ソウルヨガ

主流秩序、DV,スピシン主義、フェミ、あれこれ

「牛乳石鹸」広告の何が問題かーー 問題とわからない人が怒っている。牛乳石鹸共進社が人権に鈍感であることがまたも示される

∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ 「牛乳石鹸 WEBムービー『与えるもの』篇」というのがあって、見たがひどい内容だった。

だから今一部で批判が出ているが、 それに対して反批判も多い。「別にいいじゃないか、いいCMだ」として、このCMに文句を言ううるさい女たちがおかしい、何でも男女平等とかいうおかしな状況になっている、といった反フェミの感覚が噴出している。

牛乳石鹸共進社は、このCMも、以下に示す2013年のパワハラ容認的ポスターも反省していないようだ。

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f:id:hiroponkun:20170819013552p:plain 私なりに今回のCMの内容にコメントしていく。

ゴミ出ししたり、妻に言われた買い物を素直にすることに何となく違和感を感じたように、父親がつぶやく。  「あの頃の親父とは、かけ離れた自分がいる。家族思いの優しいパパ、時代なのかもしれない。でも、それって正しいのか

ここで「正しいのか」とかなり批判的な意見を述べている。ゴミ出しとか何ら問題でないのに、事実上、男がいいなりになっているのは正しくないという主張になっている。

子供の誕生日なのでケーキとプレゼントをもってまっすぐに帰宅しないといけないのに、

上司に怒られた部下を慰める飲み会をしてしまう。妻に連絡も入れていない。そして夜遅く、少し酔って帰る。

「なんで飲んできたの」と妻に言われて、無表情的、つまり、怒りを押し殺した感じとあきらめの感じで相手にしないというニュアンスを出して黙って「風呂にはいってくる」という。妻は「まだ話おわってない・・・」と言っているのに無視。 

ここが非常にウザい対応でひどい。 自分勝手。DV的といえる。

男は風呂に入りながら、子供のころを思い出し、自分は親父の背中を洗ったシーンなど思い出して、 「親父が与えられたもの、おれは与えられてるのかなあ」と思う。つまり俺は尊敬されてない、子供や妻に感謝されてないという思いをもっている

この一連のシーンが大問題なのに、わかっていない人が多い。

チャンと妻や子供に「説明」しないで 我慢して 表面的で何も内容はないままーーーなぜ帰宅が遅れたかの話も、何が悪かったかもなくーーー風呂上りに一言「さっきはごめんね」というだけで、その表情はさえないままで、「さ、洗い流そう」というようになっていることが問題。

ケーキを食べればいいという話ではない。子供の寝る時間もあるし、風呂に入らないでもすぐに誕生日パーティーをするとか、「遅くなってごめんなー」とか言って、笑顔でがんばるべきところを、むすっとして風呂に入って、ようやくあとで、ハッピーバースデー。

なんて自分勝手な男だろう。

自分の気持ちばかり見て、相手のことを考えられない。自分は被害者意識いっぱい。でもそれを押し殺して、表面的におとなしくしている。その感じが家族に伝わる。妻はもやもやした感情抱えたまま。でも夫はそれを無視して何事もなかったかのように、「ちゃんと俺、やってるだろ」という態度をとる。我慢が見え見え。

ちゃんと話をせず、怒りの感じにおわせて風呂に行くのは非常に相手(妻)に攻撃的な態度であり、DV的と言える。 ここが分かるかどうかが、DVやパワハラ、人権というものにセンシティブかどうかの分かれ目。

ゴミ出しやらされる、言われたもの(子供の誕生日なので「帰りにケーキお願い」、メールで「プレゼントもお願い」と言われた)を買いに行かされる ・・おやじはこんなことしなかった。 やるせない、情けない、おかしい、でも表立ってはっきり言うとダメだから黙ろう、洗い流そうという感じをびんびん出した作品。

これが問題でないという感性こそ、問題だ。

問題の本質に向き合わずに、ただ「忘れる、洗い流す」という対処方法。だめだねえ。不満はあるが我慢というだけ。 で、しかもこのCM作っているということは、明確にフェミ的なことに反撃している。

CMには、今の状況認識がよく出ている。実は男女平等とか世間では言っているけどわかってないぜと批判している。男が仕事で頑張っていることわからないのかと批判している。部下のケアに付き合うとか大事なこともあるからそうそう帰れないんだよ、酒飲みのも仕事のうちなんだよ、遊びじゃないんだよ、そんなこともわからないのか、という思いがいっぱいのCM.。男/父親の状況ちゃんとわからずに、ゴミ出しや買い物言いつけさせられている、この現況、なんかおかしいぜ、お父さん頑張てってるよな、わかっているよー、と慰めあうCM。

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そんなCM製作者、およびこのCMにGOサインを出した牛乳石鹸共進社とおなじ感性の武田邦彦氏が以下のようにこのCM騒動に意見表明している。

問題がわかっていない典型例。暴論レベルの時代錯誤とジェンダー論の基礎素養のなさを露呈した意見。 武田の意見こそが、このCMのだめさを逆に証明してくれている

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なお、牛乳石鹸共進社は2013年にすでに  「さ、洗い流そ」という同じキャッチコピーで、

「今日も若手社員を泣かせてしまって。自責の念でいっぱいです」というポスターをつくっていた。 ぱわはらした上司が、内心では少し反省しているが実は何も行動も責任もとらず、ま、忘れましょ、気持ち切り替えましょ、という意味で、 「さ、洗い流そ」といっている。

この会社は、人権に鈍感ということで一貫性があるということ。

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主流秩序のみなおしのひとつ 米国女性誌編集長 「もうアンチエイジングという言葉を使わない」

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米国女性誌編集長が 「若さが美しいという考えを見直すべきなので、もうアンチエイジングという言葉を使わない」ということを宣言した。

これは美の秩序、若さ秩序、ジェンダー秩序を見直そうという動きの一つ。 しかし主流秩序を疑わない人は、その問題提起を深く受け止めないで今まで通り生きていくだろう。

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 米国の女性誌「アルーア(allure)」の編集長が2017年8月、「アンチエイジング(老化防止)という言葉はもう使わない」と同誌のウェブサイトで宣言した。同誌は美容特集などで知られる月刊誌。年齢を重ねることを否定的にとらえる米国の風潮や美容業界のあり方に、一石を投じた。

 同誌のミッシェル・リー編集長は「編集長からの手紙」と題した文章で、「アンチエイジングという言葉によって、『加齢とは戦わなくてはならないもの』というメッセージを強めている」と指摘。

ある年齢(35歳)から下り坂になるという考え方に疑問を投げかけ、「美しさとは若者だけのものではない。『彼女は年のわりにはきれいに見える』ではなく、ただ『彼女はすてきだ』と言ってみてほしい」と呼びかけた。

 最後は「一夜にして変わるわけではないが、まずは会話を変えることから始めてみよう」と結び、若く見せることに価値を置きがちなファッション業界や美容業界へ「再考」を促した。

 「アンチエイジング」という言葉は日本でも美容業界などで広く使われている。

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戦争拒否宣言のウーマン村本、田原総一朗氏に反論

村本の言うことに賛成。

戦争拒否宣言のウーマン村本、田原総一朗氏に反論

日刊スポーツ 20170817

http://www.msn.com/ja-jp/news/entertainment/%E6%88%A6%E4%BA%89%E6%8B%92%E5%90%A6%E5%AE%A3%E8%A8%80%E3%81%AE%E3%82%A6%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%B3%E6%9D%91%E6%9C%AC%E3%80%81%E7%94%B0%E5%8E%9F%E7%B7%8F%E4%B8%80%E6%9C%97%E6%B0%8F%E3%81%AB%E5%8F%8D%E8%AB%96/ar-AAqedRo?li=BBfTjut&ocid=spartandhp

日刊スポーツ新聞社

 戦争拒否宣言で物議をかもしているウーマンラッシュアワー村本大輔(36)が、ジャーナリスト田原総一朗氏(83)の「日本が攻められたら守らないといけない」との意見に反論した。  村本は終戦記念日の15日、ツイッターで「僕は国よりも自分のことが好きなので絶対に戦争が起きても行きません よろしく」と宣言し、賛否を呼んだ。

f:id:hiroponkun:20170817192937p:plain © 日刊スポーツ新聞社 ウーマンラッシュアワー村本大輔(2017年7月14日撮影)

 反対意見を持つネットユーザーと論争を繰り広げている村本。17日には、11日深夜放送のテレビ朝日系「朝まで生テレビ」でも安全保障について意見を戦わせた田原氏から「もしも日本が攻められたら守らないといけないと思う。

基本的人権があるから軍隊に入りたくない人は入らなくていい。だから自衛隊があり自衛隊に税金を払っている。僕は戦争を知る世代だから対話で解決出来れば1番良いと思ってます」とのツイートが改めて寄せられた。

 村本は「国のためになにもしたくないわけじゃありません。国に言われたら被災地にもいきます。税金上げられたら払います。でも国のために、自衛隊も一般人も誰の命もかけれません。自分の死は自分で選ぶものです。国が選ぶことではないと思ってます。僕は日本人の前に人生を自分のために生きる、人です」と主張。

さらに「あと、国を守るってことは、こっちも攻めるってことですよね。そしたら向こうもやり返す。相手の軍事力が完全にはわからない以上それが伸びると自衛隊だけじゃなく国民が徴兵される可能性があります」と指摘し、「徴兵っとか、国を守るって言い方より国のために殺されるっていい方にしたほうが想像しやすいです」とした。 ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞

「インスタ映え」と「陰キャ」の時代  

学生さんのレポートを読んでいて忙しいのでひとことだけ。

この数年、主流秩序、スクールカーストなどにからんで「陰キャ」にふれる学生が多く、この言葉が広がっていることを実感する。80年代?の「ネクラ」に近い。簡単に人をそのような程度で切り捨てる。主流秩序に無批判ゆえの言葉だ。多くの学生は、自分もそれを使ってきたが、主流秩序との絡みで、そういう切り捨て方がおかしいなと思うと書くような概念の一つだ。

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そしてもう一つの特徴が、SNSへの批判的な意見。 それはこのレポートが主流秩序に気づいた時点での反省的なものだから。

で、そこに出てくるのが「インスタ映え」ばかり考え、インスタなどに自分(たち)の幸せ自慢、楽しそう、リア充ぶり、を載せることの愚かさだ。

「いいね」の数を多くすることに躍起になること(底の浅い承認欲求)のむなしさや愚かさを書いている。(講義では承認欲求批判を伝えている)

自分もSNS依存、幸せ書き込みしていたが、そうした状況にいやになったというような人が多い。思い切ってSNSをやめたという人も数人いた。

少し主流秩序について考えるとそういうことが見えてくる。ある意味、頼もしい。

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ところが先ほどテレビ(ニュース23)で、まったく無批判的に「インスタ映え」するところに行き、「インスタ映え」する商品を買うひとたちを紹介していた。 「インスタ映え」を消費活動に利用する企業。この程度で喜んでいる人たち。

愚かしいことにこの番組の一人の若いスタッフが嬉しそうに自分の「インスタ熱中」を語り、番組はそれに無批判的。 その人は「いいね」が多いと承認されているようでうれしいとか言っててあきれた。

消費主義へ、少しでも考える、あるいは学ぶという姿勢がないのはどういうことか。

情けない時代だ。 もう少し主流秩序論的な視点で、世の中を考える人が増えてほしいなと思う。

米軍が最も恐れた男――瀬長亀次郎

映画「米軍が最も恐れた男 その名は、カメジロー」が沖縄でヒットしてるらしい。

瀬永亀次郎の半生を描いているという。

この映画の監督が元「ニュース23」のキャスターの佐古忠彦さん。この人もちろん、良くテレビで見ていた。この人がこんな活動をしているなんて知らなかったが、主流秩序に加担する程度になっているマスメディアから、もっと自由に本当に伝えたいことを思いっきり伝えようとして独立したのだろう。なかなか面白そうな人である。 以下に示す、佐古さんの過去の作品の集大成の映画のようだ。

この映画はぜひ見に行かなくてはと思う。 f:id:hiroponkun:20170817000550p:plain

以下の佐古さんの言葉には強く共感する。 「開廷前の集会で、演説する翁長知事を大声援で、県民が法廷に送り出す。沖縄のほかに、日本のどこにこんな光景があるだろうか。」

翁長知事は自民党だったが、人間として大きく変身し続けている人とおもう。

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●映画情報 戦後の米軍支配に立ち向かった故瀬長亀次郎さんを描いた映画「米軍が最も恐れた男 その名は、カメジロー」が8月12日から、那覇市桜坂劇場で先行上映される。監督は、TBS系の報道番組「筑紫哲也NEWS23」でキャスターを務めた佐古忠彦さん。

 2016年TBSテレビで放送されたドキュメンタリー番組に、追加取材や再編集を行って映画化。 「不屈」の精神で米軍統治下の圧政と闘ったカメジローさんの人生を通して沖縄の戦後史を描く。

 23日の慰霊の日に合わせて公開決定を発表した配給元の「彩プロ」は、「沖縄戦を起点に今につながる基地問題。本土復帰45年を経ても米軍基地が集中する中、沖縄の人々が声を上げ続ける原点は、瀬長亀次郎さんの生きざまにある」とし、映画をPRしている。

 沖縄先行公開後、8月26日から全国順次公開される。

◆関連情報 こんな映画もあった。 ●映画「カメジロー・沖縄の青春」

●記事 沖縄が全力で政権、アメリカに抵抗するのには歴史があり、理由があり、そこには正義がある❗ 2016-08-28 09:00:17

http://ameblo.jp/tiger-mask-fighter/entry-12194173219.html

そしてこの佐古監督が、これまでに以下のような作品をつくっていた。 以下のサイトで知った。 http://blog.goo.ne.jp/koube-69/e/e03daad1fec337916e6005773c9e1800

【動画】映画・ドキュメント=瀬長亀次郎 /TBS報道の魂 「米軍が最も恐れた男~あなたはカメジローをしっていますか?~」

普天間基地の移設をめぐり、国と沖縄県は再び法廷闘争に突入した。開廷前の集会で、演説する翁長知事を大声援で、県民が法廷に送り出す。沖縄のほかに、日本のどこにこんな光景があるだろうか。そして、一人の政治家と集まった県民を一体感、高揚感が包む光景は、多くの県民にとってかつての沖縄を髣髴させるものだった。

ある人はこう語る。「あの時代があったからこそ、いまがある」 あの時代とは、事件事故、婦女暴行などを繰り返し、沖縄住民の人権もかえりみなかった占領米軍の圧政に立ち向かった時代。その経験が、いまの姿に結びついているという。その闘いの先頭に立った政治家がいた。その人物の名は、瀬長亀次郎。

演説には毎回何万もの市民が駆けつけた。影響力を削ごうと米軍が投獄しても、市民の支持はさらに高まり、亀次郎は、その後那覇市長に当選。激化するソ連との冷戦の中で、「赤い市長」と亀次郎を恐れ、さまざまな圧力で追放を試みる米軍との攻防が始まった。

銃剣とブルドーザーによる土地強奪に向き合った土地闘争は島ぐるみ闘争になり、そして日本復帰運動に結びついていったが、それをリードしたのが亀次郎だった。 亀次郎と民衆の闘いを伝える資料館「不屈館」の館長を務める、亀次郎の次女は「父は沖縄を団結させるためにやっていた」と語る。

まさに、保守革新を超えたオール沖縄の原点といえる。

それから半世紀以上の時を経て、辺野古移設反対の民意に一向に向き合おうとしない政府と対峙する現代のリーダーに、県民たちもかつての亀次郎を重ね合わせる。

沖縄戦後の占領下で何が起き、亀次郎は、どう占領軍と対峙し、民衆はどう立ち上がり、復帰へ向かったのか、そして、その時代はいまの闘いにどう結びついているのか…瀬長亀次郎の姿を通して、数々の証言により沖縄戦後史を掘り起こしながら、現代の辺野古闘争に通じる沖縄とこの国の姿を浮き彫りにしていく。

戦争の実像と、つくられたイメージ

敗戦・終戦記念日がらみでNHKでいくつかのドキュメントをしていた。 奈良の鈴木さんも出ていた。樺太では戦後も戦わされた。あのインパール作戦のひどさもさらに明らかにされた。 どこでも軍、将校は庶民を守らず犠牲にした。病気や飢餓で死ぬのはほとんどが一般兵隊で幹部は生き延びた。玉砕しろ、最後まで戦え、自決しろと言いながら自分は戦わずに逃げたり投降し、生き延び戦後のうのうと生き続けた。 以下の朝日の記事では、戦争中の情報で、操作が行なわれていたという話。

文集は捏造、撮影前に目薬… 「誉れの子」いまの思いは 木村司、岩崎生之助 2017年8月16日04時08分 http://digital.asahi.com/articles/ASK864STBK86UTIL00Z.html?rm=426

八巻春夫さんが表紙を飾った1941年4月発行の「写真週報」。緊張した表情で皇后陛下からお菓子を受け取り、左ほおに一筋光るものがみえる

 日本兵父親が戦死したことで「誉れの子」と呼ばれた子どもたちがいた。全国各地で選抜され、東京・九段の靖国神社に参拝。「父との対面」は美談に仕立てられ、戦意高揚に利用された。戦後72年。普通に悲しむことを許されなかった遺児たちはいま、何を思うのか。(木村司、岩崎生之助)      ◇  丸刈り頭の少年が、口を一文字に結んでいる。ほおには一筋の「涙」が光る。  写真の少年は、小学5年の八巻春夫君。1938年、父が中国で戦死した。  父が祀(まつ)られた靖国神社参拝のため41年3月、日本兵の遺児代表として上京。皇后陛下から菓子を受け取った。その瞬間をとらえた写真は、内閣の情報局が発行した国策グラフ誌「写真週報」の表紙を飾り、「誉れの子」の象徴的存在になった。

 それから70年余り。少年は87歳になり、山梨県南アルプス市で暮らしている。  「お菓子をもらったときはなんとも言われない、感無量で、本当に涙が出ました。でも、撮影前、目薬をさされました」

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 カメラマンが密着取材し、巻頭特集も仕立てた。

 《おらあ、お父(と)うをおぶって帰ってくる》  山梨の自宅前で祖父母らに見送られるシーンの写真説明には、こんな言葉が添えられた。しかし、八巻さんに話した記憶はない。

 家を出て甲府駅へと向かう道の途中。峠にさしかかり、後ろの富士山を振り返っている写真。「登校のたびに通るこの峠道」と説明されているが、「このときに初めて行った場所」だった。写真説明は雄弁に続ける。「富士がけふは何(な)んとなく懐(なつか)しい。ふり返(か)へり、ふり返へり眺める富士の晴れ姿に春夫君の心は強く強く引きしまる」

 靖国神社での参拝。直後の写真には《玉砂利を踏んで帰る遺児たちの頰は喜びに紅潮し、足取りは軽い》とあるが、八巻さんはこう振り返る。

 「大鳥居をくぐって水で手を清めたのは覚えている。でも、何を拝んだのか、覚えていません。父に会えた、という気持ちもなかった」

 それでも、八巻さんにとって大切な思い出だという。「私が選ばれたのは、父だけでなく、母も、弟も亡くした、不幸な人間だったからでしょう。私のような子どもを、よくさがしてくれました」

 10代で一家の大黒柱を担わされた八巻さん。「お国のために活躍し、誇りだった」という父を恨む気持ちも、戦後になって芽生えた。靖国神社にはその後、行っていないが、主催者から贈られたアルバムは今も大切に保管している。      ◇

 靖国神社に参拝した遺児の感想文集が残っている。

 京都の57人分を収めた「社頭の感激」(恩賜(おんし)財団・軍人援護会京都府支部、41年発行)に、名前のある高田誠祐さん(87)は今も京都市で暮らしていた。

 《今日はいよいよなつかしい父に会へる日だと思ふとうれしさで胸が一つぱいです》 《この光栄の日を一生忘れず、宏大(こうだい)な皇恩に報ひ奉る為、立派な日本人となり父の志をつぎ、ちかつて忠孝の道を尽さうとかくごいたしてをります》

 記者が文集の写しを差し出すと、ルーペで目をこらし、きっぱり言った。

 「これ、捏造(ねつぞう)でっせ。大人が書いたんやろう」  参拝したことは鮮明に覚えている。遺児約60人と東京に向かい、寺で寝起きしながら参拝や式典をこなした。毎年夏には出雲大社島根県)などへの旅行に招待された。

 44年7月、愛知県の工場へ動員され、軍用機の翼を作った。その年も旅行の招待状が届いたが、遺児を手厚く支援する余裕は、戦況の悪化で失われていった。「辛抱してくれ」。引率の教師の言葉が耳に残る。      ◇

 戦後も、各地の遺児が集団で上京し、靖国神社に参拝していた時期があった。  田上洋子さん(77)=さいたま市=は中学入学直前の53年春、熊本県から数十人の遺児と列車で東京を目指した。母は黒い羽織で見送ってくれた。「神社にある大きな鏡に自分の姿を映すと、お父さんに守られているという思いがわいてきた」。地元に戻り、学校でそんな発表をした。  父が召集されたのは1歳のとき。2年半後の44年2月、マーシャル諸島で戦死。遺骨は帰らなかった。

 「『靖国の子』だから、後ろ指さされるようなことをしてはダメ」。戦後、母に何度も言われた。  だが、英霊や散華(さんげ)といった戦死を美化した言葉には、いつしかむなしさを覚えるようになった。「『名誉の戦死』と思わなければ遺族は救われなかったかもしれない。でも、父の死は、そんなきれいなものではない。むごいものです」

 父を知らない。それが何よりつらかった。自分も2人の子を育て、父が帰りたかったのは、ふるさとや家族のもとだったとわかる。15日正午、南の島にいる父を思って黙禱(もくとう)を捧げた。

■「国家指導者の思想が子どもたちの心に内面化されてしまった」

 遺児たちの靖国神社集団参拝は、日中戦争が激化した39年から43年まで続いた。陸海軍大臣の訓話を聞く式典もあった。  「感激性強く而(しか)も指導者の指導を無批判に受(うけ)入れる年配を選んだ」。参拝事業を進めた軍人援護会発行の冊子には、陸軍少将のそんな解説がある。新聞や雑誌、ラジオは参拝の模様を「遺児、靖国で父と再会」と美談にして報じた。

 遺児約2千人分の感想文を分析した学習院大学の斉藤利彦教授(教育史)によると、年1回の参拝事業への参加者は計約1万8千人。国民の戦意を高揚させ、総力戦態勢をつくる狙いがあったとみられる。「父親を失った悲しみすら素直に持たせてもらえない。国家指導者の思想が子どもたちの心に内面化されてしまった」  戦後は、52年の講和条約発効で日本が独立を回復して以降、県や遺族団体などが主催した遺児集団参拝が50年代を中心に行われた。

「高慢と偏見」

高慢と偏見

「100分de名著」でみたが、「高慢と偏見」が面白い話とは思えなかった。

高慢と偏見』(Pride and Prejudice)は、ジェーン・オースティンの長編小説。

紹介 18世紀末から19世紀初頭のイギリスの片田舎を舞台として、女性の結婚事情と、誤解と偏見から起こる恋のすれ違いを描いた恋愛小説。精緻を極めた人物描写と軽妙なストーリー展開で、オースティンの著作の中でも傑作と名高い。

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誰が〈表現の自由〉を殺すのか:ニコンサロン「慰安婦」写真展中止事件と裁判判決から考える

誰が〈表現の自由〉を殺すのか:ニコンサロン「慰安婦」写真展中止事件と裁判判決から考える

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9/9(土)誰が〈表現の自由〉を殺すのか:ニコンサロン「慰安婦」写真展中止事件と裁判判決から考える 9/30〜10/10 安世鴻写真展「重重:消せない痕跡Ⅱ写真展〜アジアの日本軍性奴隷被害女性たち」

以下、詳細です。

誰が〈表現の自由〉を殺すのか

ニコンサロン「慰安婦」写真展中止事件と裁判判決から考える

 ニコンサロン「慰安婦」写真展中止事件から5年。写真家・安世鴻さんが世界的カメラメーカーのニコンを訴えていた裁判で東京地方裁判所は、2015年12月、勝訴判決を言い渡しました。3年のわたる裁判闘争の過程では、ニコンが抗議を恐れて中止決定に至った具体的経過や、ネット上の抗議行動が「表現の自由」に与えた影響などが明らかになりました。  「慰安婦」問題、表現の自由、企業の社会的責任、「炎上」と「自粛」、排外主義……日本社会が直面するさまざまな課題について、この事件と裁判はきわめて大きな教訓を示しています。  事件・裁判の経過を記録し、判決の意義を多角的に論じた2冊の本『誰が〈表現の自由〉を殺しかのか』、『《自粛社会》をのりこえる』が同時に出版されることになりました。 

 この機会に、事件と裁判を振り返りながら、安倍第2次政権以降、増え続ける「表現の自由」への侵害、「自粛」にどう抗うのか、みなさんと一緒に考えたいと思います。ぜひご参加ください。

2017年9月9日(土)14:30~17:30(開場14:00) 在日本韓国YMCA地下1階 スペースY  参加費:1,000円(学生・非正規500円)

<シンポジウム> ◆コーディネーター:李春熙(弁護士) ◆パネラー: 「表現の自由」を実現する企業の責任:東澤靖 (弁護士/明治学院大学教授) 「慰安婦」の記憶を巡る闘い:池田恵理子(女たちの戦争と平和資料館(wam)館長)  検閲と沈黙に抗うために:小倉利丸(富山県立近代美術館検閲訴訟元原告)   ◇特別発言:安世鴻(写真家/ニコン事件裁判元原告) *目でみる<表現の不自由>スライド上映

◆問合せ:jjteninfo@gmail.com ○主催:教えてニコンさん! ニコン慰安婦」写真展中止事件裁判支援の会&実行委員会 ○協賛:御茶の水書房

パネラー紹介 ◆東澤靖:弁護士、明治学院大学教授。アジア太平洋弁護士協会(LAWASIA)人権セクション共同議長。主な著書「国際刑事裁判所と人権保障」、「正しいビジネスー世界が取り組む『多国籍企業と人権』の課題」(訳書)など。 ◆池田恵理子:アクティブ・ミュージアム「女たちの戦争と平和資料館」(wam)館長。元NHKディレクター。共著に『NHKが危ない!』(あけび書房)、『日本軍「慰安婦」問題、すべての疑問に答えます。』(合同出版)など。

◆小倉利丸:元富山大学教員。著書に『カルチャークラッシュ』(社会評論社)、『絶望のユートピア』(桂書房)、編著『富山県立近代美術館問題・全記録 ―裁かれた天皇コラージュ』(桂書房)など。ブログ「ne plu kapitalismo 」に検閲批判などを執筆中。

◆李春熙:弁護士。ニコンサロン「慰安婦」写真展中止事件弁護団。著書(共著)に、『Q&A新・韓国家族法』(日本加除出版)、『ヘイトスピーチはどこまで規制できるか』(影書房)など。

◆安世鴻:写真家として約20年、韓国以外にも東ティモールインドネシアや、東アジアなどの国で日本軍性奴隷被害女性たちを取材している。被害者の正義と平和のための写真展と被害者支援のための重重プロジェクトを進行中。著者に『重重 中国に残された朝鮮人日本軍「慰安婦」の物語』(大月書店)など。

———–【近刊案内】1 ——-当日会場では特別価格で販売します!——————– 『誰が〈表現の自由〉を殺すのか ——ニコンサロン「慰安婦」写真展中止事件裁判の記録』 安世鴻、李春熙、岡本有佳 責任編集 2017年9月刊 A5判280頁予 カラー8頁 御茶の水書房

[主な内容] ◉李春熙:ドキュメント・ニコンサロン「慰安婦」写真展中止事件 ◉安世鴻:「表現の自由」、力をあわせれば守れる ◉板垣竜太:レイシズムと〈反日〉攻撃のなかで表現の場をつくりだすこ ◉金富子:「表現の自由」と「慰安婦」問題 ◉小倉利丸:「写真/検閲/ナショナリズム」 ○裁判資料収録:訴状、原告陳述書、意見書、判決書、本人尋問調書(原告、被告) *表現の不自由をめぐる年表

———–【近刊案内】2 ——-当日会場では特別価格で販売します!——————– 岩波ブックレット973 『《自粛社会》をのりこえる ——「慰安婦」写真展中止事件と「表現の自由」』 安世鴻・李春熙・岡本有佳編  A5判80頁 本体620円

[主な内容] ◉李春熙「表現はどのように消されていくのか―ニコンサロン写真展中止事件から見えるもの」 ◉表現者・被写体・鑑賞者、三者の権利を守るたたかい 写真展中止事件から五年、安世鴻さんに聞く ◉赤川次郎・石原燃・岡本有佳・北原みのり・仁藤夢乃・西谷修・宮下紘 *表現の不自由をめぐる年表 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

安世鴻 最新写真展開催決定!

重重:消せない痕跡Ⅱ写真展

―アジアの日本軍性奴隷被害女性たち

■9/30(土)〜10/9(月・祝)12:00〜19:00 会期中無休 ■セッションハウス 2階ガーデン(東京・神楽坂) ■入場無料■平日:作家によるギャラリートーク(無料) ■9/31,10/7,8:トークイベント(有料)あり。 問合せ:ianfu@juju-project.net

【写真展のためのご支援よろしくお願いします】 ●賛同カンパのお願い:郵便振替00830-5-136108、 加入者名:重重プロジェクト

クラウドファンディング開始しました!  キャンペーンをシェアしてください! https://motion-gallery.net/projects/juju2017

——転送ここまで————–

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「月曜日の朝、スカートを切られた」という曲

「欅坂46」の「月曜日の朝、スカートを切られた」という曲がひどいという署名があります。 「秋元康の悪徳商売反対」ということには賛成なのですが、実際にこの曲を聞くと、必ずしもこの犯罪を軽視・容認していたり、拡大させたりするものではないように思いました。今の社会の状況への批判もあり、いい面もあると思いました。

署名活動をしている人の主張は、自分が被害にあったことがあり、聞いて嫌だった、たくさん傷ついている人がいる中でこんな曲を出すのは不謹慎だ、被害者に辛いものだ、この曲のせいでこのような犯罪が増えるかもしれないということで、確かに被害にあった人など、この表題を聞くだけで苦しい人はいるかとは思いました。

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ただ、内容の評価は、上記したようなものなので、 HKT48の「アインシュタインよりディアナ・アグロン」が、歌詞の内容そのものが女性差別的でひどかったことに比べれば、作品の批判すべき程度として違いがあると思いました。

サイレントマジョリティ」という曲はまあまあいいと思います。

涙は出ないけれど

苦しい人が言っていた。

涙は出ないけど、こころは泣きじゃくっている。

いやがらせにあってる気がするので、外に出られない。

生きがいがない。

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手術する子供。何度も何度も。

がんばれ。

かげで思う

神様、もう、あとはいいことだらけにしてやれよと思う。

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日食なつこ

日食なつこ 

水流のロック http://www.bing.com/videos/search?q=%e6%97%a5%e9%a3%9f%e3%81%aa%e3%81%a4%e3%81

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ヒユーマン   %93&view=detail&mid=E4F0D69BDEB145162A53E4F0D69BDEB145162A53&FORM=VIRE

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事前協議の録音・資料が発覚:森友・加計学園問題は終わりでなく、真実解明の可能性。隠蔽などありえない。

●決定的な証拠が出ているのに、幕引きは許されない。 森友学園問題で以下の記事を書いた。

2017-08-01 森友問題:財務省側が1億3千万円にしたいといっている録音が公開された http://hiroponkun.hatenablog.com/entry/2017/08/01/163614

その追加と整理。

●事前すり合わせが発覚 佐川が虚偽

近畿財務局は森友側にいくらまでなら支払えるかと尋ねるなど、具体的な金額のすり合わせをしていた。10年分割払いも近畿財務局から持ちかけていたことが判明した。 籠池泰典前理事長と妻・諄子氏が、国との売買交渉時に地中のごみを理由に損害賠償をほのめかし、「0円で買いたい」と要求していたことが分かった。籠池容疑者側は、損害賠償や安倍首相の妻である昭恵氏の名前もチラつかせていた。これに対し、国側は土地改良の費用1億3000万円にはできないなどと示し、最終的に売却額は1億3400万円となった。 これを裏付ける、文書メモや録音が出てきた。

財務省の佐川宣寿理財局長(当時)は2017年3月15日の衆院財務金融委員会で、「価格を提示したことも、先方からいくらで買いたいと希望があったこともない」「10年の分割払いは森友学園側から出た話」と答弁していたので、完全な虚偽だったことが判明した。

●FNN(「グッディ」)で紹介された追加録音データ

池田靖・国有財産統括官が籠池夫婦と地土地の価格交渉をしている2016年5月下旬ごろの会話記録(音声データ②)に加えて、3月ごろのものも出てきた(音声データ①)。 その内容 池田靖・国有財産統括官「今後の対応をどうするかということをご相談させていただきたい」 籠池「反省してるの?」(ゴミが出てきてそれを埋め戻せとしてきたこととか土地売買が遅れて学校の開校も遅れているいることなどを指していると思われる) 池田靖・国有財産統括官「僕ですか?」

籠池「反省してないんだったら「わはそんあつもりはありません」で終わっちゃうんだけど?民間企業なら頭下げて『申し訳ございませんでした』っていうやつよ!」 大阪航空局職員「今回出てきた産業廃棄物というのは、国のほうに瑕疵があることが判断されますので、その撤去については国のほうでやりたい」

籠池妻「工期が遅れたことに対する損害賠償もする!」

つまりごみが出てきたことで価格交渉を有利に進めようとしているということ。

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そして5月の音声データ①のほう

籠池妻「もうかえって!」「あんたらのためにホンマに損害賠償や」と泣き落とし絶叫など

このあと、池田靖・国有財産統括官との話し合いの音声データ②は5月あたりのもの。先日のブログで紹介したもの。

そこで籠池側はゼロ円にしたいといい、国側はできるだけ安くする努力はしているが1億3000万円ほどにしたいと価格交渉。実際のごみ撤去費用のことは調べないとも伝えている。籠池妻は「損害賠償」を口にしている。

この額が出てきたということは、土地の価格9億5600万円として、籠池に1億3000万で売ることを先に決めて、つじつま合わせのためにごみ撤去費用は、その差額9億5600万円―1億3400万=8億2200万 と近い数字にしたということ。

●メモも出てきた

森友学園への国有地売却問題を巡り、国側と森友側が事前に価格交渉を行っていたことをうかがわせるメモが新たに見つかった。 2016年3月30日に、籠池夫妻と当時の弁護士、設計会社、施工会社が打ち合わせた。 地中から新たに出てきたごみについて、国側とどう交渉を進めていくか話し合われていたが、大阪航空局、近畿財務局と金額などを打ち合わせていたことをうかがわせる内容があった。

メモには「国賠請求をしない条件として、評価額を下げる方向を向いている」「航空局も同意」と、国側が事前の価格交渉に応じ、低い価格での売却に前向きだったことをうかがわせる内容がある。

さらに「航空局、財務局、彼らのストーリー。調査ではわからなかった内容で瑕疵(かし)を見つけていくことで価値を下げていきたい」「9メートルの深さまで何か出てくるという報告をするよう、財務局から森友学園側に言われている」と、 国の担当者が国有地をより低い価格で売るための欠点を探していたと読みとれる記述もある。

麻生財務大臣・石井大臣は次のようにいって逃げている。 「この話はすでに検察の方にいっちゃっていますので、私どもとして今の段階でどうこうするつもりはありません」 石井国土交通大臣:「(Q.(きのう、安倍総理がおわびしたが)国土交通省の対応に変更はないか?)捜査中ということもあり、コメントは控えさせて頂きたい」

NHKの事前協議があったという情報

ついに財務省関係からもリークが始まったのか。 NHKは、価格交渉の経緯の一部を「関係者への取材」によって明らかにした。 3月24日、財務局と学園の協議が行われ、その協議の場で、当時の籠池氏の弁護士が財務局に買い取りを初めて打診。そして、その際に学園側と財務局側双方から、具体的な金額が出された。

財務局の担当者は「いくらまでなら支払えるのか」と、学園側に購入可能な金額の上限を尋ねた

籠池氏の弁護士は、財務状況から約1億6000万円と答えた。 すると、財務局の担当者は、国が土壌工事で約1億3200万円を負担する予定だとして、これを上回る金額が必要だと説明した

この協議から6日後の3月30日、異例にも、財務局はゴミの撤去費用の見積もりを、国有地を管理する大阪航空局に依頼し、値引額が約8億2000万に決まった。それによって、売却額が1億3400万円となった。

原則一括払いの国有地売買契約で、森友学園の場合は異例の10年分割払いになっていたことについても、財務局からの提案だった。分割払いは2017年6月1日に財務局が売買契約書の案に盛り込んで学園側に提案していた。これにより、学園側は実質的に月額賃貸料の半額で購入代金の分割月払いが可能になった。

●経緯

2016年3月に籠池氏が「国の考えとしてごみを場内処分すればいいという案がある」ことを知る 2016年3月11日、籠池氏が国・財務省に建設予定地に大量のごみがあることを伝える。 3月12日 籠池氏が昭恵夫人に「(ゴミが出たために)これで学校ができなくなります」となきつく。 2016年3月14日 鴻池事務所に財務省との面会要請。 同日、財務局と航空局の職員が現地訪問し、「9.9メートルのくい掘削工事で廃材などが発見された」と報告。 2016年3月15日に、鴻池事務所の仲介で籠池夫婦が財務省理財局の田村嘉啓・国有財産審理室長と面会(埋め戻しはおかしいという批判や昭恵夫人の名や財務局田村室長が「貸付することが特例」といった認識をしていた録音記録あり。)「棟上げ式に、昭恵夫人がもちを撒きに来ることになっている。」と発言、それに対して近畿財務局は「これ(国有地の売買交渉)は近畿財務局で・・本日の夕方までに・・」と発言。 面会後に、近畿財務局などの対応がスムーズなものに変わったと籠池が証言。 ◆池田靖・国有財産統括官との話し合いの音声データ①はこのあたりのもの。そこで籠池妻は「損害賠償」を口にしている。

2016年3月24日、籠池氏が土地購入を正式に申し入れ(9日前までは貸付の話だったのに、急きょ土地購入の話になったということは裏で話し合いがなされたということ) 3月24日、財務局と学園の協議が行われ、その協議の場で、当時の籠池氏の弁護士が財務局に買い取りを初めて打診。そして、その際に学園側と財務局側双方から、具体的な金額が出された。

3月30日に、籠池夫妻と当時の弁護士、設計会社、施工会社が打ち合わせをした。そのメモが残っている。そこには国側との交渉をしていること、どういう理由をつけて土地を安く売買できるかが書かれている。 2016年3月30日 財務局の職員が現地で廃棄物を「確認」(実は写真などを見て説明をうのみしただけ) 2016年3月30日 異例にも、財務局が国有地を管理する大阪航空局にゴミ撤去と地盤改良の見積もりを「約2週間で作成を」と依頼(国は独自調査をせず森友のデータで計算がすすめられる)

2016年4月6日 埋蔵物撤去費用1億3000万円、を国が新年度すぐに支払う(籠池が昭恵夫人要望で求めていたこと) 2016年4月8日―10日 設計業者と森友学園弁護士が対応を相談 提出を求められたボーリング調査結果について、設計業者は「約3メートル以深には廃棄物がない」「敷地全体でも無いであろうと推測できる」、「じゃあ、そんなに(金額を)引けないですよね……という正論で負けてしまいそうな感じがしてなりません」 それを受け、弁護士は、ボーリングの調査結果図を国側に提出することを見送るよう提案。 設計業者は「今回ボーリング調査に関する資料は抹消いたしました」と報告

2016年4月14日に大阪航空局から見積もりが提出された。 2016年4月15日 財務局が不動産鑑定士に資料をつけて鑑定を依頼(→5月30日) 2016年度~ 大阪府の私学の認可権限を 教育庁 に移す。

◆池田靖・国有財産統括官との話し合いの音声データ②は5月あたりのもの。そこで籠池側はゼロ円にしたいといい、国側はできるだけ安くする努力はしているが1億3000万円ほどにしたいと価格交渉。実際のごみ撤去費用のことは調べないとも伝えている。籠池妻は「損害賠償」を口にしている。

2016年5月30日 近畿財務局が依頼した不動産鑑定士が更地価格を9億5600万円、ゴミ撤去費用を引いて1億3400万円と査定。この時、財務局がごみ撤去費8億1900万円に加え、高層建築を想定した地盤改良費約5億円も差し引くよう求めていた。つまりとにかく理屈をつけて売却価格が低くなるように鑑定士に圧力をかけた。鑑定士もそこを忖度して、(学園の小学校は低層の2階建て一部3階建ての設計で着工済みだったので)高層建築用対策は入れないものの、結果的に1億3400万円とするように更地価格を決定。 2016年6月6日 森友の弁護士から籠池氏へ「内緒にしててほしいといわれてますが、局長の異動があるらしく、今の局長の間に処理したいとのことです。焦る必要はないですが急ぎましょう」というメールが届いた。 つまり局長が変わる前にこの怪しい土地売買を終了しましょう(新しい人だとこの特別取引ができなくなるかもしれない)という趣旨の情報が財務局から森友側に伝えられていた、森友側と財務局側が水面下で調整している共犯関係であることがわかるもの。 2016年6月20日に、近畿財務局が8億1900万円という大幅値下げの1億3400万円でこくゆうちを売却する(売買10年契約)(籠池が昭恵夫人要望で求めていたこと)。籠池氏は昭恵夫人に「土地を買い取らせていただきました。ありがとうございました」と報告。

∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ ∞∞∞ ●国家戦略特区に基づく獣医学部新設をめぐり、学校法人「加計学園」が事業者に決まる2か月前の去年11月、山本地方創生担当大臣が日本獣医師会の幹部に対して、加計学園獣医学部新設を決めたことを伝えたとする内容の面会記録が日本獣医師会に残されていた。

去年11月17日に日本獣医師会の本部で山本大臣が藏内勇夫会長ら4人の幹部と面会した。 この中で、山本大臣は「獣医師が不足している地域に限って獣医学部を新設することになった。今治市が土地で36億円のほか積立金から50億円、愛媛県が25億円を負担し、残りは加計学園の負担となった。四国は感染症に係る水際対策ができていなかったので新設することになった」と述べたと記されている。

これに対して、藏内会長は「獣医師の数は国も含めて調査してきたが足りている。今、大学を作ることは流れに逆行する。大学を作ることには賛成はできない」と述べた。

獣医師会の幹部によりますと、この面会は山本大臣側からの申し入れで行われ、冒頭に山本大臣は「誠に申し訳ない」と陳謝したうえで新設を認めた経緯を説明した。

日本獣医師会の幹部は「この文書は面会に同席した幹部が直後に作成したもので、出席者全員で内容を確認している」と話している。

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NHK番組改ざん事件(2001年)からふりかえる企画

以下の企画いいと思います。安倍こそがこの改ざんに介入したものです。

今だから問う 日本のメディアと 「慰安婦」問題 〜NHK番組改ざん事件(2001年)から現在まで〜  

16年前の2001年1月に放映されたNHK番組「問われる戦時性暴力」。その前年2000年12月に開廷した「日本軍性奴隷制を裁く女性国際戦犯法廷」(以下、法廷)を取り上げるはずの同番組は、無惨にも改ざんされていました。番組は、法廷を伝えず、元「慰安婦」女性の被害証言や元兵士の加害証言をカットし、法廷を高く評価したコメンテーターの発言をゆがめ、法廷を否定し被害女性を冒涜する発言を入れました。

 法廷の主催団体VAWW-NETジャパン(VAWW RACの前身)と松井やより(初代代表)は、「沈黙すれば、権力に迎合する自主規制を許すことになる」と同年7月にNHKなどを提訴しました。裁判では、番組デスクの内部告発などにより、NHK上層部が政府高官の「意図を忖度(そんたく)」(高裁判決文)したこと、つまり政治介入が改ざんを引き起こしたことが明らかになりました。

 そして2017年。「安倍一強」体制下で、メディアの権力への「忖度」がますます強まるなか、〈少女像〉をめぐるNHK番組などでも似たことが繰り返されました。  今回の総会シンポジウムでは、基調講演にNHK番組改ざん事件を熟知する板垣竜太さんを、パネラーに同番組デスクだった長井暁さん、法廷実行委員だった池田恵理子さん、〈少女像〉NHK番組を検証した岡本有佳さんを招き、メディアと権力と関係について、「慰安婦」問題に焦点をあてて、「今だから」こそ問い直したいと思います。ぜひご参加ください。

★日時:2017年9月16日(土) 13:30開始(13:00開場)

★場所:韓国YMCA 9階ホール  *最寄駅:JR水道橋駅,地下鉄神保町駅      ☆資料代:1000円(会員割引あり)

  【シンポジウム】           :金富子(VAWW RAC共同代表、コーディネーター)    ◎基調講演:板垣竜太(同志社大学教員、メキキネット)     :いま振り返るNHK番組改ざん事件(2001年)と政治介入       〜権力の意向を「忖度」するメディア〜

  ◇VAWW RACメッセージ(西野瑠美子+田場祥子):NHK番組改ざん事件の原告として闘って

  ◆長井暁(元NHKプロデューサー、現非常勤講師):元NHK番組デスクとして「今だから」語る

  ◆池田恵理子(元NHKディレクター、wam館長)       :「慰安婦」問題をめぐる日本のメディア〜NHK番組改ざん事件から現在まで〜

  ◆岡本有佳(Fight for Justice運営委員)       :メディアの現在を問う〜NHK番組「韓国 加熱する“少女像”問題」を中心に〜

主催:「戦争と女性への暴力」リサーチ・アクションセンター(VAWW RAC) *問い合わせ:tel/fax:03-3818-5903 e-mail:vawwrac@vawwrac.org

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映画『サーミの血』

映画『サーミの血』(スウェーデンノルウェーデンマーク 2016年)を見た。なかなかよかった。A評価。

北欧の北、ラップランド地方でトナカイとともに暮らす先住民サーミ人は、長らく差別されてきた。1930年代のスウェーデンで、サーミ人は差別されていた。その時代に、そこで生まれ育った少女がどう生きていったか。彼女は差別に甘んじたくなかった。だがではどうするのか、何ができるのか。その必死の生き様が切ない。

監督・脚本がサーミ人の血を引くアマンダ・シュ-ネル。 f:id:hiroponkun:20170804192821j:plain

それにしても列島民族として見下す当時のスウェーデン人はひどい。学問と称して標本のような扱い。同じ人間とみていない。

だがそのありようは黒人を見下す白人と同じ。 部落民を見下す非部落民と同じ。 沖縄を切り捨てる本土人と同じ。 性的少数者を見ない多数派と同じ。

差別が強い中で、整形したり金儲けしたり、学力をつけたりして、のし上がろうとする人がいるのも、いつの時代も同じ。 名誉白人になろうとする黒人はいた。 部落出身であることを隠して生きている人もいた。 内面・内心から黒人であることや部落民であることを恥じる人さえいた。少なくとも、皆の前ではそうふるまうことで自分を守る人もいた。

厳しい現実の前で、そういう選択をした人たちがいたように、当時のスウェーデンでも、サーミ人であることを隠して生きる人もいた。サーミ人は馬鹿だと自らいう人もいた。

そして少なからぬ人がみずからのサーミ語を捨ててスウェーデン人になってったのだ。 捨てさせられたともいえる。 国は同化政策を進めた。サーミ人を集めて、サーミ語を使わせず、スウェーデン人としての教養を注入した。ただし、劣等民族だからとして高等教育には優秀でも進学させなかった。動物を扱うように、スウェーデン人の先生は生徒をあつかった。

アイヌ民族、沖縄民族に日本人がしてきたように。 侵略占領した植民地で日本語教育をして日本の名前に変えさせたように。 ゲイやトランスの人に、「普通」「ストレート」「異性愛」になるように強制した様に。

トナカイと暮らす少女は自分の名前を捨てて、クリスティーナという名で都会に出て生き抜く道を選んだ。親や姉妹、故郷を捨てて。 f:id:hiroponkun:20170804192913j:plain

この物語は、ありのままの自分を誇るのではなく、自分を押し殺して生きていく、という話だ。 それは主流秩序に合わせて生きていくということ。

女性の中には、自分はフェミニストだと公言して生きるのではなく、 ジェンダー秩序にあわせて「私はフェミニストではないです」といって世の中に媚びていくひとがいる。むしろ多数だ。 そのように、生き延び方は主流秩序と戦わずに生きるという道がある。

だが、主流秩序と戦うとか外れる道もあるのだ。

だが当時の北欧において、主流秩序と戦う道など、幼い少女にはわからなかった。ただやみくもに走るしかなかった。その愚かな、むちゃな、挑戦には心が痛む。金も人脈も知識も経験も年齢も学歴も何もかもがない。ただ、この故郷を離れるしかない。細い細い糸にすがるしかなかった。

ぎりぎりで手を伸ばしたのが、ダンス場で出会ったスウェーデン人の青年。 だがその親は「サーミ人にかかわるな」という。一瞬、サーミ人という枠を超えかけた青年は、簡単に主流秩序に負けて彼女の手を離す。

絶望。それでも主人公は故郷で身の丈(差別されるサーミ人、おとなしく下を向いて目立たないように生きる)に合った生き方をしていこうという、ある種の主流秩序に合わせる道を選ばない。

また故郷でも、差別をなくしていく活動という、自分の誇りを捨てずに、主流秩序に対抗するみちも困難ながらあるのだがそれも選ばない。そんな高度な道が彼女には見えなかった。 ただお父さんの遺品である銀のベルトという唯一の財産を使って都会に出ていくことしか考えられなかった。

それにしいても当時のスウェーデン人は学問(人類学)という名で観察物としてサーミ人にひどいことをしていた。強制的に骨格のサイズを測り、裸にして写真を撮る。なぜそれをするのかという質問を無視して。

今でもそうした差別視点は標本採集という視点とか参与観察とか、あらゆるところに残っている。

1930年代のサーミ人の物語は、今の社会の私たちの、主流秩序へのスタンスを私たちに問いかける。 クリスティーナはある意味負けたが、挑戦はした。ただ田舎で下を向いたままではいたくなかった。よく頑張ったと思う。 そして最後に、妹に許しを請う。

それも人生だ。 私たちはその上に生きていかねばならない。

クリスティーナと同じ負けを繰り返さないように、生きられるなら生きていきましょう。

●この映画は、関東では9月16日からアップリンク渋谷などで、 関西では9月23日からテアトル梅田で上映予定です。

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佐川国税庁長官(前理財局長)の罷免を求める1万人署名運動

佐川国税庁長官(前理財局長)の罷免を求める1万人署名運動というのがあります。

これはぜひ広めたらいいですね。1万人と言わずに100万人ぐらいにしたいものです。

http://sinkan.cocolog-nifty.com/blog/2017/07/1-2e8c.html

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2017年7月31日 (月) 佐川国税庁長官(前理財局長)の罷免を求める1万人署名運動にご協力ください。 佐川国税庁長官(前理財局長)の罷免を求める1万人署名運動にご協力ください。                 森友・加計問題の幕引きを許さない市民の会 皆さま 私たち「森友・加計問題の幕引きを許さない市民の会」は今日8月1日から、標記のような署名運動を始めました。  署名用紙は、 http://bit.ly/2ub1F8W をダウンロードしてご覧のうえ、お使いください。

■署名運動のポイント■ 国税庁長官の任命権者である麻生財務大臣宛に次のことを申し入れるというものです。  日本国憲法第15条第2項が「すべて公務員は、全体の奉仕者であって、一部の 奉仕者ではない」と定めた公務員の適格性を著しく欠く佐川宣寿国税庁長官を直ちに罷免すること

■なぜ佐川氏の罷免要求をするのか?■  下記の署名用紙に3つの理由を挙げていますので、ご覧ください。

■なぜ今、罷免要求なのか?■  *真相を隠したウソの国会答弁は許されない! 7月25日以降のNHKほかの報道により、佐川氏が国会で虚偽答弁をしたことが明らかになりました。(詳しくは署名用紙の(1)をご覧ください。)  *トカゲのしっぽ切りは許されない! 籠池夫妻を逮捕、取り調べるだけで国有財産を不当な格安で売却した近畿財務局の違法行為、そうした行為の証拠となる交渉記録を廃棄した行為をかばい続けた佐川氏を糾さないまま、佐川氏を、国民の納税財産を預かる国税庁長官にとどめるのはカゲのしっぽ切りであり、許されません。

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■署名の方法は?■  *署名の集約日は8月14日です。署名は次のいずれかでお送りください。 用紙の郵送:〒134-0083 江戸川中葛西五郵便局局留 視聴者コミュニティ  渡邉 力 宛  *ネット署名:下記URLの<以下はネット署名です>のところに記入して「送信」をクリックしてください。メッセージもお願いします。 ネット署名フォームの短縮URLhttp://bit.ly/2uCtQkK です。 *この署名に関するお問い合わせは次へお願いします。    E・メール:moritomosimin@yahoo.co.jp  お急ぎの場合は、電話:070-4326-2199(10時~20時) へお願いします。

国政と国有財産を私物化した政府、近畿財務局を必死にかばい続けた佐川前理財局長に対する私たち主権者の怒りの声を結集しましょう!

                                                                                      2017年8月1日

財務大臣 麻生太郎 様 佐川宣寿国税庁長官(前財務省理財局長)の罷免を求める要望署名 森友・加計問題の幕引きを許さない市民の会

池住義憲(元立教大学大学院特任教授)/太田啓子(弁護士)/丘修三(児童文学作家)/きどのりこ(児童文学作家)/小林和子(『週刊金曜日』編集長)/笹井明子(老人党リアルグループ「護憲+」管理人)/佐々木江利子(児童文学作家)/杉浦ひとみ(弁護士)/醍醐聰(東京大学名誉教授)/武井由起子(弁護士)/那須正幹(児童文学作家)/根本仁(元NHKディレクター)/藤田高景(村山談話を継承し発展させる会・理事長)/湯山哲守(元京都大学教員・NHKを監視・激励する視聴者コミュニティ)/ 渡辺眞知子(キリスト者政治連盟) (1)近畿財務局が格安価格で国有財産を森友学園に売却した問題を審議した国会で佐川宣寿前理財局長(現国税庁長官)は、森友学園側とあらかじめ具体的な金額を出して交渉したことはないと答弁してきました。また、10年の分割払いは森友学園側から出た話と答弁してきました。しかし、7月25日以降、NHKなどが伝えた報道から、近畿財務局は森友側にいくらまでなら支払えるかと尋ねるなど、具体的な金額のすり合わせをしていた事実が明らかになりました。また、10年分割払いも近畿財務局から持ちかけていたことが判明しました。こうした事実は、佐川氏が国会で虚偽答弁をしたことを意味します。 (2)佐川氏は売買契約の成立を以て事案は終了したので、交渉記録は廃棄したと答弁しました。しかし、10年分割払い、買戻し特約付きの売却である以上、売買契約が成立しただけでは事案は終了しません。また、売買契約に至る交渉記録を本当に廃棄したのであれば、行政機関の意思決定に至る過程を合理的に跡付け、検証できるよう、軽微な事案を除いて、文書を作成し、保存しなければならないと定めた「公文書管理法」第4条、第6条に背く行為です。 (3)佐川氏は、ゴミの撤去に充てる費用として鑑定価格から値引きされた8億2000万円が本当にゴミ撤去のために使われたかどうかは契約が成立した後のことであり、確認する必要はないと強弁しました。このように国有財産の不当廉売を放免した佐川氏を、あろうことか、国民に納税を促す国税庁長官に任命するのは許されない人事です。 そこで、私たちは国税庁長官の任命権者である貴職に対し、次のことを申し入れます。

                              申し入れ

日本国憲法第15条第2項が「すべて公務員は、全体の奉仕者であって、一部の奉仕者ではない」と定めた公務員の適格性を著しく欠く佐川宣寿国税庁長官を直ちに罷免すること 私は上記の申し入れに賛同し、署名します。 氏 名 住  所 *取扱団体(                      ) *署名の集約日は8月14日です。署名は次のいずれかでお送りください。

用紙の郵送:〒134-0083 江戸川中葛西五郵便局局留 視聴者コミュニティ 渡邉 力 宛  この署名用紙のダウンロードは→ http://bit.ly/2ub1F8W からできます。 *ネット署名は下記URLの<以下はネット署名です>のところに記入して「送信」をクリックしてください。 メッセージもお願いします。(ネット署名フォームの短縮URLhttp://bit.ly/2uCtQkK です。) *この署名に関するお問い合わせは次へお願いします。   E・メール:moritomosimin@yahoo.co.jp お急ぎの場合は、電話:070-4326-2199(10時~20時)


(参考) 佐川国税庁長官(前理財局長)の罷免を求める1万人署名運動、今日からスタート: 醍醐聰のブログ http://sdaigo.cocolog-nifty.com/blog/2017/08/1-7f28.html