落:「解決策に関心がない」 3.復活の日のために *

1.本書出版の経緯と編集方針

(1) ドグマとの闘い

しっかりした編集方針のもと、15人の執筆者が一糸乱れず編集方針を守って、ていねいにつくった本である。編集方針が確固としていて、言葉も明晰で、誤読の余地がない。迷いもブレもなく、目的に従ってまっしぐらの直球である。

日韓で政治的社会的問題となった朴裕河『帝国の慰安婦』を擁護する15人の著者による論文集である。 本書編集の直接のきっかけは「まえがき」(西成彦)に書かれているように、2016年3月に東京大学で開催された研究集会<「慰安婦問題」にどう向き合うか/朴裕河氏の論著とその評価を素材に>である。 「対話」を求めた研究集会(3.28集会)だったが、「オウムのように過去の主張をくり返す」(3頁)、「『ドグマ』にしがみつこうとする『帝国の慰安婦』批判の声は想像以上にかたくなで、『対話』らしい『対話』は成立しなかった」(5頁)からであるという。

つまり、問題は批判者の「ドグマ」である。あるいは、 「踏み絵」(24頁、浅野豊美)、 「自らの鏡に見えているものに誠実でありたいと考える人を窒息させようとする人たち」(44頁、東郷和彦)、 「レッテル貼り」(78頁、中山大将)、 「誹謗中傷」(96頁) 「悪意あるデマゴギー」(96頁) 「狂信」(104頁) 「病理」(104頁) 「集団ヒステリー」(112頁、以上の5つは、四方田犬彦)、 「暗黒の恐怖が渦巻いている」(277頁) 「恥ずべき暗澹たる汚点」(285頁、以上の2つは小倉紀蔵)である。 批判者は「暴力」「暴力的」である(本書に頻繁に登場する指弾の言葉である)。 ――本書はこうした悪罵のオンパレードである。他人を罵る表現に磨きをかけるためにひたすら時間を費やした金字塔である。 本書の著者たちは冷静に学問的に話しているのに、批判者はオウム、ドグマ、デマゴギー、狂信、病理、集団ヒステリーである。このことを何十回でも言わなくてはならない。

このように宣言して、本書では15人の著者が、歴史学、文学、フェミニズム等々の領域からこの問題に切り込んでいる。

私も、オウム、ドグマ、デマゴギー、狂信と切り捨てられている側の一員だ。例えば、次の出版に関わっているからだ。 前田朗編『「慰安婦」問題の現在――「朴裕河現象」と知識人』(三一書房前田朗編『「慰安婦」問題・日韓合意を考える』(彩流社) 「戦争と女性への暴力リサーチセンター」編『日本人「慰安婦」』(現代書館) 「戦争と女性への暴力リサーチセンター」編『「慰安婦」バッシングを越えて』(大月書店) 日本軍「慰安婦」問題webサイト制作委員会編『性奴隷とは何か:シンポジウム全記録』(お茶の水書房

なお、私も上記3.28集会に参加した一人であるが、発言の機会は与えられなかった。批判派50名、擁護派50名という規模なので、それはやむを得ない。秘密集会であったことに違和感を抱いたが、それも当時の「雰囲気」の中で主催者が選択したことであり、とやかく言うことではないと思った。ともあれ、この集会を企画・実現した主催者に感謝している。

(2)イエスの受難

この件では、朴裕河ハンナ・アーレントに喩える驚愕の珍事があったが、本書では、なんとエドワード・サイードに喩える(93~95頁、四方田犬彦)。そして、本書の随所で、朴裕河は実直誠実な研究者であり、不当な「誹謗中傷」に耐えているとされる。不当な批判が裁判にまでなり、朴裕河は精神的にも物理的にも迫害されているという。 こうした記述がえんえんと続いた後に、「もし彼女が精神を病んだり、自死したりしていれば、批判者たちはひとりの知識人の社会的生命のみならず、生存さえ奪った」ことになるという(257頁、上野千鶴子)。他人にここまで筋違いの因縁をつけて恫喝を加えるのだから、ぶっ飛んでいる。チンピラヤクザそのものである、と思ってはいけない。著者たちは、まじめなのだ。 何しろ、朴裕河は「民族の預言者」(264頁)であり、『帝国の慰安婦』は「十字架」(274頁)であり、すべては「イエスの受難」(274頁、以上の3つは天江喜久)であるのだから。

神の子にして預言者であるイエス朴裕河の著書『帝国の慰安婦』への批判など許されるはずがない。それはオウムであり、ドグマであり、狂信であり、暴力である。それゆえ預言者を守るために15人の使徒が立ち上がったのである。

15人の使徒は次の通り(なぜ名前を明示・列挙するかは後述する)。

浅野豊美(早稲田大学教授、国際政治) 小倉紀蔵京都大学教授、韓国思想) 西成彦立命館大学教授、比較文学東郷和彦京都産業大学教授、国際政治・元外交官) 外村大(東京大学教授、日本近現代史) 中山大将(京都大学助教、北東アジア地域研究) 四方田犬彦明治学院大学教授、比較文学) 熊木勉(天理大学教授、朝鮮現代文学中川成美立命館大学特任教授、日本近現代文学) 加納実紀代(女性史研究) 藤井貞和(詩人・日本文学) 熊谷奈緒子(国際大学准教授、国際関係) 上野千鶴子東京大学名誉教授、社会学) 天江喜久(台湾・長栄大学副教授、台湾近現代史) 金哲(延世大学校名誉教授、東アジア近現代文学

2 本書の基本的特徴

本書には数多くの特徴があるが、それをいちいち列挙できない。ここでは、その一つであり、基本的と思われる、「欠落、否定、無視、忘却」に限って示しておこう。明確な編集方針をしっかり守り、決して道を踏み外すことのない使徒の懸命の努力がうかがえる。

(1) 第1の欠落:「応答しない」

3.28集会前半の一つ焦点は、『帝国の慰安婦』には数えきれない事実誤認があり、しかもその事実誤認がすべて朴裕河の主張に都合の良い方向での事実誤認であるという論点であった。 批判者側は数人が次々と事実誤認を論証し、「事実誤認の上に学問が成り立つのか」と迫った。「朴裕河はSTAP細胞の小保方晴子だ」という趣旨の発言が締めとなった。 擁護派はこれについて応答しなかった。問題を特定せずに、一般的に「仮に事実誤認があったとしても」といったレベルの応答がなされるにとどまったといえよう。このため対話が成立しないのは当然であった。本書も同じことの繰り返しである。15人の執筆者たちは、事実誤認を認めようとしない。

そして、「なぜ<数>を問うのか?」(中山大将)のように、論点そのものを審判に付し、批判派が数や多寡を問うことそれ自体を批判する。数や多寡を問題にしたのは朴裕河であるにもかかわらず、中山は、批判派を非難する。

中には「確かに歴史的事実の誤認や不適当な説明」(50頁、外村大)があることを認める表現もあり、歴史研究において史料群を調査すると「自分にとって“都合の悪い史料”に出会ってしまう、ということは往々にしてありうる」(52頁)とし、「“都合の悪い史料”を無視することは、プロパガンダでは許されるかもしれないが、研究の世界においては行ってはならない」と正論を唱える。ならば、朴裕河はどうなのか。“都合の悪い史料”を書き換えているのではないかと疑われている『帝国の慰安婦』はどうなのか。ところが、外村の矛先は朴裕河ではなく、慰安婦をめぐる従来の歴史研究に向かう。「不都合な史料について考える作業は軽視されてきたのではないだろうか」(54頁)と。かくして事態は反転する。朴裕河の事実誤認は容認され、天上の星よりも高く評価されるが、それ以前の歴史研究の側にこそ問題があったことにされる。

ここで外村の学問方法論においては許される事実誤認と許されない事実誤認があることが判明する。そう考えないと理解できない。外村は許される事実誤認と許されない事実誤認をどのように区別しているのだろうか。外村自身が、歴史研究において、いったいどれだけの許される事実誤認を駆使してきたのか、それは書かれない。

私は刑事法専攻である。日本において刑事法を専攻するということは、自分の理論において他人に死をもたらすことがあるということである(私は死刑廃止論者だが)。刑事法においては、てにをはのミスも許されない。てにをはの一文字の違いで、死刑か無罪が分かれるのだから。従って、刑事法学の世界では、慎重さが求められると同時に、誤りは速やかに訂正しなければならない。擁護派・中山・外村のような主張をすることはおよそ考えられない。歴史学では許される事実誤認や許される書き換えがあるという事実が、本書を読んでわかったが、納得しかねる。たぶん、それは私のドグマであり、狂信なのだろう。

(2) 第2の欠落:「批判者を明示しない、引用しない」

本書では、15人すべてが、「批判者」を非難しながら、その「批判者」の氏名を名指ししない。「批判者」の文献・出典を明示しない。編集方針として明確に「批判者を明示しない、引用しない」と決めたのであろう。そう考えない限り、ありえないことが起きている。 他の著作で、このようなことがありうるだろうか。15人の著者が、同じ「批判者」をひたすら非難しているにもかかわらず、その「批判者」の名前を書かない、文献も引用しない、出典を確認できない、という稀有の事態である。

本書で用いられるのは、 「一部の市民運動」(19頁) 「この本をめぐる批判」(26頁、以上の2つは浅野豊美)、 「制度的レイプ派」(40頁、東郷和彦)、 「諸研究者」(81頁、中山大将)、 「彼らの一部」(111頁、四方田犬彦) といった言葉ばかりである。

本書には韓国挺身隊問題対策協議会の名前が頻繁に出てきて、何度も非難されている。ところが、韓国挺対協の主張をその文書から引用することはしない。論者が自在にまとめた言葉で語られるに過ぎない。 本書には吉見義明の名前が出てくる(54頁、外村大)が、「重要な資料を発掘し」たとされるだけで、吉見の研究内容は紹介されず、主張が引用されることもない。 本書には女性国際戦犯法廷が出てくる(171頁、西成彦)が、時代背景の説明のために出てくるにとどまり、女性国際戦犯法廷がいつどのように開かれたのか、主催者はだれか、判事はだれか、どのような判決かは紹介されない。 本書には、松井やより、西野瑠美子、中原道子、鈴木裕子、大森典子、金富子、小野沢あかね等々が登場しない。吉見義明、林博史、戸塚悦郎、荒井信一、鄭栄桓らも登場しない(吉見の名前は上記の形で一度出てくるだけである)。VAWW NET/RACも登場しない。

このことが意味することは、次の3つにまとめることができるだろう。 1つは、朴裕河が事実や証言の引用箇所を明示しない方法を愛用しているので、本書でも同じ方法を採用した。 2つは、具体的に名指しして引用すると、反論される恐れがある。反論を許さないために、相手を特定しない方法が望ましい。誰かが反論してきても「いやそれはあなたのことではありません」。 3つは、批判者はオウムであり、ドグマであり、暗黒の恐怖である。まともな人格的存在として扱う必要はない。預言者を批判するなどという裏切りと堕落と暗澹たる汚点である。名前を出すのも汚らわしい。 4つは、もともと15人の使徒は事実誤認を容認している。事実誤認が許されないなどと狂信する批判対象を明示しないのは驚くに値しない。相手に反論を許さず、一方的に叩いて叩いて叩きまくること、それだけが真実への道なのである。

私は、上記で15人全員の名前を列挙した。煩瑣だがいちいち頁数も明示した(ブログの記事で、普通、ここまではしない)。

批判する時には相手の氏名、具体的な主張内容を特定し、出典を明示するのが通常の方法だと思う私は、悪意あるデマゴギーであり、狂信であり、病理であるに違いない。

(3) 第3の欠落:「法を否定する」(ただし、都合の良い時は「法」を使う)

法の否定は2つの局面で明示される。

1つに、国際法の否定・軽視である。「慰安婦」問題では、国連人権委員会や国際労働機関で議論がなされ、国際法に照らして結論が示された。性奴隷制であり奴隷条約違反及び奴隷の禁止の慣習国際法違反。強制労働条約違反。そして戦争犯罪と人道に対する罪。女性国際戦犯法廷や、本書で批判派とひとくくりにされているらしき論者の多くが、国際人権法と国際人道法を引用してきた。 朴裕河が韓国挺対協批判を通じて、国際法に基づく議論を切り捨てたことは有名である。特に国際法における奴隷制概念は諸悪の根源であるかのごとく扱われる。15人の使徒も預言者に従って法を否定し、国際法を排除する。

奴隷制については興味深い記述がみられる。「慰安婦」が「預金通帳」を持っていた、私有財産を持っていた。だから、「”salve”とは呼べないと考えても不思議ではない」(80頁、中山大将)。 1990年代から何度も議論されたことだが、アメリカ黒人奴隷に典型的なように奴隷は「私有財産」を持っていた。いつでも取り上げることのできるカギかっこ付きの「私有財産」であるが、奴隷も蓄財して自由身分を買い戻すことが認められていたのだ。こうした常識を否定する中山は藤岡信勝小林よしのりと祝杯を挙げることになる。

2つに、国内法の否定である。近代市民国家の法が否定される。朴裕河が訴えられた裁判の否定である。本書の随所で、名誉毀損を理由とする民事訴訟と刑事訴訟を繰り返し何度も非難している。法とか裁判とか検察など国家権力の装置であって、歴史学がこれに拘泥するべきではない。預言者を世俗の裁判にかけるなど許されるはずがない、と。近代法における裁判を受ける権利に唾を吐きかける。

ただし、15人の使徒は、都合の良い時だけ法を利用する。近代憲法における基本的権利としての学問の自由を根拠に、朴裕河免罪を主張する。そして、近代憲法における学問の自由を、学問ならば何でもあり、誹謗中傷の自由と読み替える。新聞や雑誌やTVやインターネットや街頭演説における名誉毀損不法行為となり、時に犯罪になるのはよい。しかし、書物による名誉毀損があったとしてもそれは自由である。ここでは学問の自由が、学問の特権、学者の特権と読み替えられているのだが、そんなことを指摘するのは狂信である。ただし、学問の自由にも一定の慎重さを要するとの見解もあるが(231頁、熊谷奈緒子)、それも一般論にすぎず、朴裕河を擁護する。預言者を擁護することだけが目的となっている。

(4) 第4の欠落:「解決策に関心がない」

慰安婦」問題について議論しているのだが、本書ではその解決策に関心が向けられることがない(ほとんどない)。国際法を否定し、国連人権機関からの解決勧告を無視する。

しかし、代替案は提示しない。アジア女性基金の積極的肯定(東郷和彦)、2015年12月の日韓合意の肯定(東郷和彦)、「平和の像(少女像)」への批判(本書各所)が明示されるが、それでは、慰安婦問題をいかに解決するべきか、には関心が向けられない。 法を否定し、国家権力を否定する仕草を続けながら、日本政府によるアジア女性基金政策を支持する態度しか示すことができない。こっそり権力に寄り添うことも忘れない。 使徒の関心が向けられるのは、あらゆる手段を用いて預言者を擁護することだから当然のことであり、これに疑問を抱くのはユダへの転落であり、暗澹たる汚点である。 中には、当事者を置き去りにしてはならないとの感想も示されるが(例えば82頁、中山大将)、そこから先を論じることはしない。 * 以上のように、本書では、周到な準備のもと細心の注意を払って編集方針を貫徹し、読者からいかなる誤読もされないように配慮している。 それゆえ、まともな研究者がやらないこと、やってはいけないことが満載である。 時間をかけて念入りに準備し、学問破壊の福音書として十全の内容を備えるように工夫したのである。

3.復活の日のために

 本書で15人の著者は何をしようとしたのか。それも具体的に、鮮やかに示されている。 聖なる15人の使徒は預言者を擁護するために立ち上がったのである。それでは、預言者を擁護するとはどういうことか。

イードが「石を投げている写真なるもの」(94頁)、水に落ちた犬に「石を投げる」エピソード(110頁、四方田犬彦)にはじまり、イスラエルパレスチナに注目を集める。 アーレントに言及したのも、やはりイスラエルパレスチナに注目を集めることにつながる。 予想通り、朴裕河は「民族の預言者」(264頁)であり、『帝国の慰安婦』は「十字架」(274頁)であり、すべては「イエスの受難」(274頁、以上の3つは天江喜久)であると続く使徒の合唱は、いよいよクライマックスに近づく。

感動に打ち震えながら、「もし彼女が精神を病んだり、自死したりしていれば、批判者たちはひとりの知識人の社会的声明のみならず、生存さえ奪った」(257頁、上野千鶴子)と、朴裕河の「死」を予言する欲望にかられた絶叫が響き渡る。「死」を、「死」を、という激烈な欲望である。 自分たちが何を言っているのかすらわからない恍惚状態で、「死」を、との叫びだけが反響する。

そして、「『預言者』はあたかも十字架を背負ってゴルゴダの丘を上がってゆくようである。嗚呼、学問の自由の代価はかくも重いのか! しかし、十字架の先にあるのは復活の希望である」(274頁、天江喜久)と、朴裕河を無理やりゴルゴダの丘に登らせる。 誠実なる使徒たちは、ひたすら「死」を願う敬虔な祈りをささげる。「死」への欲望が赤裸々に語られる。「死」こそすべてである。 なぜなら「復活の日」を待ち望むことこそ使徒の使命だからだ。

朴裕河氏の『英雄性』は、五年後、十年後にはいまと比較できないほど確固たるものとなっているだろう」(287頁、小倉紀蔵)。 かくして15人の使徒は「確固たる」意思と熱意と欲望で「死」を謳いあげ、「復活」を夢見る。 その日のために、15人の使徒は一切の疑念を断ち、ユダに転落することなく、預言者と心を重ね合わせながら、嬉々として最後の審判への苦難の途を歩むのである。

Posted by 前田朗 at 1:39 AM

ユニオンぼちぼち企画 「キャバ嬢でも、だれでも、労働法は通るんだよ!」

を ユニオンぼちぼち企画 「キャバ嬢でも、だれでも、労働法は通るんだよ!」

今週土曜日に開催します。

http://rootless.org/botiboti/blog/blog-entry-2482

もしよければ、ご参加いただけると嬉しいです。 イベント後は交流会も予定しています。

「久々に行ってみようかな?」というかたも、よろしくお願いいたします。

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2月24日(土)18:00~21:00 @下京いきいき市民活動センター集会室

キャバ嬢でも、だれでも、労働法は通るんだよ! ―キャバクラユニオン労働争議の実践からわかること―

私たちはこれまで、 目の前の人が抱える労働・貧困問題を、ともに変える実践をしてきました。 相手に対話すべきは対話することで。 相手と対峙すべきは対峙することで。

今回、東京からゲストを招いて、キャバクラユニオンの実践をお話いただきます。 ほかに、実際の争議現場の映像上映や、テーマに関連した各種の報告をします。

聞くだけではなく。 「どんなことができるかな?」を話せる交流会も予定しています。 ご参加いただければ幸いです。

○ゲストスピーカー○

田中みちこさん(キャバクラユニオン代表) キャバクラで働きながら、ユニオンの活動に従事。

バンド「新月灯花」ギター・ボーカルとして、 全国各地でライブをこなす。

○ぼちぼちからの報告○

「キャバクラ争議のこれまでと課題」 尾崎日菜子さん(執行委員長)

「介護労働者の現状から」 南守さん(執行委員、ケアワーカーズユニオン執行委員長)

外国人労働者に権利はあるの?」 平松マリアさん(執行委員、とよなか国際交流協会フィリピノ語スタッフ)

立命館大学労基法違反について」 高橋慎一さん(執行委員)

「知って得する労働・社会保険法のポイント」 橋本裕介さん(執行委員、社会保険労務士

参加費:無料 (カンパあればうれしいです)

場所:下京いきいき市民活動センター (京都市下京区上之町38) 交流会は終了後、 ぼちぼち京都事務所で予定しています (おわったらみんなで移動します。 300円ぐらい・持込歓迎!)

主催:ユニオンぼちぼち(関西非正規等労働組合

問い合わせ:masakila0423@gmail.com/080-9741-1240(ラボルテ)

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いいニュース2つ目  アリさんマーク争議、解決勝利!

皆さん、ごっ無沙汰していました。 色色々あって忙しくて、ようやく時間がとれる状態です。

またぼちぼちとブログも書いていきますが、学生さんのレポートの本とか、その他新しい本も書きたいので、今年はちょっと頑張らないとと思っていますが、まあたぶん、あんまり頑張れないだろうなあ。

山田編集長のうれしいニュースと、その前のもう一つのうれしいニュース。

「アリさんマークの引越社」争議が全面解決。 和解内容も組合側の要求に近いと推測できます。 ひどい奴のやりたい放題を阻止して、戦う当事者が勝ちました。 よかったー よかった、よかった レイバーネットTV91号 http://lntv.labornetjp.org/?m=201509

●「アリさんマークの引越社」争議が一括和解〜野村さんユニオンの専従職に

 2月13日、「アリさんマークの引越社」ではたらく野村泰弘さんを含む従業員ら計37人が、会社に対して、残業代の支払いや事故による弁償金の返還等を求めていた労働争議は、中央労働委員会にて、ついに一括和解した。野村さんがプレカリアートユニオンへ相談してから約3年。

長い道のりだった。 野村さんは、この日を契機に本名を明かした。 和解条項には、プレカリアートユニオンの組合員に対し、故意や重い過失がなければ弁償金の負担を求めない旨が明記された。

「アリさんマークの引越社」のグループ会社ではたらく同組合員に対して労働紛争の解決金を支払うことで和解した。和解金額は非公開だ。

会見で野村さんは、「労働者と使用者の力の差は歴然としている。是非、組合に入ってほしい。しっかりした労働環境を、自分の力で切り拓いてほしい」と語った。

野村さんは引越社関東を退社し、プレカリアートユニオンの専従職となるという。(土屋トカチ)

↓全文(動画準備中) http://www.labornetjp.org/news/2018/0215ari

人民新聞の山田編集長が釈放された!


人民新聞の山田編集長が釈放された!

人民新聞の山田編集長が釈放された! 嬉しい嬉しい嬉しいニュースだ! 今日の集会に行って初めて知った。

本人は潰されたり力を奪われたりしなかった! 新聞発行もとめられず、支援のネットワークも元気に拡大した

素敵なことだ まともなことだ

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https://jimmin.com/2018/02/16/山田編集長釈放される%ef%bc%81/

山田編集長釈放される! 特集記事, 速報2018年2月16日

本日、初公判ののち、山田編集長はぶじ保釈を勝ち取りました。 釈放時の模様です↓ https://twitter.com/jimminshimbun/status/964480486977421312 これまでのご支援ありがとうございました! 無罪判決と押収物の返還を求める取り組みが今後も続きます。 引き続きご注目をいただければ幸いです。

明日土曜の集会には本人も出席するとのことですので、ぜひご参加ください。 関西:2月17日(土)18時~ 場所:「小田地区会館3Fホール」(JR尼崎駅から南へ5分。尼崎市長洲本通1-15-38) 地図:http://www.city.amagasaki.hyogo.jp/…/institution/05_053.html (駅北側の「小田公民館」ではありません。間違えないようお願いします。)

スピーカー: ・木村真豊中市議会議員)「森友学園問題と人民新聞弾圧」

・ガリコ美恵子(イスラエル在住、人民新聞執筆者)「パレスチナに対するイスラエルの暴力、エルサレム首都承認問題を報告」 ・「どるめん」金成日さん(地元尼崎より):不正と闘う山田さんの過去映像など ・趙博(浪花の歌う巨人・パギやん)の歌

人民新聞社、オリオンの会から経過報告

・「関西生コン」への弾圧もさせない!西山直洋(全日建連帯労組関西地区)ほか

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西日本新聞 カード詐取事件で無罪主張 「人民新聞」の代表取締役

2018年02月16日 12時48分

 他人が使う目的を隠し、銀行からキャッシュカードをだまし取ったとして、詐欺罪に問われた「人民新聞」(大阪府茨木市)の代表取締役山田洋一被告(60)=兵庫県尼崎市=は16日、神戸地裁(川上宏裁判長)の初公判で、「第三者が使用したとしても私の意に従っている」として、無罪を主張した。  検察側は冒頭陳述で、1972年のイスラエルの空港乱射事件の殺人容疑で国際手配され、レバノン政治亡命している岡本公三容疑者への経済支援を続けていると指摘した。  被告は「逮捕、起訴の狙いは岡本氏への支援を阻止することで、裁判は茶番だ。支援は裁判中も判決後も続ける」と述べた。

慰安婦問題で、まともな新刊 『「慰安婦」問題と未来への責任』 

本の紹介と、その書評会の紹介

中野敏男・板垣竜太・金昌祿・岡本有佳・金富子 編 『「慰安婦」問題と未来への責任  日韓「合意」に抗して 』 大槻書店 2018年2月

書評会 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 刊行記念公開書評会    ◉日韓「合意」を再検証した書 「慰安婦」問題と未来への責任〜日韓「合意」に抗して

2018年2月24日(土)13:00~16:30(開場12:30) ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 【評者】

● 宮城晴美(沖縄近現代史ジェンダー史) ● 加藤圭木(朝鮮近現代史) ● 鵜飼哲 *予定(フランス文学・思想) 【韓国から特別報告】 金昌祿(法史学/慶北大学法学専門大学院教授) 執筆者●中野敏男 板垣竜太 吉見義明 金昌祿 岡本有佳 渡辺美奈 米山リサ 永井和 金富子 小野沢あかね 北原みのり 小山エミ テッサ・モーリス=スズキ 池田恵理子 李娜榮 梶村太一郎 永原陽子 梁澄子


 日韓両政府が発表した日韓「合意」(2015年)から2年。韓国で「被害者の意見が反映されなかった」という「合意」検証結果(2017年12月)が発表されて、「慰安婦」問題が再び注目されています。検証では「裏合意」まで明らかにされ、これを受けて文在寅大統領は、「合意」には「手続き的にも内容的にも重大欠陥」があったと認めました。日本のメディアは相変わらず「合意を順守すべき」などと安倍政権べったりの報道ですが、「慰安婦」問題はまたひとつの山場を迎えています。  本書は、日韓の識者が、日韓「合意」(第1章)と新旧の歴史修正主義(第2章)を徹底検証し、被害者の声を受けとめた解決と未来にむけて果たすべき責任(第3章)を探っています。  公開書評会では、沖縄から宮城晴美さんをお招きし、加藤圭木さん、鵜飼哲さん(予定)を評者とし、執筆者たち(一部)も参加して、本書と「慰安婦」問題の現在・未来について、思う存分に語りたいと思います。

資料代■500円(学生無料) 事前申込制■higashiasia2018@gmail.com       TEL080 9429 8739(近現代東アジア研究会)

会場■津田塾大学 千駄ヶ谷キャンパス・3階 SA305教室 http://www.tsuda.ac.jp/about/access/sendagaya.html JR総武線千駄ヶ谷」徒歩2分 都営大江戸線「国立競技場」A4出口徒歩2分 メトロ副都心線北参道」徒歩10分

主催■『「慰安婦」問題と未来への責任』編著者    津田塾大学国際関係研究所 近現代東アジア研究会 協賛■大月書店

【評者プロフィール】 ● 宮城晴美(沖縄近現代史ジェンダー史) 1949年沖縄県座間味村生まれ。雑誌編集者を経て那覇市役所で那覇女性史(前近代~現代。全3巻)編さんに携わる。定年退職後は、琉球大学等県内三大学でジェンダー論や沖縄近現代史などの講義を担当するかたわら、1994年から沖縄県編集委員として県史編さんに関わり、2016年、はじめて女性の視点で綴った通史『沖縄県史 女性史』(沖縄県教育委員会)を刊行する。単著に座間味島の「集団自決」を書いた『母の遺したもの』(高文研)、共著多数。

● 加藤圭木(朝鮮近現代史) 1983年生まれ。一橋大学専任講師。専門は朝鮮近現代史。主要著作『植民地期朝鮮の地域変容』(吉川弘文館、2017)、「日本の朝鮮侵略史と朝鮮人の主体性」(東京歴史科学研究会編『歴史を学ぶ人々のために』岩波書店、2017)、「「慰安婦」問題をめぐる法廷闘争」(歴史学研究会編『第四次現代歴史学の成果と課題3 歴史実践の現在』績文堂出版、2017)。吉見義明さんの名誉毀損訴訟の支援団体事務局長を務めた。

鵜飼哲 *予定(フランス文学・思想)  1955年東京都生まれ。現在、一橋大学大学院言語社会研究科教員。専攻はフランス文学・思想、ポスト植民地文化論など。著書に『原理主義とは何か』(共著1996)『償いのアルケオロジー』(1997)、『抵抗への招待』(1997)、『国民とは何か』(共編著、1998)、『応答する力』(2003) 、『主権のかなたで』(2008)、『ジャッキー・デリダの墓』(2014)など。

最新刊ご案内(2018年12月15日発売) ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 「慰安婦」問題と未来への責任 日韓「合意」に抗して ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

中野敏男・板垣竜太・金昌祿・岡本有佳・金富子 編

本体2,400円+税 46判上製312頁  978-4272-52109-8

執筆者一覧:中野敏男 板垣竜太 吉見義明 金昌禄 岡本有佳 渡辺美奈 米山リサ 永井和 金富子 小野沢あかね 北原みのり 小山エミ テッサ・モーリス=スズキ 池田恵理子 李娜榮 梶村太一郎 永原陽子 梁澄子

【主要目次】 序章 日本軍「慰安婦」問題でなお問われていること――「終わらせる合意」に抗して(中野敏男) 第Ⅰ部 「慰安婦」問題は終わらない――「解決」を問い直す  第1章 「慰安婦」問題の解決をめぐって――加害責任を問うことの意義(板垣竜太)  第2章 日韓「合意」の何が問題なのか(吉見義明)  第3章 「法的責任」の視点から見た二〇一五年「合意」(金昌禄)

 第4章 日韓のメディア比較――「合意」をめぐって何を伝え、何を伝えなかったのか(岡本有佳)  第5章 国連人権機関による日韓「合意」の評価―女性差別撤廃委員会を中心に(渡辺美奈)  コラム 「和解」という暴力――トランスパシフィック・クリティークの視点から(米山リサ) 第Ⅱ部  強まる「加害」の無化――新たな歴史修正主義に抗する  第6章 破綻しつつも、なお生き延びる「日本軍無実論」(永井和)

 第7章 『帝国の慰安婦』と消去される加害責任      ――日本の知識人・メディアの言説構造を中心に(金富子)  第8章 フェミニズム歴史修正主義に加担しないために      ――「慰安婦」被害証言とどう向き合うか(小野沢あかね)  コラム 声を上げた現代日本の被害者たち。その声に向き合うために(北原みのり)  第9章 アメリカで強まる保守系在米日系人・日本政府による歴史修正主義(小山エ)

 コラム 安倍政権と「慰安婦」問題――「想い出させない」力に抗して(テッサ・モーリス=スズキ) 第Ⅲ部 未来への責任――正義への終わりなき闘い  第10章 「慰安婦」問題を未来に引き継ぐ――女性国際戦犯法廷が提起したもの(池田恵理子)    第11章 未来志向的責任の継承としての日本軍「慰安婦」問題解決運動(李娜榮)  第12章 戦争犯罪への国家の謝罪とは何か――ドイツの歴史を心に刻む文化(梶村太一郎)  コラム マウマウ訴訟と「舞い込んだ文書群」(永原陽子)  第13章 サバイバーの闘いをどう受け継ぐのか(梁澄子)  ○「慰安婦」問題解決運動関連年表  ○証言集・テレビ/ラジオ番組・映像記録一覧  大月書店 TEL03-3813-4651 FAX03-3813-4656 http://www.otsukishoten.co.jp  ※お求めは書店または大月書店まで。

立命館大学の労基法違反

レポート読みや引っ越しやら加害者プログラムなんやらが重なりしばらくblogを書いたりはしない予定です。皆さん、風邪などひかぬよう。

ル=グウィンがなくなるとか、森友問題とか、相撲問題のバカらしさとかいろいろありますが、今回は、ユニオンぼちぼちなどが活動して立命館大学労基法違反が大きく注目されている記事の紹介

立命館大学労基法違反が記事に(『赤旗』)

http://rootless.org/botiboti/blog/blog-entry-2429

立命館大学労基法違反が記事に(『京都新聞』)

http://rootless.org/botiboti/blog/blog-entry-2416

経済評論家の三橋貴明がDVで逮捕される

2018年1月東京都港区、経済評論家の三橋貴明がDVで逮捕 f:id:hiroponkun:20180107230234p:plain

2018年1月、東京都港区で、経済評論家の三橋貴明(本名・中村貴司)(48)が妻を殴るなどしてけがをさせたため傷害の疑いで逮捕された。

 高輪署によると、逮捕容疑は2018年1月5日午後7~9時ごろ、自宅で10代の妻を転倒させて腕にかみついたり、顔を平手で殴ったりして約1週間のけがを負わせたというもの。口論が発端になったといい、妻が110番通報して発覚した。

三橋貴明容疑者はテレビや著述で有名だったが、いい加減なことを言う人物であった。2010年の参院選では、比例区自民党から出馬したが落選していた。

ユニオンぼちぼちなどが立命館大学に「授業担当講師」制度を廃止するよう要求

ユニオンぼちぼちと関西圏非常勤講師組合が 立命館大学に対して授業担当講師制度の廃止などを求めています。以下紹介します。 広めていただけたら助かります。よろしくお願いいたします。

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立命館大学は「授業担当講師」制度を廃止しろ!」

http://rootless.org/botiboti/blog/blog-entry-2381

私たちユニオンぼちぼち立命館分会が廃止を求めてきた立命館大学の「授業担当講師制度」は、無期転換を求める権利を不当に奪う制度であり非常に問題のあるものですが、その「就業規則」第9条3項(2)はさらにひどいものです。

(雇用期間および更新) 第9条 3 (2) 法人に期間の定めのある契約により雇用されていた者の雇用期間と締結しようとする授業担当講師としての雇用期間を通算した期間が5年を超えるとき。ただし、次条第2項第1号により雇用される者はこの限りではない。

関西圏大学非常勤講師組合に寄せられている相談事例などから、専門研究員と授業担当講師を合算して雇い止めを通告されているケースでは、専門研究員と兼業扱いになっていた非常勤講師が専門研究員終了時点で説明もなく授業担当講師に切り替えられ、「授業担当講師就業規則」第9条3項(2)が適用されて雇い止めにされるケースがあることが分かっています。

その結果、これまで従事してきた複数の立命館大学での非常勤講師として収入が大幅に減るだけではなく、科研費の共同研究者・申請者の資格を失い、研究者としても大きな損害を蒙ることになっています(大学は科研費番号を奪うことを予定していたにもかかわらず、同時に申請を強く要請していました)。これはそもそも授業担当講師制度が不法であるというだけではなく、立命館大学の研究者を養成する義務・取り組みの放棄でもあります。

このような実態に加え、第9条3項(2)には ・授業担当講師とは異なる職種の有期雇用契約も合算して5年で雇い止めを可能にするという点で、まさに改正労働契約法を脱法するものであること ・授業担当講師制度が導入されたのは2016年度であるが、それ以前にさかのぼって就業規則を適用し、雇止めを可能にしようとしていること ・「非常勤講師と同じ働き方をする授業担当講師の更新回数に上限を設けることは差別ではないか」という組合側の指摘に対して、立命館大学は「授業担当講師制度は全く新しい制度を導入するのであるから差別ではない」と回答したが、期間の定めのある契約で働いてきた期間を「通算」するとする就業規則は、この回答と矛盾していること といった問題があります。

そこで ・授業担当講師制度の廃止 ・「授業担当講師就業規則」第9条3項(2)の撤廃、及び同項を根拠とした雇止めは行わないこと(すでに通知したものに関しては撤回すること) を要求する団交申し入れを関西圏非常勤講師組合とともに行いました。

ご支援・ご注目下さい。

山口レイプもみ消し事件について  海外でも報道増える

リテラで、山口レイプもみ消し事件について新しい記事が出ました。

http://lite-ra.com/2018/01/post-3720.html

山口敬之準強姦事件を海外メディアが大々的に報道! NYTの直撃には山口がまたぞろ卑劣コメント –

本と雑誌のニュースサイト/リテラ

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慰安婦問題 事態が「誤りの修正」の方向に動き出した

2015年末に突如締結された「日韓合意」はひどいものだったが、ここにきてようやくその見直しが始まった。大統領を先頭に韓国全体ががその方向で動きだし、日韓合意に基づく韓国の財団も活動を停止し解散の方向だ。再交渉していかねば「最終的な解決」などありえない。 誤りは修正されねばならない。

なお日本政府は本気で謝罪していなかったので、反動的な対応をとっている。おかしなことだ。「謝ったやろ。蒸し返すな」と言ってまた怒っている。DV加害者の悪いパターンとおなじ。

ネット右翼も、「もう日本は約束を履行したから知らん!」「韓国の内政問題で、日本は関係ない」「いくら泣き付こうが、こっちは「合意履行!。」を、繰り返せば良い、これで突っぱねることができる」などといっている。 「反省したはずの国」の国民がこれだから、何も解決していない。最終的解決など全くしていないことがまた明白になっている。

以下関連情報の確認。

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日韓合意「全て誤り」文大統領、元慰安婦らに謝罪 毎日新聞2018年1月4日 19時59分(最終更新 1月4日 22時43分)

【ソウル米村耕一】韓国大統領府によると、文在寅(ムン・ジェイン)大統領は4日昼、元慰安婦8人や支援団体の関係者と懇談し、2015年の慰安婦問題に関する日韓両政府合意に関し「みなさんの意見を聞かず、意図に反する合意をしたことを大統領として謝罪する」と述べた。また、合意を「真実と正義の原則に反し、内容と手続きの全てが間違っていた」と強い調子で批判した。一方、一部の元慰安婦らが求める破棄や再交渉は、容易でないとの認識も示した。

 合意の取り扱いについて、韓国政府は康京和(カン・ギョンファ)外相直属の作業部会が昨年12月に公表した合意に批判的な検証結果を受け、今月初旬にも決定する。  文氏はこの日、午前中にソウル市内の病院に入院中の元慰安婦を見舞い、昼食会に臨んだ。合意に関しては「慰安婦問題が解決されたとは受け入れられない」と改めて主張した。

 一方、「両国間の公式な合意でもある」とも述べて重要性を指摘。病院を訪問した際にも「両国関係の中で(問題を)解いていくことは簡単ではない」と述べ、再交渉などは現実的には困難との認識も示した。

 昼食会に出席した元慰安婦李容洙(イ・ヨンス)さん(89)は日本の「公式謝罪と法的賠償」を求めた。

 康外相は4日に放送された韓国CBSラジオとのインタビューで、合意の破棄や再交渉について方針は決まっていないと強調した。 日本政府が抗議  日本政府は4日、文氏の発言に対し、ソウルの日本大使館を通じて韓国外務省に「合意を変更するなら日韓関係は管理できなくなる。断じて受け入れられない」と抗議した。

慰安婦検証報告書】日韓当局間の非公開やりとり <慰安婦合意「秘密交渉」 被害者意見「集約せず」> <韓国世論 朴氏罷免が「決定打」に> <河野外相「変更なら関係がマネージ不能に」>

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慰安婦財団理事長が辞意=事実上、活動停止か-韓国 2017年07月23日

日韓両政府の慰安婦問題をめぐる合意に基づいて設立された「和解・癒やし財団」の金兌玄理事長=2016年7月、ソウル(AFP=時事)  【ソウル時事】慰安婦問題をめぐる日韓政府間合意に基づき設立された韓国の「和解・癒やし財団」の金兌玄理事長が辞意を表明した。財団関係者が23日、明らかにした。創立1周年を迎える28日前後に正式発表される見込み。

 今年5月に発足した文在寅政権は日韓合意や財団に批判的で、財団の活動は事実上、停止状態になるとみられる。活動停止や解散を決めれば、財団を通じて慰安婦合意の履行を求める日本政府が反発するのは必至だ

 財団は昨年7月に発足し、金氏を理事長に選出。日本政府は合意に基づき10億円を拠出した。事業では合意の時点で存命していた元慰安婦47人に対し、1人当たり約1億ウォン(約1000万円)の現金支給を実施することになっており、これまでに36人が受け入れる意向を示した。また、死亡者199人には約2000万ウォン(約200万円)を支給することになっている。

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維新と吉本 利権・癒着つながりがあるらしい なさけない

以下のような情報を知りました。吉本芸人・芸能人が維新を応援するわけを報道情報などからまとめている。芸人も維新もどっちもなさけない。維新なんかに協力するということを自分の頭で考えて拒否しろよな。利権と癒着じゃないか。 小籔千豊など保守的なことwよく言っているし、小藪やたむらけんじなども都構想の頃から、維新応援してきていた。

http://mitumerukisiwada.seesaa.net/article/455781434.html たかひら正明と不屈の立憲主義、見つめる岸和田 吉本芸人がなぜ維新にへばりつくのかの、わかりやすい証拠。 これって癒着じゃね?

***** 以下、その一部を紹介しておく。 元の全部をぜひ見ておいてほしい。

毎日新聞情報 大阪府:万博指定管理者に吉本興業など9社の団体選ぶ - 毎日新聞 12月23日 00時36分 【藤顕一郎】 https://mainichi.jp/articles/20171223/k00/00m/040/056000c より  大阪府は、府立万国博覧会記念公園(同府吹田市)の指定管理者として、吉本興業など9社による団体を選んだと発表した。期間は来年10月から10年間。  吉本興業によると、能や歌舞伎といった伝統芸能を楽しめる催しの実施や、日本食レストランなど日本文化を体験できる施設の新設を計画している。また、同社所属のタレントやスポーツ選手によるイベント開催も検討する。

● 岸和田 山直中町だんぢり祭【公式】?@nakamachi_ymd 本日は新喜劇の方々が応援に来てくれました!!

素敵な新喜劇の方々

たむらけんじ橋下徹大阪市長に肩入れ 都構想否決でTwitter炎上 2015年5月18日 15時50分  http://news.livedoor.com/article/detail/10125299/

●2017年の堺市長選挙では、、吉本芸人が露骨に維新応援で堺入りしまくった 9/16「よしもと新喜劇で有名な池乃めだかさんが応援に駆けつけて下さいます!」 9/23「吉本興業坂田利夫さんが永藤ひできの応援に駆け付けてくれました!吉本興業さんはこの後も続々と応援に来て下さいます」

おかけんた氏や、シンクタンク小梶氏、新喜劇から池乃めだか、未知やすえ、宇都宮まき清水けんじの各氏といったメンバーが、そしてNMBからも卒業メンバーが、東京に住んでるのに、動員をかけられて応援に入っている。

  こんな歴史などを無視して、“安倍友”ならぬ維新応援団への癒着まみれの契約を、あからさまにやるのが維新スピリッツ!!だとよくわかる。

●大澤町の土砂搬出も、1ヶ月も間があったのに入札すらかけずに、松井府知事のトップダウン鴻池組に決めた事も含め、友達だけに優しいのは、安倍ちゃんの模倣犯か、手下を自認しているとしか考えられぬ!

大阪市は16日、市交通局のイベント計画で不適正な随意契約を結んで知人業者に800万円を支出したり、事業を受注した会社の役員と会食をしたりしたとして、藤本昌信交通局長(59)を減給10分の1(6カ月)の懲戒処分とした。減給処分で6カ月は最も重く、市は「不適正な契約と公金の支出で信用を失墜させた」としている。

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韓国の「日韓合意」検証結果に対して、日本軍「慰安婦」問題解決全国行動が声明を発表

韓国の慰安婦問題日韓合意の検証結果に関して、日本のメディアの大半が日本政府に同調するか追随する論調を表明している中で、国内の「慰安婦」支援団体はそれらを厳しく批判していることが分かる声明が出ました。

 日本軍「慰安婦」問題解決全国行動(略称:全国行動)の声明

 http://www.restoringhonor1000.info/

この団体は、2010年、日本軍「慰安婦」問題解決のために全国各地で活動してきた団体と 個人が集まって結成したネットワークです。 運動側の「基本のキ」が書かれています。よく知らない人はこの基本を素直に理解してほしいと思います。このっ首長の裏には膨大な議論や証拠があります。「性奴隷」という規定や「強制性」などもそうです。解決には何が必要かという話もそうです。

拡散をよろしく。 ************************* f:id:hiroponkun:20171231021058p:plain

【全国行動声明】

■□■ 韓国「日韓合意」検証結果に日本政府は真摯に応えよ      ~日本軍性奴隷被害者の尊厳と人権の回復を~ ■□■

韓国外相直属の日韓合意検証チームが12月27日、その検証結果を発表した。

1.被害者中心アプローチの欠如

検証チームは結論の第一項目で次のように述べている。

  戦時の女性の人権に関して国際社会の規範となっている被害者中心アプロー  チが慰安婦交渉の過程で十分に反映されず、一般的な外交懸案のようなやりとりに終始する交渉で合意がなされた。韓国政府は(中略)交渉過程で被害者の意見を充分に聴き取ることなく、政府の立場中心に合意を結んだ。今回のケースのように、被害者が受け入れない限り、政府間で慰安婦問題の『最終的・不可逆的解決』を宣言しても、問題は再燃せざるをえない。慰安婦問題のような歴史問題を、短期的な外交交渉や政治的妥協で解決することは難しい。長期的に価値と認識を広め、未来世代への歴史教育を並行して推進しなければならない。

妥当な結論が導かれている。ところが、これに対する日本のメディアの論調は、「問題の蒸し返し」「前政権の失政を強調したい現政権の思惑」といったもので、「問題が再燃せざるをえない」原因を的確に分析した検証結果を真摯に受け止めようとしていない。

2.非公開部分で「性奴隷」を封印

私たちは、2014年6月、8ヵ国の被害者と支援者の総意をまとめて「日本政府への提言」を発表し、あるべき解決の姿を示した。それは、何よりも事実を正しく認めることが重要で、その事実に基づく謝罪と、謝罪を担保する賠償をしなければならないという内容だった。しかし日韓合意で示された事実認定とお詫びは、河野談話以来、日本政府が何度か言及した用語を繰り返しただけのもので、被害者たちにとって真の謝罪として受け止められるものではなかった。

この度の検証を通して、日本政府が韓国政府に対し「今後『性奴隷』という単語を使用しないよう希望」し、「性奴隷が国際的に通用する用語である」として一旦は異を唱えた韓国政府が結局、これを受け入れていた事実が、非公開部分で明らかになった。

日本軍「慰安婦」の実態は性奴隷に他ならない。にもかかわらず、ことさらにこれを否定し、交渉の条件に掲げる姿勢は、まさに「正しい事実認定」をする気が全くないことを如実に示している。

事実を認めず、既存の表現以外は決して口にせず、お金を出すことで安倍首相が得ようとしたものは何か。「次の世代を謝罪の宿命から解放する」ということだろう。 そういうものを反省とは言わない。そういうものを謝罪と受け止めることはできない。 だから韓国の被害者と市民は怒ったのだ。さらに、その埒外に置かれたアジアの被害者たちが嘆き憤ったのである。このような「合意」を守ることで日本軍「慰安婦」問題に終止符を打つことは所詮無理だということが、検証の結論でも述べられているのである。

3.「不可逆的な謝罪」が「不可逆的な解決」に

検証結果は、「韓国側が第6回局長級協議で謝罪の不可逆性が必要と言及した直後に開かれた第1回高位級協議から、日本側が『最終的』の他に『不可逆的』解決を合わせて要求するようになった」と明かした。謝罪の後退を懸念した韓国側の申し出が、「問題を蒸し返さない」ことを担保するための用語にすり替えられていく過程は、つまびらかでない。

しかし問題は、ここにも「二度と謝罪はしない」という、安倍政権の強い意志が読み取れることだ。謝罪する理由も明示せず、これが最後、二度としないという固い意志をもってなされる「お詫び」が、果たして被害者に届くのだろうか。

「日本政府への提言」は、「『解決』とは、被害当事者が受け入れられる解決策が示された時にはじめて、その第一歩を踏み出すことができる」と述べている。 つまり、被害者の心を癒す事実認定、公式謝罪、賠償がおこなわれた上で、真相究明と再発防止のための教育活動等をおこなっていくことが誓われて初めて、解決のための第一歩を踏み出し、たゆまない努力を積み重ねて行くことこそが解決の道のりなのだと説いている。

「終わらせるため」の要求を被害国政府に突きつける日本政府の態度は、これに逆行するもので、そのような姿勢を当事者たちに見抜かれた結果が現在の状況を生んでいるということを、政府は肝に銘じるべきだ。

4.なすべきことは何か

検証結果が発表された翌日、韓国の文在寅大統領は「合意が両国首脳の追認を経た政府間の公式の約束だという負担にもかかわらず、私は大統領として、国民と共に、この合意で慰安婦問題は解決されえないことを、今一度、明確に述べます」と語った。そして、「被害者中心の解決と、国民と共にある外交という原則の下、早急に後続措置を取るよう」政府に指示した。

「合意」後、韓国では日本軍「慰安婦」問題解決のための運動が、より広範な若者層、市民層に広がっている。このような状態で「慰安婦」問題は「最終的・不可逆的に解決した」と言うことはできない。 前政権の誤りを正そうとする韓国政府の働きかけに、日本政府が真摯に応えるよう望む。 その際、そもそも被害当事者が受け入れられる解決策を提示する義務と責任は,加害国である日本政府にあるという原点に立ち返ることを強く求める。

日本軍「慰安婦」問題の解決は、「終わらせるための」お詫びやお金で実現できるものでないことを今一度訴えたい。日本軍「慰安婦」サバイバーたちが命がけで訴えた平和をめざして、人類の教訓として記憶・継承し、たゆまぬ真相究明を続けて行くことが、解決への道のりなのである。

2017年12月30日   日本軍「慰安婦」問題解決全国行動   共同代表  梁澄子 柴洋子

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